子供に電動歯ブラシを使ってみたいけどどうやって使ったらいいの?

子供の歯磨きや口腔内ケアは、子供の歯を虫歯にしないために、とても重要なことですよね。小さなうちは、自分でうまく磨けなかったり、仕上げ磨きも嫌がってうまくいかなかったりと、子供の歯磨きの悩みはつきません。

子供の歯ブラシで特に大切なことは“磨いているか”ではなく、いかに“磨けているか”です。

そんな時、子供用の電動歯ブラシを使ったら、子供でも簡単に歯の汚れを落とせるのではないかと考えたことはありませんか?

そこで今回は、電動歯ブラシの必要性と使い方、幼少期からの手磨きの重要性をお伝えします。

子供に電動歯ブラシは必要なのか?

基本的に歯ブラシの目的は、歯の汚れをとることなので、しっかり汚れがとれていれば、子どもに電動歯ブラシを使っても手磨き用歯ブラシを使っても、どちらでも良いと感じるでしょう。

それならば、機能的な電動歯ブラシの方がキレイになるのではないかと思う方が多いのも現状です。

しかし、多くの歯科医院では子どもには電動歯ブラシよりも手磨きによるブラッシングを推奨しています。これには様々な理由とそれぞれの歯科医師による見解が関係しています。

では、その理由とはいったい何なのか?まずは歯磨きの目的から見ていきましょう。

歯磨きの目的

幼少期の歯磨きは、歯の汚れを取る目的以外にも、手磨きによるブラッシングを行うことで、基盤となるブラッシング方法を獲得していく時期でもあります。

幼少期のブラッシングでは、子供自身が行う「自分磨き」と、大人が行ってあげる「仕上げ磨き」を併用して行います。自分磨きではブラッシングの習慣と磨き方を学んでいきます。また、仕上げ磨きでは、正しいブラッシングの感覚と汚れの除去、親子の触れ合いなどを目的としています。一本ずつ歯を丁寧に磨く習慣を幼少期に学ぶことで、大人になっても歯の汚れをしっかり落としていけるようになるのです。

つまり、基本的に子供に電動歯ブラシは必要なく、どうしても電動歯ブラシを使用したい場合には、手用歯ブラシをきちんと使ったうえで補助的に電動歯ブラシを使用していくと良いでしょう。

子供用の電動歯ブラシの特徴

子供用の電動歯ブラシは、大人用の電動歯ブラシより、子供にも優しい設計をしています。例えば、歯ブラシの先が小さめにできていたり、ブラッシングのタイマー機能やヘッドの固い部分がやわらかなラバー素材になっているものもあります。

また、子供自身が磨く自分磨きに適している歯ブラシや、大人が持ち行う仕上げ磨きに適している歯ブラシなどもあります。各メーカーによって、子供用の歯ブラシの概念が異なるので、子供用の記載があってもそれが、子供が自分で使える歯ブラシなのか、大人が子供に用いる歯ブラシなのかをよく考えてから購入するようにしましょう。

電動歯ブラシの種類と使い方

電動歯ブラシの使い方

電動歯ブラシの使い方は、その種類により異なります。

アシスト型の音波ブラシなどは振動が弱く、振動だけでは汚れを落としきることができません。手磨き同様、電動歯ブラシを動かして磨く必要があります。

アシスト型以外の電動歯ブラシ、特に超音波歯ブラシは動かさず磨きたい歯面にブラシを当てるだけで音波水流がキレイに汚れを取り除いてくれます。逆に動かしてしまうとうまく汚れが落ちなくなってしまうので、磨き方の違いに注意して使用しましょう。

種類別のおすすめの電動歯ブラシ

また、電動歯ブラシの種類は、大きく分けると3種類に分けられます。

高速運動の電動歯ブラシ、音波式歯ブラシ、超音波式歯ブラシです。

高速運動の電動歯ブラシ

高速運動の電動歯ブラシは、機械の力でヘッドの先を高速運動させることで、歯の表面についた汚れを落としていきます。

ブラウンPROシリーズはヘッドの部分が丸くなっているのが特徴で、子供用の電動歯ブラシではないのですが、PROシリーズの“やわらかクリーンモード”で柔らかめを選択し、使用すれば3歳から使用が可能です。

円形のブラシがくるくると回転し、汚れを落としてくれます。

音波系の歯ブラシについて

音波歯ブラシと超音波歯ブラシはどちらも音波の力で汚れを落としていきます。音波ブラシよりも、超音波歯ブラシの方がより多くの振動数により、汚れを除去できます。

独自の円形形状で歯と歯肉の汚れもキレイに落ちます。

音波式歯ブラシ

音波ブラシでは、ミニマムのハピカなどが自分磨き用の音波はブラシになります。単三電池1本で動き、値段も安価です。

振動もやわらかで、変身シールが付いていたり、キャラクターものも販売されているので電動歯ブラシを子供に使用する入り口としてはよさそうです。

仕上げみがき用の音波ブラシでは、ポケットドルツ(アシスト型)などがあります。ライトが付くので歯の内側でもしっかりと見えて、磨き残しも少なそうです。こちらのシリーズには6歳以上でしたら、自分磨き用もありますのでチェックしてみましょう。

また、音波歯ブラシにはアシスト型があり、振動数が少ないため子供でも磨きやすいのですが、通常の電動歯ブラシの磨き方では、汚れの除去率が低くなってしまうため。手磨きでの方法を用いりながら磨いていく必要がありますので、購入時にはアシスト型かどうかも確認すると良いでしょう。

超音波式歯ブラシ

超音波歯ブラシはフィリップスのソニッケアーキッズがあります。超音波歯ブラシはソニッケアーにしかない電動歯ブラシです。ソニッケアーキッズは音波水流で優しく汚れを除去してくれます。

また、子供が楽しく歯磨きに取りくめるように、無料の歯磨きアプリも提供しているようです。Bluetoothを搭載しているので毎日の歯磨きをアプリに記録したりもできるようです。

電動歯ブラシを購入する時には、誰がどんなふうにどういう使い方で使用していくのかを明確にしてから、それにあった電動歯ブラシを選択するようにしましょう。

手磨きでのブラッシングはなぜ重要なの?

電動歯ブラシは多機能で汚れの除去率も高いものが多く、自分で手を動かして一本ずつ磨いていくよりも、電動歯ブラシは細かく振動してくれるので、決して悪いものではありません。しかし、幼少期はそれ以上に手磨きでのブラッシングに意味があるのです。

子供にはなぜ電動歯ブラシよりも、手磨きの方がよいのか?

電動歯ブラシは基本的に自分の手を動かさず、歯と歯肉の間に斜め45度にあてて汚れを落としていきます。この他に噛む面や歯の裏側、歯の表面なども磨かなければならないので、ブラシを上手にあてるのはかなり難しいと言えるでしょう。

さらに、電動歯ブラシの振動を制御しながら歯面にあて続けるという事も子供にはかなり難しいのです。つまり、良い性能を持った電動歯ブラシを使っても、磨いている気になっているだけで、実は磨けていないという事が実際にあるのです。

加えて、子供は歯ブラシが苦手だという子が多く、電動歯ブラシの振動を嫌がってしまい、さらに歯ブラシをするという事自体が恐怖につながってしまったというケースもあります。

その反面、手磨きは一本一本ゆっくりと磨く事が出来ます。また、子供が自分で磨ける喜びや、正しく磨いてもらった時の強さや動かし方の感覚を養うことができます。

大切な時期だからこそ、小さなお子様の歯磨きはできるだけ手磨き用の歯ブラシで、磨き方や磨く感覚を実際に体験させてあげながら進めてみましょう。

それでも不安な方は歯科医の指導の元、電動歯ブラシを併用していくと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は子供の電動歯ブラシの必要性と使い方、幼少期からの手磨きの重要性についてお話しました。

子供用の電動歯ブラシを使ってみたいけど、使い方が分からないという人はまず、電動歯ブラシが子供にとってどのくらい必要なものなのか知ることから始めてみましょう。

そして、子供用の電動歯ブラシの種類や使い方を知ったうえで、もう一度手磨きの重要性についても考えてみる事が大切です。

そうする事で、子供が正しいブラッシング方法を習得することができ、さらに電動歯ブラシの良さを理解して併用できれば、健康的な口腔内を維持していくことができるでしょう。

子供用の電動歯ブラシを使ってみたいけど、使い方が分からないという方は、是非今回の記事を参考にしてみて下さいね。

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