あなたは今、一歳半頃の子供のひどい夜泣きについて、悩んでいませんか?
例えば、昼間はちゃんと公園に連れて行くなどして疲れているはずなのに、夜中に何度も泣いて起きたり、一度起きるとなかなか泣き止まなかったりしていませんか?
それだけではなく、ご近所に迷惑なのではないかと心配したり、すでに苦情を言われてしまったりして、疲れ果ててしまっているのではないでしょうか?
そこで今回は、一歳半頃の子供のひどい夜泣きにお悩みの人のために、原因と対策をお伝えします。
目次
一歳半の夜泣きの原因
そもそもなぜ夜泣きをするのかというと、まだ眠ることが上手にできないからです。
子供も大人と同じように深い眠りと浅い眠りを繰り返して眠っています。
浅い眠りから深い眠りに変わるときに、上手に切り替えることができずに起きてしまい、本当は眠いので不機嫌になり泣いてしまいます。
その切り替わりは一晩に何度も訪れるので、毎回起きてしまえば一晩に何度も夜泣きをするということになります。
それから脳の発達にも原因があると言われています。子供の脳はものすごいスピードで発達しています。起きているときにあった出来事を、寝ている間も脳は動いて処理しているのです。
そのため何か怖いことやびっくりすることがあると、思い出して泣いてしまうこともあります。でも恐怖や驚きなどの感情も、脳の発達にいい刺激を与えてくれるものです。
夜泣きをしてしまうからと、その感情を体験する機会を取り除いてしまう必要はありません。
さらにどこか体調が悪いときにも夜泣きをします。鼻水が出ていると息がしにくくて苦しかったり、お熱があったりしないかみてみましょう。
他にも、あせもができたり、虫に刺されたりしたのがかゆくて泣いていることもあります。見た目ではわかりませんが、子供がとても痛がって泣くときは中耳炎の可能性があります。
耳が痛いと言えない場合は、耳を押さえたり、「みみ、みみ」と言ったりして何かのアピールをすることがあります。
もしかして中耳炎かな?と思ったら耳の後ろを冷やしてあげましょう。翌朝落ち着いていても、小児科や耳鼻科を受診しましょう。
一歳半の夜泣き解消対策その1 ドライブに出かける
アパートやマンションにお住まいだったり、一戸建てでも隣の家とかなり近かったりすると、ご近所に迷惑をかけているのでは?と不安な人もいると思います。
そういうときはできるだけ早く泣き止ませたいですよね?
車があって、運転できる人におすすめなのが、ドライブにでかけてしまうことです。子供は車や電車などの乗り物に乗ると、急におとなしくなって寝てしまうことがよくありますよね?
乗り物の振動が心地よくて、ついつい眠ってしまいます。泣き止まないときは、チャイルドシートに乗せて、ドライブに出かけると意外とあっさり寝てくれますよ!
ドライブできない人は、夜風にあたるだけでも泣き止むことがあります。
ベビーカーや抱っこひもに入れて、少しお散歩してみるのも心地よい振動が伝わるので、眠りやすくなります。ただ外で大泣きしていると部屋にいるよりも響くので、少し落ち着いた頃がおすすめです。
ドライブが難しい場合、バランスボールを使って寝かしつける方法もあります。バランスボールの揺れ心地よく眠ってくれます。具体的には、次の動画を参考に頂くと分かり安いので、ご覧ください。
一歳半の夜泣き解消対策その2 断乳・卒乳をしてみる
まだ授乳している場合は、断乳や卒乳を考えてもいいかもしれません。特に添い乳で寝かしつけて、夜中に泣いたらすぐおっぱいをあげていると、なかなかまとまった睡眠をとってくれません。
睡眠の切り替えのたびに、おっぱいを欲しがるくせがついてしまいます。
しばらくは大変ですが、夜中に泣いたら背中に抱っこをしたり、起こして遊んだりしておっぱいをあげるのをやめましょう。
寝かしつけも抱っこで寝かせてから、布団に置くなどします。断乳に挑戦している間、ママはなかなか睡眠がとれなくなります。
できるだけまとまった休みの期間や、パパが手伝ってくれそうな時期にするといいですね!のどが渇いて泣くこともあるので、先に麦茶やお水を飲ませてから寝かしつけてもよいでしょう。
一歳半の夜泣き解消対策その3 ママが寝ることを諦める
どうしても泣き止んでくれない、または泣き止むけど寝かしつけようとするとまた泣いてしまうことがあります。
そういうときママは何で寝てくれないの?どうして泣くの?と心身共に疲れてイライラしてしまうかもしれません。
そうなったら、もういっそ寝るのを諦めてしまいましょう。
開き直って夜中だろうが早朝だろうが起きて遊んじゃえ!くらいの気持ちを持つことがポイントです。
寝ることを諦めると、泣いていても寝てくれなくてもあまり気にならなくなります。ママがイライラしていないと、いつの間にか子供も泣き止んだり、遊んだりしてくれます。
1~2時間遊ぶとまた寝てくれます。一緒に眠れそうなら寝てもいいですし、眠れそうもなければ貴重な自分の時間ができます。
でもこれが毎晩続くと、ママが疲れてしまいます。パパのお休みの前日は起きるのをパパに代わってもらうとか、昼間連れ出してもらってお昼寝するなどして、体を休める時間を作って下さいね!
一歳半の夜泣き解消対策その4 一度目を覚まさせる
夜泣きで起きてしまった子供をそのまま寝かしつけようとしても、なかなか寝てくれないうえにさらにぐずってしまうことがあります。
上手に寝入れなくて泣いているので、電気をつけて完全に起こしてみると泣き止むことがあります。
目を覚まさせて、おもちゃで遊んだり、絵本を読んであげたりしてみましょう。泣き止んで落ち着いたら、また部屋を暗くして寝かしつけると寝てくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回、一歳半児の夜泣きの原因と対策についてお話しました。
一歳半頃の子供は睡眠の切り替えがまだ上手にできません。
上手に眠れないので夜泣きをしてしまいます。夜泣きで起きてしまったら、まずは電気をつけて一回起こしてしまうと泣き止みやすいです。
それからまだ授乳していたら、断乳を考えてもいい時期かもしれません。どうしても泣き止まないときは、寝るのを諦めてしまうという方法もあります。
開き直ってママの心の平穏を優先したほうがいい結果を出すことがあります。
どうしても寝かしつけたい場合は、ドライブに出たり、散歩にでたりして心地よい振動を与えてみるとよいでしょう。
一歳頃の子供のひどい夜泣きにお悩みの方は、是非試してみて下さいね。