横須賀の走水海岸は、東京湾に出入りする大型船や、天気の良い日は富士山を眺めることが出来る遠浅の穏やかな海岸です。
名水が湧き出る走水海岸は、実は絶好の潮干狩りスポットとして人気なんです。でも、わざわざ横須賀までいかなくても潮干狩りは横浜でも出来るし…と思ったりする関東人も多いのでは?
j実は、ここには他の潮干狩り場には無い魅力があるんです!
最近ではテレビに取り上げられたり有名になったこともあり、潮干狩りの最盛期であるゴールデンウィークには、地元横須賀の人以外の方も多く訪れるんですよ。
そこで今回は、横須賀の走水海岸の潮干狩り2019について、料金や潮見表の他、よくある潮干狩り場にない特徴や、この海岸で潮干狩りを楽しむためのポイントなどをご紹介します。
目次
走水海岸の潮干狩り2019の時期と潮見表は?
走水海岸の潮干狩りについては、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
走水海岸は、三浦半島では唯一の潮干狩り場です。
神奈川の他の潮干狩り場は無料なのですが、こちらは横浜市東部漁業協同組合が管理している潮干狩り場なので、有料です。基本的には天然のあさりを採ることができるんです。
それでも、数が少なくなってしまった時には、漁協の方があさりを放流してくれます。そういったことで、他の無料の潮干狩りスポットよりも、安定した貝の数が期待できるんです。
せっかく潮干狩りに行ったのに、収穫がゼロでがっかり…という心配はないんです。
また、名水の湧き出ることで有名な走水、ここで収穫できるあさりは、スーパーマーケットや町の魚屋さんで手に入るような普通のあさりとは味が違います。
まさに名水で育った高級あさりを獲って、味わうことが出来るんですよ!多少足を伸ばして東京方面からも潮干狩りに来る方が多いのにもうなずけます。
砂浜は砂利が多く、石も転がっていますので気を付けて掘りましょう。
潮干狩りの時期に適した時期と潮見表
4月から7月いっぱい開催しています。
開催日の潮時表の干潮時刻の約2時間前から2時間後に開催しています。注意することは、開催日以外の日に貝を採っていると密漁ということになり検挙されてしまうのでご注意してください。
潮時表:http://motoiya.com/siohigari.html
走水海岸の潮干狩りの料金は?
走水海岸の潮干狩りの料金は次の通りです。
- 大人(中学生以上)1200円(2kgまで)
- 子供(小学生)600円(2kgまで)
- ※幼児は無料
- 超過採貝料 1kgあたり600円
- 熊手のレンタルは100円(1日)
かご、ビニール袋は受付に用意してあり、潮干狩り参加者は無料でビニール袋を使用することができます。
走水海岸の潮干狩り場へのアクセスは?
所在地
神奈川県横須賀市走水1
電車などの時
京浜急行 馬堀海岸駅下車 京急バス観音崎行きで伊勢町バス停で下車すぐです。
車の時
横浜横須賀道路佐原ICより約15分です。
走水海岸の潮干狩りの駐車場は?
近隣に市営・民間の駐車場があります。(約130台、1日1000円~1600円)
ですが、ゴールデンウィークや絶好の潮干狩り日和には、干潮時刻の2~3時間前から満車になることも珍しくありません。
注意しなくてはならないのが、駐車場が満車になると、国道での空車待ちが出来なくなる事です。車での来場は極力控えるか、早い時間に行って駐車場を確保しましょう。
走水海岸の潮干狩りでが、どんな貝が採れるか?
天然の海岸ですので、あさり以外にも貝はいますが、やはり走水に潮干狩りに行ったからには、名水で育った天然の高級あさりを狙いたいですね。
また、冬場は禁漁になっているため、潮干狩りシーズン初めに採れるあさりは天然ものの可能性が高いです。
シーズン後半になり、あさりが採れなくなってくると、漁業組合の方が補充して撒いているそうです。
こちらの潮干狩り場は、岩場と砂地があるため砂から掘り出す作業は他の潮干狩り場よりも少し大変です。
でもその分、上質なあさりが多いので、本当に美味しいあさりを自分の手で獲ってみたい方には、せひおすすめしたいスポットです。
走水海岸の潮干狩りに行く時の服装や持ち物は?
履物は、専用のマリンシューズがおすすめですが、ない場合は、「長靴」「レインブーツ」などでも大丈夫です。足元を守りながらあさりを採りましょう。
また、石や岩場が多いので、プラスチック製の熊手では強度が足りません。
金属製の熊手を持っていくことをお勧めします。現地で100円でレンタルで借りられる熊手も金属製ですが、数が足りないこともありますので、持参していきましょう。
カゴは無料で借りることが出来ます。
シャベルで砂ごと、かごの中へどんどん入れていき、そのかごを海水の中で揺らして砂や砂利を落とすと、かごの中にあさりが残ります。
少し沖に出て、このやり方で、じゃんじゃんあさりを獲る人が多数います。
走水海岸潮干狩りのルールや注意点は?
掘る道具は、熊手か素手でなければいけません。(じょれん・スコップ・くわ等は使用禁止です。)
ルールではないですが岩場も多い天然海岸ですので、裸足で潮干狩りをすることは危険です。
また、この海岸に限った事ではないのですが、東京湾には、アカエイが出ることがあるので、気を付ける必要があります。
素足をエイに刺される被害がでていますので、履物は必ずはきましょう。
走水海岸の潮干狩りでトイレなど設備は?
海岸なので、設備面はあまり充実しているとは言えません。
足洗い場はあります。トイレは簡易トイレがあります。
海苔の名産地でもあるので、海苔の生産者がやっているお土産屋さんもあって、購入することもできます。
海の見える眺望露天風呂やホワイトシルキーイオンバスや、別料金ですが最近流行りの岩盤浴もあります。(貝はクーラーボックスなどで保存をお勧めします。)
また、近隣、走水2丁目の観音崎京急ホテルの中には、「SPASSO」という少し高級な日帰り温泉施設もあります。
海岸にはシャワーや休憩所はありませんので、潮干狩り後にコチラに立ち寄り、日帰り温泉でくつろいで行くのもよいですね。
- SPASSO
- 〒239-0811
- 神奈川県横須賀市走水2丁目
- (観音崎京急ホテル内)
- TEL : 046-844-4848
- 営業時間 10:00~23:00(ラストエントリー/22:30)
入館料は、平日は大人1500円、小学生1100円です。土日祭日は大人1900円、小学生は割増料金はありません。
バスタオル、フェイスタオルは無料で使用できます。シャンプーやボディーソープも用意してありますので、持参する必要はありません。
走水海岸以外の神奈川を代表する潮干狩りスポットは?
実は、走水海岸以外にも神奈川県には潮干狩りができるスポットがあります。まだいった事のないスポットもあるかもしれませんので、是非足を運んでみてくださいね。
走水海岸以外の神奈川の潮干狩りスポットはこちらの記事で紹介していますので、覗いてみてくださいね。
まとめ
横須賀の走水海岸の潮干狩り場についてでした。名水で有名な走水海岸、現在では、残念ながら海水浴場はなくなってしまいました。
ですが、神奈川で唯一の漁業協同組合が管理している潮干狩り場ということで、潮干狩りのメッカです。ここでなら品質の良いあさりを穫ることができます。
天然の海岸ですので、岩場も多いですが、その分岩場に潜むヤドカリやカニに出会えることも期待できます。
電車とバスで都会から気楽にいける海岸なのですが、波が穏やかで景色も美しいんですよ。海岸の景色を楽しんで、美味しいあさりを採取できる、走水海岸の潮干狩り場に、ぜひ行って見て下さいね。