「おおがわら桜まつり」は宮城県の柴田郡大河原町で、毎年4月初旬から中旬にかけて行われる桜祭りです。
大河原町の白石川堤の一目千本桜の桜並木は「さくら名所百選の地」に選ばれた名所です。
桜ならどこでも見られるじゃないと思った方、おおがわら桜まつりには他では味わえない見どころや楽しみ方が沢山あります。
そこで今回はおおがわら桜まつりについて、日程や開花状況(見頃)や、夜桜のライトアップと出店なども、詳しくご紹介していきます。このお祭りを知っている人も知らない人もぜひご一読ください!
目次
おおがわら桜まつり2019の日程は?
次の動画では、おおがわら桜まつりの桜の様子が分かりますので、参考にしてみてください。
清らかな水が流れる白石川とまだ雪が残る蔵王連峰を背景にたたえた桜並木の姿は本当に美しいです。
この桜の開花時期に合わせて白石川公園で開かれるのが「おおがわら桜まつり」です。
そこに売店や屋台、夜桜ライトアップ、お花見屋形船の運航などが催されます。見どころは何と言ってもその桜と背景の山と川が彩る雄大な景色でしょう!
この景色だけでも時間を忘れてしまいそうです。毎年、桜の写真コンクール(地元でない方もOK)もしているのでそれに応募するのも面白いかもしれないですね。
開催日時や日程
桜の開花時期に合わせて開催され、4月上旬~4月中旬まで開催されています。
2018年は4月5日~4月15日(本来は19日までだったが開花状況により前倒し)まで行われました。
2019年の予定だと例年通りですと開始時間は下記の通りです。
- 売店や屋台:10時~17時頃まで
- お花見弁当の販売:11時~13時半頃まで
- お花見屋形船の運航時間:10時〜16時まで
- 夜桜のライトアップ:18時〜22時
料金
入場料などはありませんが、車で来た場合は駐車場代がかかります。
おおがわら桜まつりのアクセス方法や場所は?
開催場所は宮城県柴田郡大河原町の白石川公園です。
大河原駅から徒歩3分ですので、電車で行くのが便利です。またこの時期にはJR大河原駅と船岡駅間を徐行運転してくれますので、車窓からのお花見も楽しめますね。
車で行く場合
周辺道路は渋滞が予想され、駐車場に停めるのにも時間がかかってしまいます。さすが桜の名勝地といったところです。
白石川公園の臨時駐車場
一般車は500円、バス専用駐車場は3,000円です。しかしすぐに満車になってしまうので、朝早くから行く必要があります。
土日のみの臨時無料駐車場
大河原町役場、宮城県大河原合同庁舎、大河原中学校グラウンド、大河原小学校にあります。
桜まつり会場まで徒歩10分かかります。込み具合が白石川公園の臨時駐車場よりは少し緩和されます。
おおがわら桜祭り2019の夜桜ライトアップについて
夜桜のライトアップは18時〜22時の予定です。昼間とはうって変って、とても幻想的な景色が広がります。
次の動画では、おおがわら桜まつり(白石川堤の一目千本桜)の夜桜のライトアップがご覧いただけます。参考になりますので、ご覧ください。(夜桜の動画は2分30秒あたりから)
おおがわら桜まつりの混雑は?
週末ですとほぼ混雑は必須かと思われます。全国から桜を見に人が集まってきます。
それだけ素晴らしい景色と言うことですね!混雑を避けるなら、平日や早朝、夜などが比較的人が少なくてお勧めです。
おおがわらの桜の種類と開花時期
全長約8kmの桜並木が続き、そこは「一目千本桜」と呼ばれています。
約1200本の桜のうち約3分の1は樹齢90年を超えているとのこと。
桜の種類はソメイヨシノ、シロヤマザクラ、ヤエザクラ、センダイヨシノなどがあります。
例年の開花時期は4月上旬 ~ 4月中旬となっています。
おおがわらさくら祭りの楽しみ方1 お花見屋形船
お花見屋形船の運航時間は10時〜16時です。桜まつり会場から下流の韮神堰手前までの往復約2.3kmを約20分かけて運航します。涼しい風を感じながら、川から見る桜もまた一興でしょう。
料金は1,500円(大人)、800円(小学生)、小学生未満は無料となります。
なお屋形船の予約は行なわれていません。天候により運休することもあるので、それも踏まえて計画を立てていきましょう。
おおがわら桜まつりの楽しみ方2 出店情報
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売店や屋台の営業時間は10時~17時頃までですが、一部ライトアップの時間帯にもオープンしているお店もあるようです。
屋台の種類はたこ焼き、フランクフルト、焼きそば、おでん、チョコバナナなど定番ものも豊富にあります。
また、花見団子や桜を使った温麺というお土産もあるので、思い出に購入するのも良いですね。
大河原町観光物産協会の可愛いキャラクター「さくらっきー」の関連グッツも販売しています。
大河原町や近くの町の飲食店で作った「お花見弁当」も発売されています。地元の食材を使い、桜をモチーフにした彩りもきれいなお弁当が取り揃っています。
現地でも直接購入できますが、電話で4日前までに各店舗へ予約を入れ、当日に桜まつり会場の特設ブースで11時から13時半の間に受け取ることが可能です。
おおがわらさくら祭りの楽しみ方3 一目千本桜
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一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)は蔵王連峰を背景に、清らかな水が流れる白石川に沿う桜並木です。「さくら名所百選の地」にも選ばれた宮城県の誇る桜の名所です。
始まりは大正12(1923)年、実業家である高山開治郎が「生まれ故郷の白石川沿いに美しい桜並木を」との願いを込めて桜の苗木をこの地に植樹しました。
その桜並木は90年以上経った今でも地元の方の細やかな管理や新たな植樹によって美しい姿を保っています。
河原町から柴田町にかけて続くその道は約8kmほどあります。
土手の斜面に並ぶ桜はちょうど大人の目の高さで楽しめます。また遊歩道は整備もきちんとされているのでお子さん連れでも安心してお散歩できます。
大河原の桜周辺のおススメスポット 「船岡城址公園の桜」
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白石川公園近くにある船岡城址公園の桜も東北有数の桜の名所として有名です。
桜のトンネルを走る片道305mのスロープカーがあり、山頂には高さ24mの船岡平和観音像が立っています。
ここから桜色に包まれた街並みや蔵王連峰の素晴らしい景色を望むことができます。また「おおがわら桜まつり」とほぼ同時期にある「しばた桜まつり」はここで開催されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「おおがわら桜まつり」についてお話しました。このお祭りはとにかく桜並木の見応えがすごい!
そこに地元の方が準備してくださった出店や屋台、さらに屋形船やライトアップまであるのですから楽しめること請け合いですね。近隣の方も、そうでない方も一度足を運んでみてください。