1歳の歯並びの平均と、歯並びを悪くしないための対策

子どもが1歳になると歯の生える時期や生え方、歯並びなどが気になってしまいますよね。

できれば子供には綺麗な歯並びで、美味しく食事をして、笑顔で過ごしてほしいと願うのは、ママたち共通の願いだと思います。

けれども、全ての子供の歯が綺麗に生えてくるとは限りません。

1歳児の歯並びってどんなふうになっているのだろう?まだ、歯が生えて来ていないけど大丈夫?この歯並びは治せるの?などと、とても不安になってしまいますよね。

そこで今回は、1歳児の歯並びについて知りたい人の為に、1歳児の平均的な歯並びと、歯並びを悪くしないための方法についてお伝えします。

子供の歯並びが良くない気がするけど、1歳児の歯はどう並んでいるの?

歯の生えてくる順番も個人差はありますが一般的には、6か月ごろから下の前歯が2本が生え始め、次に上の前歯2本も生え始めます。

1歳ごろから上下の前歯がさらに2本ずつ生え始め、2差ごろまでに残りの前歯も生えてくると言われています。

3歳ごろまでに奥歯も生えそろい、乳歯列が完成します。

この頃、乳歯列の並び方に疑問を持ったり、不安になったりするママも多いようですが、そこまで気にするような症例は少ないとされています。

1歳児で歯並びが悪い時には矯正をするイメージをもたれるママも多いと思いますが、歯並びが気になる全ての子供が矯正をしなければならないというわけではありません。

矯正が必要な場合とそうでない場合があるのです。

矯正が必要になるかもしれない歯並びとは?

矯正が必要になるかもしれない歯並びの例としては、叢生といって八重歯が飛び出ていたり、歯列が明らかにガタガタし、歯が重なってしまっている場合や、開口(オープンバイト)といって前歯が浮いていたり、前歯が開いてしまっていて、前歯をしっかりとかみ合わることができない状態です。

他にも、反対咬合(受け口)で下の顎が上の顎よりも出てしまっている場合、逆に上顎前突(出っ歯)の状態で、歯肉が前に出ていたり、前歯が突きだしていたり、前歯の先が唇からはみ出て見えてしまっている場合などです。

この他に、重度の空隙歯列(すきっ歯)も矯正が必要なこともありますが、乳歯列の場合は気にしなくて大丈夫です。

むしろ、きちんと顎が広がっていることを示しているので、永久歯に生え変わる時にしっかりと生えてくるスペースを確保することができ安心です。

歯並びが悪くなる原因は?

歯並びが悪くなる原因は様々です。

先天的な原因(遺伝)と、後天的な原因(環境)とが関係しています。

1歳児の歯並び。先天的(遺伝)な原因

そもそも、歯並びとは歯が原因で起こっているだけではありません。歯はもちろんですがその形や大きさ、位置、骨や舌など色々なことが重なって、歯並びが決まってくるのです。

そのため、歯の遺伝子という事に限らず、顎の骨が小さい人や歯の大きさが大きな人など、親からのいろんな特徴をどんなふうに受け継いで、それがどんなふうに歯並びに影響するのかは誰にもわからないのです。

けれど、親が受け口だから子供が全員受け口になるとも限りませんし、ならないとも言い切れない。つまり、結果論として“遺伝”という表現をしている場合が多いのです。

この先天的な原因については、どうすることもできないのでまずはしっかりと受け入れて、そこから次のステップについて考えるようにしましょう。

1歳児の歯並び。後天的(環境)な原因

後天的な原因も様々ですが、子供の歯並びの約7割が後天的な原因によるものだと言われています。

特に生活習慣である“食生活”や“虫歯”や“姿勢や癖”などです。

固いものを食べると、顎が成長しやすくなります。やわらかいものばかり食べていると小さな顎になってしまい、小さな顎の中に歯が並びきれなくなり、ガタガタしたり飛び出てしまったりすることがあります。

また甘いものばかり食べて、早くに虫歯になってしまうと虫歯により損失した歯の隙間に周りの歯がよってしまい、歯並びが悪くなることもあります。

舌を出したり、唇をなめる癖、指しゃぶりなども前歯が前に出る原因の一つです。

うつ伏せ寝や頬杖をついたり、左右片側で噛む癖なども骨格に影響が出ることがあります。

口呼吸を常にしていると舌の位置が変わってしまい歯並びへの影響や、口腔内の乾燥により虫歯のリスクも高くなってしまいます。

しかし1歳という月齢は、まだまだ指しゃぶりをしたり、やわらかいものを食べたりする時期です。歯列もそろっていないため、歯並びの良し悪しを決めるには早すぎるのです。

乳歯列が生えそろう3歳ごろから、上記のことを念頭においておくと良いでしょう。

あまり、神経質にならずに子供と触れ合いながら口腔内のようすを見ていきましょう。

歯並びが悪い時にはどうしたらいいの?

1歳児の歯並びが良くなかったとしても、まだまだ気にする必要はありません。

もし、歯がかさなってしまっている場合には重なった部分が虫歯になりやすくなってしまいますので、フロスなども併用してしっかりと汚れを除去するようにしましょう。

離れてしまっている場合、隙間が空いている場合はそれほど気にしなくて大丈夫です。

そもそも1歳児は前歯4本が生えそろっているかどうかというのが基本事項です。なので、奥歯が生えて、しっかりとかみ合わせることができるようになってから、もう一度歯並びについて考えるようにしましょう。

3歳ごろには、全ての乳歯列が生えそろってきます。それでも歯並びが気になる場合は、歯科医院で相談してみましょう。

矯正について

歯並びが悪いとワイヤーを使った矯正をイメージしてしまい、小さな子供につけるのはちょっと…と、思われるママも多いようです。

確かに矯正は、早い方が良いとも言われています。これは、骨格や歯並びが固まってしまう前に早期治療をすることで、顎の骨を広げたり、抜歯をせずに済んだりできる可能性があるからです。

3歳~6歳ごろの矯正治療は、症例によってはマウスピースを使った矯正が可能な場合もあります。

一般的には乳歯から永久歯に生え変わる6歳ころから矯正の相談に行くことが多いです。

乳歯と永久歯が混在している口腔内の矯正としては、床矯正を行う場合が多いようです。

床矯正は床がプラスチックでできていて口の裏側に装着します。歯をおさえる部分が金属で出来ているので、その金属を調整しながら顎を広げていきます。しかし、まだまだ小さな子供です。矯正にストレスを感じてしまったり、正しく器具の装着が出来ず、結果矯正の効果を得られないというケースもあります。

本格的な矯正ができるのは小学校高学年から中学生ごろです。

小さなうちは、矯正医としっかり相談をして進めてあげましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回1歳児の歯並びと、歯並びが悪くなる原因などについてお話しました。

1歳児の歯並びについて分からない時にはまず、平均的な1歳児の乳歯列について知ることから始めてみましょう。

もし、歯並びが悪くて悩んでいるときには、その原因について学びましょう。さらに、歯並びが悪い場合はどうしていったらよいのかを知ることで、1歳児に必要な歯並びに関する情報を習得し、さらにその後の歯並びに関してどうすればよいのか考えることができます。

1歳児の歯並びについてと、歯並びが悪くなる原因について知りたい方は、是非今回の記事を参考にしてみて下さいね。

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