あたみ桜は、日本で最も早咲きの桜として知られています。
春になると、SNSなどでも桜の写真の投稿をよく見るかと思いますが、1月や2月に桜の写真を撮ることができるのは、このあたみ桜だけではないでしょうか。
そんなあたみ桜ですが、一足先に春を感じることができることができるイベント、「あたみ桜糸川桜まつり2019」が開催されます。
ここでは、「あたみ桜糸川桜まつり2019」について、開催期間やアクセス、開花状況などをお伝えします。
目次
あたみ桜糸川桜まつりの見頃や開花時期は?
熱海市内の中心部を流れる糸川沿いの遊歩道に、日本でもっとも早咲きの桜として知られているあたみ桜が、58本も植えられています。
そんなあたみ桜は、例年1月の上旬から2月の中旬が見ごろとなっています。
あたみ桜の開花状況は、熱海市観光協会が運営している、あたみニュースというホームページ上で確認することができます。
あたみ桜糸川桜まつり2019の日程は?
次の動画では、あたみ糸川桜まつりの様子がわかります。まずは、日本一早く咲く桜まつりの様子をご覧ください。
「あたみ桜 糸川桜まつり」は、糸川の遊歩道を中心開催され、大道芸やバンドによる音楽の演奏、熱海芸妓舞踊や剣舞など、さまざまな催し物で盛り上がります。
お茶の無料サービスや桜まんじゅうの配布なども行われるので、気軽に行くことができます。
また、夕方からは桜のライトアップもされ、昼間とは違った桜の顔を見ることができるでしょう。
熱海市では、熱海花めぐりフォトコンテストも開催していて、もみじまつり部門、うめ部門、さくら部門、花火大会部門の4部門で募集をしています。
さくら部門では、あたみ桜をはじめ、大寒桜、染井吉野など、熱海市内で撮影された桜の写真が対象となっています。
入賞すると熱海温泉の宿泊券や名産などが贈呈されるので、自信のある方は、ぜひ写真を撮って応募してみてはいかがでしょうか。
開催日程
2019年1月12日(土)~2019年2月11日(月祝)
- イベントは期間中の10:00~15:00
- ライトアップ 16:30~23:00
料金
無料
アクセス
- 会場名:糸川遊歩道
- 住所:静岡県熱海市銀座町・中央町の境
- 問い合わせ先:熱海市観光協会
- TEL:0557-85-2222
【車の場合】
- 伊東マリンタウンより車で約30分
- ※駐車場はないので、周辺有料パーキング利用
【電車の場合】
- JR熱海駅より徒歩15~20分
あたみ桜 糸川桜まつり2019で開催されるイベントスケジュール
熱海市では「熱海梅園梅まつり」と「あたみ桜 糸川桜まつり」を開催中🌸
「熱海梅園」は、早咲き種が見頃を迎え、早咲きと中咲きが揃って咲く梅園最盛期まではもうすぐです。
「糸川桜まつり」は、メインの糸川沿いは最盛期を迎えており、 行くなら今♫
熱海梅園の見どころ→https://t.co/Ok8O4qlqh4 pic.twitter.com/kIaMVy8lTd— 波奈 美月 (@viva46_minidog) 2019年1月29日
1月12日~13日
1/12 13:00~ オープニング 熱海芸妓舞踊 <会場:ドラゴン橋>
1/12 14:00~ バンド演奏「糸川ベンチャーズ」 <会場:ドラゴン橋>
1/13、1/14、2/3 10:00~15:00 大道芸(サーカス) <会場:ドラゴン橋>
1月19日
13:00~ 「湘南なぎさ連」阿波踊り <会場練り歩き>
1月20日
熱海温泉ホテル旅館協同組合謝恩デー
11:20~ お汁粉サービス(先着500名分) <会場:新柳橋付近>
11:30~ 高瀬一郎歌謡ショー 熱海芸妓<会場:ドラゴン橋>
12:00~ 「あつお」登場 <会場:ドラゴン橋>
12:15~ 熱海芸妓の唄と踊り <会場:ドラゴン橋>
12:45~ 桜まんじゅう配布(先着500名) <会場:ドラゴン橋>
13:00~ 「あつお」登場 <会場:ドラゴン橋>
1月26日~1月27日
1/26 11:00~/13:00~ パーカッション・ピアノ演奏 <会場:ドラゴン橋>
1/27、2/10 10:00~15:00 大道芸(猿回し) <会場:ドラゴン橋>
2月2日~2月11日
2/2 11:00~/13:00~ 剣舞「雅魅-miyabi-」 <会場:ドラゴン橋>
2/9 10:00~15:00 糸川1boxマーケット(レコード、古本などを扱うアート系フリマ) <会場:ドラゴン橋>
2/11 11:00~/14:00~ バンド演奏「糸川ベンチャーズ」 <会場:ドラゴン橋>
飲食店の出店
営業時間:10:00~15:00
会場:新柳橋
開催日時:
1月
- 12日、13日、14日、
- 19日、20日、
- 26日、27日、
2月
- 2日、3日
- 9日、10日、11日
桜茶無料サービス
営業時間:10:00~15:00
会場:ドラゴン橋付近
開催日時:
1月
- 12日、13日、14日、
- 19日、20日、
- 26日、27日、
2月
- 2日、3日
- 9日、10日、11日
そもそも、あたみ桜ってどんな桜なの?
あたみ桜とは、寒緋桜と山桜を交配させたもので、毎年1月上旬から2月に咲く品種です。河津桜よりもおよそ1ヶ月早く咲き、日本一早咲きの桜としても知られています。
明治4年頃に、イタリア人によって、レモン、ナツメヤシとともに熱海にもたらされた、インド原産の寒桜の一種です。
その後、たくさんの人たちの努力により、熱海市内の各所に植栽されるようになりました。
また、下田の御用邸や伊勢神宮、東宮御所にも献上され、植栽されることによって、より広く知られるようになりました。
市制施行40周年の昭和52年4月10日に、熱海市の木に制定されています。
桜というと、だいたい1週間から2週間ほどで散ってしまいますが、あたみ桜は1ヶ月以上も咲き続けるところが特徴で、大変珍しい桜です。
開花期間が長い理由は、花の付き方が、ひとつの枝に早期に開花する花芽と、後期に開花する花芽の二段階で形成されているので、他の桜と比べて長い期間楽しむことができます。
鑑賞地は、糸川桜まつりの会場でもある、糸川遊歩道の他、梅園前市道(丹那神社付近)に24本、マリンスパ前に11本、梅園(足湯裏)や姫の沢公園などとなっています。
釜鳴屋平七像とあたみ桜のコラボレーションや、海のブルーとあたみ桜のピンクのコントラストなど、場所によっていろいろな楽しみ方ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「あたみ桜 糸川桜まつり 2019」は、早めの春を感じられるイベントになっています。
他の桜よりも早い開花なので、梅の開花の時期とも被っていて、場所によっては梅と桜のコラボレーションを楽しむこともできるでしょう。
梅園前の市道では、梅の花に加えて、あたみ桜が咲き誇るので、梅の開花時期であれば、梅と桜のどちらも楽しむことができる、珍しいスポットとなっています。
また、熱海海浜公園も名所のひとつとなっているので、海沿いの公園を歩きながら桜を楽しむこともできます。
特に、あたみ桜がライトアップされた幻想的な風景は、見応えバツグンの美しさです。
それぞれのスポットに合った楽しみ方ができ、桜だけでなく、周りの景色を入れて写真を撮れば、インスタ映えも間違いないでしょう。
あたみ桜を見て歩いた後は、温泉でゆっくり休むのもオススメです。ぜひ、あなたも熱海の魅力を感じに出掛けてみてはいかがでしょうか?