あなたは今、新築、もしくはリフォームで、トイレの床をタイルにしようかお悩みではありませんか?
また、トイレの床のタイルには、どんな種類があってどんな特徴があるのか、お知りたいになりたい方もおられるかも知れません。
そこで今回は、トイレの床をタイルにしようかお悩みの人のために、トイレの床をタイルにした時のメリットとデメリット、そしてタイルの種類と特徴、併せてお掃除方法をお伝えします。
目次
トイレの床のタイルの種類
タイルは何と言っても、その高級感、美しい質感が魅力的な床材です。ここではトイレの床材に使用されるタイルの種類をご紹介します。
1 磁器タイル
耐久性に優れていて、タイルの中でも吸水率が低いです。叩くと金属音がし、素地は緻密で硬いです。
2 陶器タイル
陶器で作られたタイルです。汚れが染みにくく落としやすいので日ごろのお掃除は楽ちんです。
磁器タイルと比べて強度が低く、軽く叩くと鈍い音が鳴ります。
3 フロアタイル
他のタイルに比べて傷つきやすいですが、張替やすいので、リフォームの際の工事は短期間ですみます。
4 セラミックタイル
傷がつきにくいので、メンテナンスがしやすいです。また鏡のような光沢があります。
商業施設のフロアの床材で使用されていることが多いです。
トイレの床をタイルにするメリットとデメリットとは?
そもそもタイルは、水にも汚れにも強いというメリットがあり、水回りの床材には敵していると言えます。
また、トイレの床材を選ぶ時、床材に求められるポイントは、水に強い、洗剤に強いといった耐久性があること、吸水性が低いこと、また菌に強く、臭いが付きにくいといったことが挙げられます。
トイレの床をタイルにするメリット
タイルは高級感と美しい質感で、見た目が美しいのがポイントで、美観性に優れたトイレにしたいという人にはおすすめの床材です。
更に耐久性にも優れていて、お掃除もメンテナンスも簡単で楽なのが嬉しいメリットです。
トイレの床をタイルにするデメリット
お掃除が楽な反面、タイルのつなぎ目に汚れが付着するので、こまめなお掃除が必要です。
また、タイルは熱伝導性が高いので、冬などの寒い季節には冷気が上がってきます。冬のトイレはとても寒くなります。
トイレの床のタイルのお掃除方法
トイレの床がタイルの場合、主な汚れは、髪の毛やホコリといったゴミ、便器近くのタイル目地に見られる黄ばみ汚れ、黒カビがあります。
タイルは水はけも良く、耐久性もあるので、お掃除の際に洗剤やモップを使ってごしごし拭くことができるというのが大きなメリットです。
タイルの汚れのお掃除のコツは、タイル表面と、目地と呼ばれるタイル同士のつなぎ目部分のお掃除方法を分けることです。
タイルの表面はコーティングがされていますので、日ごろのお掃除はサッとふき取る簡単なお掃除で済みます。雑巾やフローリングワイパー、除菌シートなどを使ってお掃除しましょう。
汚れのたまりやすい便器の付け根も忘れないようにしましょう。
黄ばみ汚れの正体は、尿はねが固まってできた尿石です。
尿石などの黄ばみ汚れは、アルカリ性の汚れです。酸性のクエン酸スプレーを作ってお掃除しましょう。拭き取りには、吸水性に優れたマイクロファイバークロスがおすすめです。
黄ばみ汚れは放置したままだとトイレ特有の嫌な臭いの元にもなります。定期的に拭き取るお掃除が予防にもつながります。
黒カビは、はねた尿や手洗い器からはねた水など、水分をもとにして目地によく発生します。
放置してしまうと、濃くなって取れなくなってしまうので、発見したらすぐのお掃除を心掛けましょう。
黒カビが元である黒ずみの汚れは、酸性の汚れです。重曹などの弱アルカリ性のナチュラル洗剤を使用して落としてみましょう。
重曹水スプレーを作って吹きかけ、拭き取ってお掃除しましょう。目地に入り込んだ頑固な黄ばみ汚れや黒カビは、塩素系漂白剤で落とすのも良いでしょう。
汚れの強い部分に塩素系漂白剤を直接しみこませて、5分~10分放置します。漂白剤が浸透したのを待って、ブラシでこすり、トイレットペーパーで拭きます。
漂白剤は残らないように注意しましょう。残った洗剤は雑巾でたたくようにして拭き取ります。
また、研磨剤入りのクレンザーやたわしを使用すると、タイルを傷つけてしまう可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
トイレの床をタイルにすると、タイルの高級感や美しい質感がトイレに優れた美観を生み出し、その耐久性によって、お掃除も簡単というメリットがあります。
反面、タイルのつなぎ目である目地に汚れが目立ってしまうので、こまめなお掃除が欠かせません。
ですが、日ごろのお掃除はサッと拭き取る簡単なお掃除ですむうえ、タイルの特徴からお掃除はしやすい床材です。
また、今回はトイレの床全面をタイルにする場合をご紹介しましたが、フローリングとタイルを組み合わせるという方法もあります。
汚れやすい便器の真下部分だけをタイルにして、あとはフローリングにすると、他のお部屋とのバランスもとりやすくなります。
タイルとフローリングで迷っている方は選択肢の一つに、参考にしてみて下さいね。
今回の記事を参考にしてみて下さいね。
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