トイレの床の水漏れの原因と、素人でもできる修理法

あなたは今、トイレの床が水漏れしていて困っていませんか?

また、その水漏れのはっきりした場所と原因がわからず困っている方もおられる事かと思います。

どうすれば、トイレの床の水漏れの原因を特定し、解決できるのか?

そこで今回は、トイレの床の水漏れに困っている人の為に、その原因の特定方法と解決法、また修理にかかる費用の相場をお伝えします。

トイレの床の水漏れの原因は?

トイレの水漏れにはさまざまな原因があり、その原因によって症状もさまざま、対処法もさまざまです。

ここでは、トイレの床が水漏れしている場合を解説していきます。

まず、その原因と場所を確かめるために、夜寝る前に床全面にタオルを敷いて一晩おいておきます。

翌朝そのタオルの濡れ具合によって、場所、程度を確認することができます。

1:結露が原因

冬など寒い時に、濁っていない少量の水が漏れているときは、便器そのものの温度と、便器の中に溜まっている水との温度差によって、結露が発生している可能性があります。

原因の特定の方法として、残留塩素試験紙というものを使って、水中に塩素が含まれているかで結露かどうか確かめることができます。漏れている水に塩素が含まれていなければ、それは結露です。

結露の水ではない場合は、便器本体と設置面の施工不良、もしくは便器そのものに原因があると考えられます。

2:便器本体のひび割れが原因

漏れている水が汚水で、この汚水が床と便器の間からじんわりと染み出ている場合は、便器のどこかにヒビが入っていて、そこからの水漏れと考えられます。

汚水の漏れ出ている場所と、どの程度の量の水漏れなのかを確認し、特定しましょう。

3:接続パッキンの劣化が原因

漏れている水が黒く濁っていて、さらに設置してから数年が経過しているという時は、

便器と排水部を接続しているパッキンの劣化による水漏れの可能性があります。

接続部分のパッキンの劣化によって水漏れし、排水部分の長年のサビと汚れが漏れる水に混じって、黒い水となります。

4:便器の取り付け時の設置不良が原因

汚水と水が一緒に水漏れしていて、まだ施工から日が浅い時は、便器の取り付け時の設置不良が原因と考えられます。 

原因を特定するには、ブルーレットなどを使って便器内の水を着色してみましょう。

一晩放置して、翌朝ブルーレットの青色がしみ出しているならば設置不良の可能性があります。

トイレの床の水漏れの修理方法

原因が特定できたら、次に自分でできる解決方法がある場合は対応しましょう。

ここまでご紹介した中で、原因の特定後、自分で対処すべき場合は

『1結露が原因』と『2便器本体のひび割れが原因』の2つです。

1 結露が原因の場合の対策

結露を防ぐ対策をしましょう。最も簡単に自分でもできることは、トイレの換気です。

換気扇を回しておくなど換気を心掛けましょう。

建物の築年数が長ければ長いほど、結露は発生しやすくなります。防露便器や、防露タンクに交換してみるのも対策の一つです。

2 便器本体のひび割れが原因

便器のひび割れた場所が確認できて、なおかつ汚水の漏れる水量が少ない場合は、防水パテを使用して応急処置をしましょう。

しかしあくまでも一時的な応急処置でしかありません。パテで補修した場所も、時間とともに劣化により水漏れを起こす可能性があります。

応急処置で一時的に解決したあとは、便器の交換が必要です。

自分で解決できないときは?

便器本体のひび割れが原因だったとき、一時的に応急処置をしたら、なるべく早めに業者に連絡をして、便器の交換が必要です。

また、便器と排水部のパッキンの劣化での水漏れの場合、パッキンを交換しますが、この時便器を取り外すことが必要です。便器の交換など、取り外す修理が必要な時は、業者にお願いしましょう。

便器の取り付け時の設置不良が原因の時も、便器の施工をお願いした業者に連絡をして状況を説明し、修理をお願いしましょう。

修理代ってどのくらいかかる?

修理をお願いする場合、どの程度の金額なのか、気になりますよね?

業者によって、基本料金、施工料金に、さらにそれに部品代がかかったり、出張料金がかかったり、

様々な料金体系があります。

また地域によっての違いや、独自のキャンペーンなど様々なので、一概に均一の料金とは言い切れませんが、ここでは床からの水漏れ修理に関わる、一般的なおおよその料金をご紹介します。

トイレの水漏れ調整 4000円前後

パッキン交換 4000円前後

給水管交換 5000円前後

洋便器交換 25000円前後

基本料金 3000~5000円前後

出張費 3000円前後

以上は、あくまでも一例です。

きちんと見積りの上、修理代を確認して、安心しておまかせできるようにしておきましょう。

また、施工に問題があった場合の水漏れは、施工をおまかせした業者に状況を説明して、

料金がどうなるのかも確認しておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回 トイレの床の水漏れでお困りの方に、その原因の特定方法と解決法についてお話しました。

トイレの床の水漏れは、自分での対処は難しい場合が多いです。

トイレの床の水漏れを解決するには、まず水漏れの場所と原因を特定しましょう。

そして次に、自分でできる解決法で対処し、それ以外は業者にお願いしましょう。

また、トイレの床の水漏れは、少量の水であれば気づかないこともあります。

トイレ掃除の際には、床からの水漏れもこまめにチェックすることを忘れないようにしましょう。

今回の記事を参考にしてみて下さいね。

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