土肥金山と聞いてピンとくる方はあまり多くはないかもしれません。実は金山には、有名なものがあります。
それは、早咲きの「土肥桜」です。
この土肥桜は、土肥でしか見られない門外不出の桜のため、見たことあるという方は少ないかと思います。
今回は、そんな土肥桜が咲き乱れる「土肥桜まつり2019」の日程と、土肥桜の見ごろや開花状況やについてご紹介します。
目次
土肥金山の桜の開花時期と見頃は?
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土肥桜の見ごろは、1月上旬から開花し、2月下旬頃まで咲き続けます。
土肥桜の開花状況は、伊豆市土肥観光協会公式ホームページやFacebook、もしくは、土肥金山公式ホームページやFacebookから確認することができます。
土肥桜まつり2019の日程
土肥に行かなければ見ることができない土肥桜は、「土肥桜まつり」で、松原公園芝生広場や土肥金山の会場で見ることができます。
さまざまなイベントも催され、土肥金山では夜桜のライトアップもされます。
会場となっている松原公園の中には、直径31メートル、長針の長さ12.5メートル、短針の長さ8.8メートルでギネスブックにも載っている世界一の花時計があります。
正午には電子チャイムで美しいメロディーが奏でられ、桜とともに癒されることでしょう。
また、公園に隣接している温泉噴湯モニュメントや、無料で入ることのできる足湯「黄金の湯」もあります。
土肥海岸に面していて、夕日の美しさも定評があります。
夜桜のライトアップがされる土肥金山では、パワースポットの観光坑道や砂金採り体験が楽しめたり、ギネスブックにも認定された世界一の巨大金塊も展示してあり、一般公開がされています。
開催日程
日程:2019年1月20日(日)~2月3日(日)
時間:10:00~15:00
土肥金山入場料:大人860円・小人430円(期間中、土肥温泉に宿泊すると、入場料半額)
土肥金山の割引・クーポン券の入手法
土肥金山の割引券の入手方法は、次のクーポンサイトで割引券があります。
次にご紹介するサイトだと、テーマパークが最大75%割引のクーポンがあるので、一見の価値はありです。
金のテーマパーク土肥金山が、大人860円の所780円で入場可能です。子供は、430円→390円となります。
無料で登録ができるので、気軽にクーポンを使って、お得に水族館を利用する事が出来るのが魅力です。
退会も自由なので、無料で体験してみて、やっぱり使わないと思ったら解約するのもありでしょう。
テーマパークが最大75%OFFのクーポンサイト「みんなの優待」※クーポン券の公開期間が過ぎたり、掲載されていない場合もございますのでご了承ください。
土肥桜まつり2019のアクセス
- 開催場所:土肥松原公園芝生広場
- 住所:静岡県伊豆市土肥
- 駐車場:有(無料)
車の場合
東名高速道路・沼津IC、新東名高速道路・長泉沼津ICより伊豆縦貫道・伊豆中央道経由で大平IC、国道136号線で土肥温泉まで約65分、恋人岬まではさらに約10分
電車の場合
新幹線三島駅で乗り換え、伊豆箱根鉄道で30分、修善寺駅から東海バス4番線「土肥・松崎行」で51分、土肥金山下車
問い合わせ:伊豆市観光協会土肥支部
TEL:0558-98-1212
土肥金山夜桜ライトアップ
土肥金山夜桜ライトアップ🌸#土肥金山 #夜桜 pic.twitter.com/ochnBe2Oaw
— hiroshi教授 (@hiro04172185) 2019年1月26日
土肥金山の桜まつりでは、夜桜のライトアップも行われています。昼とはまた違った夜の幻想的な風景に描かれる土肥桜は一見の価値ありです。
- 土肥金山の夜桜のライトアップ
- 入場無料
- 1月19日(土)~2月3日(日)
- 18:00~20:30(最終入場20:00)
土肥桜まつり2019のイベントスケジュールは?
「土肥桜まつり」が行われる松原公園芝生広場では、期間中の土日には、10:00~15:00に、お茶のサービスやスタンプラリーが行われます。
他にも、だんご、五平餅、さくらまんじゅうなど、桜に関連した商品の販売をする露店も出店されます。
- 1月20日(日)には、オープニングイベント、粋鼓伝の和太鼓演奏
- 1月27日(日)には、土肥桜と文学史跡巡り無料ガイドツアー(定員20名)
- 2月3日(日)には、ミュージックライブ
と、楽しいイベントも盛りだくさんです。
そもそも、土肥桜ってどんな桜?
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春になると、日本全国で開花する桜の花ですが、その中でも「土肥桜」は非常にまれで貴重な桜の花です。
なぜかというと、土肥桜は、1月中旬から2月中旬にかけて、伊豆市の西海岸、土肥でしか咲かない花だからです。
伊豆の河津桜も早咲きで有名ですが、土肥桜は、それよりも1週間ほど早く咲きます。
12月中旬からすでにつぼみがほころびはじめて、1月中旬頃から開花します。2月中旬までの約2ヶ月間咲き続けるのが土肥桜の特徴です。
過弁の色が濃いピンクで、花梗が長く、一枝に6~7個の花をつけます。花弁が濃い色のため、桜の木全体が華やかに赤く染まります。
木によって、花の色は濃いピンクと薄いピンクの2種類があります。これは、土肥桜には濃いピンクである紅種と、薄い紅色がかった白種の2種類があるからです。濃いピンクの紅種は、平成19年3月に品種登録がされました。
土肥桜のルーツは、昭和33年頃に遡ります。当時の北海道大学、名誉教授である小川義雄氏が、土肥来遊の際に小下田で開院していた佐藤医師の診療室で見つけて、早咲きの桜に惚れ込み、接ぎ木で殖やしはじめたのが始まりと言われています。
1月の土肥桜から始まり、4月初旬まで、土肥は伊豆半島西側の長い日照時間と温暖な気候に恵まれているので、次々と違う種類の桜が開花していきます。
関東圏よりも一足早い春の訪れを感じることができるでしょう。
土肥桜まつりの周辺観光スポット 土肥金山
伊豆は、恋人岬や世界一の花時計で有名ですが、土肥の自然豊かな温泉郷は、江戸時代に栄えた金山も有名です。
伊豆最大の金山で、時価12億円とも言われる土肥金山。江戸時代に第一期黄金時代を、明治時代から昭和にかけて第二期黄金時代を迎え、推定産出量は金40トン、銀400トンと言われています。
金山は昭和40年に閉山していますが、その後は土肥のパワースポットとして人気を集めています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
他の桜とは違って、土肥に行かないと見られない貴重な「土肥桜」の存在をお分かりいただけたかと思います。
土肥のある西伊豆は、観光スポットも多いので、いろいろ巡ってみるのも楽しいでしょう。
土肥には、市場に出回ることのない、幻と言われている白ビワもあり、幻の白びわを使った、白枇杷ワインや枇杷ジャムが楽しめたり、駿河湾で採れる新鮮な魚介類や加工品も多く、伊勢海老やあわび、サザエなどを楽しめたり、たくさんの楽しみ方があります。
もちろん、温泉の存在も忘れてはいけません。
手軽に温泉を楽しみたい方は、足湯を堪能するのもオススメです。
観光地を巡り、土肥桜を見た後は、温泉でゆっくりするのも素敵ですね。
ライトアップもされるので、昼間の顔と夜の顔、どちらも堪能することをオススメします。
見慣れている桜よりも濃い色をした土肥桜。また、見慣れている桜の時期よりも早く、美しい桜を鑑賞することができます。
魅力がいっぱいの「土肥桜まつり2019」に足を運んでみると、一足早い春の訪れを感じることができるでしょう。ぜひ、出掛けてみてはいかがでしょうか。