最近は断捨離ブームの影響もあってか、脚付きベッドやフレームベッドなどの「ベッド」を買わずに、マットレスを活用する人も増えています。
でもすのこの上にマットレスを置けば大丈夫でしょ!なんて人もいる事でしょう。
実は、すのこの上にマットレスを敷いてもカビになる可能性があります。しかし、ある工夫をするだけで厄介なカビを生えにくくすることができます!
そこで今回は、すのこの上にマットレス置こうと考えている方の為に、カビを生えにくくするための対策についてお伝えします。
目次
すのこの上はマットレスだけで大丈夫なの?
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そもそもカビはなぜ、どのようにして生えてしまうのでしょうか。
カビには発生に必要な条件があって、その条件を満たさなければカビは生えてきません。
その条件とは「栄養分」「酸素」「湿度」「温度」です。さらに加えるとしたら、カビが成長するのに必要な「時間」です。
これらの条件がそろったとき、カビは発生します。この条件をみれば、これらの条件がそろいやすい浴室に、カビが生えやすい理由も納得できますよね。
カビは胞子で増殖し、胞子をまいたところに人のアカやフケ、ほこりなどの栄養分があったり、カビが好む温度や湿度があったりすると、どんどん増殖していきます。
しかもその様子は目には見えません。条件を満たす状態で日々のお手入れをしなければ、カビはぐんぐん成長してしまうというわけです。
ここで、すのことマットレスについて考えてみましょう。
仮にすのこの上にマットレスを敷いていたとします。
一度敷いたすのこもマットレスも敷いたっきりで動かさなかったり、マットレスのお手入れをしなかった場合、すのことマットレスの間には湿気がたまります。
寝ている間にかいた汗が蒸気となってしみ込んだりするからです。さらに空気の通り道もなく、床から湿気が上がってくることも考えられます。
つまり、すのことマットレスだけではカビが生えてしまう可能性があるということです。
マットレスに付いてしまったカビの取り方を知りたい方は、次の記事が参考になります。
対策1 除湿シートを使う
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— NITORI (@NitoriOfficial) 2018年9月5日
すのことマットレスだけではカビが生えてしまう可能性があることがわかったので、カビが生えてしまう前に対処をしておきたいですね。
できるだけ手軽に、そしてリーズナブルに!そう考えたときにオススメなのは、除湿シートを使うことです。
ホームセンターなどにも売っていますし、今ならインターネットショッピングでポチッと買うこともできますね。
除湿シートを使うときは、すのことマットレスの間に入れて使うことをオススメします。
すのこ→除湿シート→マットレスの順で敷いていくだけなので簡単ですね。
除湿シートはモノによってはコップ5杯分程(1リットル程度)も吸湿してくれるモノもあるので、寝汗をたくさんかいてしまいそうな夏場や梅雨時期でも活躍してくれそうです。
しかし除湿シート自体が永遠に湿気を吸い続けてくれるわけではないので、週に1回くらい干して湿気をとばしてあげた方がいいでしょう。
製品によっては数年での買い替えを推奨しているモノもあるので、製品の特長をよく理解して買うよう心がけましょう!
対策2 通気性の良いマットレスを選ぶ
対策の2つ目は、マットレス自体の素材に着目することです。
つまり通気性のよいマットレスを選ぶようにするということです。
マットレスに使われる素材には、高反発ファイバー素材、コイルマットレスや高反発マットレス、ウレタンマットレス、ラテックスマットレスなどがあります。
聞き慣れないものもありますが、この中で一番通気性がよいのは高反発ファイバー素材のものです。
メッシュのような素材でできており、通気性はバッチリです。通気性がよいので、普通に使っていればダニやカビの心配はほとんどありません。
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次に通気性がよいのはコイルマットレスです。
コイルですので、内部がスプリング状になっています。通気性がよさそうなのを想像していただけるでしょう。
ただスプリングの上に使われる素材によって、寝心地がかなり左右されることがあるようです。
さらにこのようなタイプの場合、通気性の面ではあまり問題はありませんが、カビやダニへの対策はしっかりと行った方がよいでしょう。
上記の除湿シートを使ったり、壁から少し離して設置するなど湿気対策を行うことをオススメします。
そしてウレタンマットレスやラテックスマットレスは、あまり通気性がよくありません。
これらの素材は、体がぐぐっと沈むことが多いので、体とマットレスの間でもムレを感じることがあります。
しかし使い方次第では快適な睡眠をもたらしてくれるマットレスですので、使い方や寝室の環境によっては上手に湿気を逃がすこともできるでしょう。
やはり除湿シートを使ったり、場合によっては敷きパッドを併用するのもいいですね。
また、エアコンなどの空調を上手に使えば、快適な睡眠が得られる上、除湿も期待できます。
マットレス選びは難しいものですが、自分が一番何を優先させたいのかを考えて選ぶことが重要です。
寝具売り場の店員さんにいろいろ聞いてみるのも良いですね!
対策3 マメに手入れをする
除湿シートとマットレスの面からカビへの対策をみてきましたが、それぞれのアイテムに頼ると同時にぜひ実行してみてほしいことがあります。
それは、マメにお手入れをすることです!
そんなのめんどくさい…と思う方も、一つひとつは簡単な作業ですので実行あるのみです!むしろこれだけで快適な睡眠を得られると思えば、楽々です。
しかもマメにといっても週に1回とか、そのくらいで大丈夫です♪
もっとマメにできるなら、それはぜひやっていただきたいですが目安として覚えておいてください。
お手入れ1 マットレスを立てかけること
床やすのこに設置していた部分、つまりマットレスの裏の部分に空気をあてて湿気をとばしてあげましょう。扇風機などで風を当ててあげるのもいいですね。
お手入れ2 寝室の湿度を下げること
これは寝室の窓を開けて換気するだけで十分です。これだけでだいぶ室内の湿度が下がります。
でも窓を開ける前に床のほこりを掃除しておくことをオススメします。床のほこりをそのままにして窓を開けてしまうと、風でほこりが舞ってしまいます。
そうすると、せっかくマットレスをキレイにしても、あとからまたほこりをかぶることになってしまいますし、私たちもほこりを吸い込んでしまいます。
床掃除をして、換気をする。これでバッチリです。
お手入れ3 布団乾燥機を使うこと
これはまたアイテムが必要になってしまいますが、最近では比較的安価に、そしてサイズの小さい布団乾燥機を購入することもできます。
強制的に布団を温風で乾燥させるので、カビやダニの対策にもなり、とても良いアイテムです。
みなさんは布団乾燥機をかけた、あったか〜いふっかふかのお布団で寝たことありますか?
もう最っ高ですよ。安眠間違いなし!いい夢見ます。スイッチを押して放置しておけるところもgood!
興味がわいた方はぜひ導入を検討してみてください♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
カビは条件がそろえば生えてしまうものなので、その条件を満たさないように工夫することが大切です。
日ごろのお手入れで対策できることも多くありますし、カビや湿気に対するアイテムも数多くあります。
カビは一度生えてしまったらとても厄介で、落とすのがなかなか大変です。ひどい場合はマットレスごと買い替え!なんてこともあるかもしれません。
そうなる前に、自分でできることを実践して快適な睡眠環境を手に入れてくださいね!
すのことマットレスの設置でカビが生えるのではないかと心配している人は、今回の記事を参考にしてみてください。