奈良県桜井市にある談山神社。聞いたことはあるけれど、行ったことがない人もおられるかと思います。
談山神社は季節ごとに素晴らしい景色を満喫することができ、中でも紅葉の時期はとてもお勧めです。
そこで今回は、家族で談山神社に行こうと思っている方や、談山神社の紅葉の見頃やアクセス、紅葉スポットについて紹介したいと思います。
目次
談山神社の紅葉2018の見頃はいつ?
奈良県の桜井市にある多武峰(とうのみね)というところの山中に談山神社があります。この談山神社は、大化改新談合の地として知られていて、藤原鎌足公が祀られています。
談山神社には藤原鎌足が、中大兄皇子とこの山で国家改新の密談を交わしたことから、「談山」という名がつけられたという歴史があります。
境内には、藤原鎌足を祀るために作られた十三重塔があり、こちらは重要文化財にも指定されています。現存の建物は室生時代に再建されましたが、木造の十三重塔としては世界唯一のものだとされています。
石段の少ないルートもあるので安心して散策できることがメリットの一つです。
そんな、談山神社の境内では桜やカエデが豊かで、一年中美しく見れることから「関西の日光」とも呼ばれています。
また談山神社は、奈良県の人気の紅葉名所です。談山神社の紅葉は、3000本ものカエデに包まれる空間が「関西の日光」とも呼ばれるほどです。
社殿などの日本の風景とともに紅葉が楽しめるため、とても人気があります。
そんな談山神社の紅葉の見頃は、例年11月中旬〜12月上旬です。
談山神社の紅葉については、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますのでご覧ください。
談山神社の紅葉のライトアップは?
また談山神社の紅葉は、ライトアップも開催されていて、11月中旬から下旬にかけて開催されています。
他にも、談山神社の紅葉の時期には、大化の改新にちなんで毎年11月3日に行われる「けまり祭り」が有名です。
談山神社の拝観料は?
- 拝観料:大人600円 小人(小学生以下)300円
- 営業時間:8:30〜16:30
- 所在地:奈良県桜井市多武峰319
談山神社の滞在時間、拝観所要時間は?
談山神社は、それほど広くはない神社なので、滞在時間はおよそ1〜2時間ほどで回れます。
拝観時間は、基本的には8:30~17:00(最終受付16:30)です。
紅葉ライトアップ期間中は、入山最終受付が18:30までとなっています。
談山神社へのアクセス方法について
バスでのアクセス方法
近鉄大阪線桜井駅から、桜井市コミュニティバスというのが出ています。談山神社行きに乗り24分で着きます。下車後徒歩3分で談山神社に到着します。
車でのアクセス方法と駐車場
西名阪自動車道天理ICから国道169号・165号を経由し、県道37号を吉野方面へ車で20km。
200大の駐車場があり無料でご利用いただけます。
談山神社の紅葉の渋滞と混雑回避方法
談山神社の紅葉を見に行こうと思った時に、気になってくるのが、混雑状況ではないでしょうか?紅葉スポット人気上位でもある談山神社の紅葉ですが、どれくらい渋滞するのでしょう?
談山神社は、奈良の中でも田舎の方にあるので、普段はかなり人が少なくゆったりとしています。
しかし、紅葉の時期になると、毎年沢山の人が訪れ大混雑になる傾向にあります。
駐車場も無料で200台ほどの台数が停めれますが、多い時で駐車場に停めるのも2時間待ちになるほど混雑するようです。
また、ライトアップの時期の11月中旬から下旬にかけては、ライトアップの紅葉を見に来たお客さんでさらに混雑します。
なので、渋滞や混雑が嫌だという方は、ライトアップの時期の夕方は避けた方が良いでしょう。
混雑を少しでも避けたい方は、平日の朝一か、閉館前の時間帯に行くのがおススメです。
談山神社のランチについて
談山神社でランチをお考えの方は、境内の前に出店がいくつかあります。
ゆっくりお食事をしながら、紅葉を楽し見たいという方は、多武峰(とうのみ)観光ホテルでランチをされるのがおススメです。
多武峰(とうのみ)観光ホテルには、5階にある展望レストラン「紅葉」があります。こちらのレストランでは、談山神社の十三重塔や紅葉の景色を一望しながらお食事ができます。
- 住所:奈良県桜井市多武峰432
- 営業時間:ランチ 11:00〜15:00ごろまで
- ホテルのHP:多武峰観光ホテル
- 多武峰観光ホテルは、談山神社入り口のすぐそばにあります。
次の写真は、多武峰観光ホテルのレストランからの眺めです。ご紹介した写真は、下向きに撮られた写真ですが、境内の全景を見渡す紅葉もまた見ものです。
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談山神社の周辺の紅葉スポット3選
周辺の紅葉スポット1「室生寺」
「室生寺」は「女人高野」の別名ともされています。
重要文化財の弥勒堂、国宝の金堂、唐様と天竺様を応用した本堂、屋外に建つ五重塔としては最も小さい五重塔などが建ち並び、もみじの紅葉と数々の塔とのマッチしている景色が見どころです。
周辺の紅葉スポット2「長谷寺」
「長谷寺」中でも本堂から眺める五重塔と紅葉の景色が見どころです。また本堂の床が真っ赤に染まっているように見える通称「床もみじ」もオススメのスポットです。
周辺の紅葉スポット3「奈良公園」
「奈良公園」は東大寺や国立博物館など数々の重要文化財とともにもみじやイチョウなどの紅葉を見れることからとても人気のあるスポットとされています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、談山寺の紅葉のみごろについてお話しさせていただいました。
談山寺の境内は比較的石段も少なく散策しやすいとされています。混雑を回避するために、近くの多武峰ホテルでランチをしながら紅葉を一望しそのあとに散策するのも良いですね。
奈良県の人気の紅葉スポット「談山神社」で、ぜひ紅葉を満喫してみてはいかがでしょうか?ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。