ハサミやデザインカッターを使用し、紙をカットして生み出されていく「切り絵」。
そんな切り絵の芸術を紹介する「息を呑む繊細美 切り絵アート展」が、神戸ファッション美術館で開催されています。
切り絵を間近でじっくり見たことがない人も多いのではないでしょうか?
また、切り絵と言っても、はさみでササっと出来上がり!という風な物を思い浮かべる方もおられますよね。
でも実は、この息を呑む繊細美 切り絵アート展、日本を代表する11人の切り絵作家の作品を間近で鑑賞できるんです。
そこで今回は、息を呑む繊細美 切り絵アート展の開催期間やアクセス、割引券の入手法や出展アーティストなどについてお伝えします。
目次
息を呑む繊細美 切り絵アート展2019が神戸ファッション美術館で開催!
息を呑む繊細美 切り絵アート展については、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
息を呑む繊細美 切り絵アート展では、国内外で活躍する、日本を代表する11人の人気切り絵作家による「カミワザ」110点を間近で鑑賞することができます。
また、期間中にはイベントも開催され、出展作家さんによるギャラリートークやサイン会、切り絵制作を間近で見ることができます。
他にも、ワークショップ「親子で、神戸ポートタワーを切り絵で作ろう」など実際に体験することもできますので、お子様にもオススメです。
開催日時
2019年1月12日(土)~3月24日(日)
※ただし、以下は休館日となります。
・月曜日(2019年1月14日、2月11日は開館)
・2019年1月15日(火)、2月12日(火)
営業時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般:1000円
65歳以上・大学生:500円
高校生以下:無料
息を呑む繊細美 切り絵アート展(神戸)へのアクセス方法とは?
開催場所:神戸ファッション美術館
住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
電車の場合
六甲ライナーアイランドセンター駅東口より徒歩すぐ
※阪神電車をご利用の場合:阪神魚崎駅にて六甲ライナーに乗り換え
※JRをご利用の場合:JR住吉駅にて六甲ライナーに乗り換え
バスの場合
三宮と新神戸よりバスが出ていますので、神戸ベイシェラトンホテル前でお降りください。
神戸ベイシェラトンホテル前から神戸ファッション美術館までは、徒歩約3分です。
三宮⇔神戸ベイシェラトンホテル前
- 料金(片道):大人370円 / 小人190円
- 乗車時間:約18分
- バス乗り場:JR「三ノ宮駅」南側、交番東歩道橋の階段を降りたところにあります
新神戸⇔神戸ベイシェラトンホテル前
- 料金(片道):大人440円 / 小人220円
- 乗車時間:約26分
- バス乗り場:新幹線「新神戸駅」改札口(2階)より階段を降りて左側(1階)にあります
車の場合
- 阪神高速神戸線「摩耶」・「魚崎」ランプより約10分。
- 阪神高速湾岸線「六甲アイランド北」ランプより約2分。
- 三宮よりハーバーハイウェイ経由約15分。
- 新幹線「新神戸駅」より約25分。
駐車場は、美術館隣接のタイムズ神戸ファッションプラザ駐車場の有料駐車場をご利用ください。
混雑を避けるためには近くの駐車場をあらかじめ、予約して確保しておくと待たなくてすみますよ。
こちらのサイトを利用すると非常に便利です。事前に会場近くの駐車場を予約して取っておくことができます。
息を呑む繊細美 切り絵アート展の割引券の入手法とは?
神戸ゆかりの美術館の当日入館券(半券)をお持ちの方は割引を受けられます。
クーポンサイトで検索する
クーポンサイトで割引券があるかどうかを調べるという手もあります。
次にご紹介するサイトだと、テーマパークなどの割引のクーポンがあるので、一見の価値はありです。
無料で登録ができるので、気軽にクーポンを使って、お得に水族館を利用する事が出来るのが魅力です。
退会も自由なので、無料で体験してみて、やっぱり使わないと思ったら解約するのもありでしょう。
テーマパークが最大75%OFFのクーポンサイト「みんなの優待」※クーポン券の公開期間が過ぎたり、掲載されていない場合もございますのでご了承ください。
息を呑む繊細美 切り絵アート展の出展アーティストは?
蒼山日菜
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1970年、神奈川県出身。レース切り絵の第一人者で、ハサミのみを用いて作品を仕上げる切り絵作家さんです。
ハリウッド映画「シルク ドゥ ソレイユ3D」のポスターに起用されたり、映画「白夜行」にて、ほとんどの出演切り絵を担当するなど、国内外で活躍し、高い評価を得ておられます。
2010年には、NEWS WEEK『世界が尊敬する日本人100人』にも選出されたそう。
井出文蔵
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1936年、長野県出身。「戦争はイヤだ。何とか悲惨だった状況を残しておかなければ」という気持ちから、自らの戦争体験を切り絵にして後世に残そうと活動されています。
酒井敦美
1973年、愛知県出身。光によって姿を現す、「光の切り絵」を中心に制作されています。
光の切り絵では、絵に当てる光の向きを変える事で、一枚の絵が2つの表情に変化するというオリジナル作品「一画二驚(いちがにきょう)」を表現されます。
また、プロジェクターなどを用いて、野外の風景をキャンパスに光の切り絵を描く「野外幻灯(やがいげんとう)」も表現されます。
関口コオ
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1937年、群馬県出身。1980年には、日本観光ポスターコンクール「上州の四季」にて銀賞を受賞し、その後、国内外で多くの賞を受賞されました。
2005年には、地域文化の振興により文部科学大臣表彰受賞されています。
辰己雅章
辰己雅章さんの切り絵キット【銀河鉄道の夜】が完成。ここまで星に神経削らせれるとは思ってなかったけど、細かい作業のいい練習になった。 pic.twitter.com/mG8QbsS22Q
— 涼 (@otamarosensei) 2015年6月22日
1949年、奈良県出身。着物染色の仕事に従事していたが、1983年に型染めの技術を生かして切り絵作家に転向されました。
主に、万葉集、日本の昔話、日本の謡、風景、世界の童話、スペインの風景を題材とされています。
黒い線を残さず、柔らかさと温もりを与える作品や、ランプや扇子にも切り絵を使用するなど、自由な発想で作品を生み出されています。
筑紫ゆうな
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沖縄県出身の若手切り絵作家。かわいらしくも、少し不思議な世界観の切り絵を制作。ジャーナリストの故・筑紫哲也さんの娘さんです(次女)。
倪瑞良
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1949年、兵庫県出身。ロマンチックな作品が特徴的な切り絵作家さんです。
1999年「薔薇色の季節」は、今回の「息を呑む繊細美 切り絵アート展」の代表作品として、ポスターやチケットにも起用されています。
林敬三
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1951年生まれ。美しい紙の色と奥行きを特徴とする、紙を何枚にも重ねて彫る「彫紙アート」を考案されています。
2011年には林敬三を会長として、一般社団法人「日本彫紙アート協会」が設立され、現在は代表理事兼会長を務めておられます。
百鬼丸
切り絵アート展
百鬼丸
《武田信玄》2014
本物めっちゃでかい、縦が2mぐらいあるのかな? pic.twitter.com/3JvLjqpYkT
— ぬ‼︎(๑•̀ •́)و✧マイヤイヤー!123 (@Tnecrep0010) 2018年5月12日
1951年、山梨県出身。27歳から切り絵を始め、アマチュア2年後に、JTB「旅」でプロデビューされました。
切り絵を始めて4年後、サンデー毎日の表紙連載を一年間担当されていました。
これまで書籍カバーと雑誌表紙画800冊、月刊 ・週刊・新聞連載・挿し絵も入れると10,000点以上を制作されています。
切り絵作家としては、別格の実績を誇る。切り絵の技としては、平面、立体、切り絵ライブ、似顔絵と幅広いです。
福井利佐
1975年、静岡県出身。Reebokとのコラボレーションスニーカー、手塚治虫さんとのコラボレーションTシャツ、アーティスト中島美嘉さんのCDジャケットやステージ装飾に携わるなど、コラボレーション作品を多く手掛けられています。
柳沢京子
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1944年、長野県出身。独自の切り絵創作で、国内だけでなく、ドイツやアメリカでも個展を開催。長野県を本来の美しい風土にしたい、と情熱を燃やし続けられています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「息を呑む繊細美 切り絵アート展」についてお伝えしました。
日本最高峰の切り絵アートが一堂に会するまたとない機会です。
細かいところまでこだわりぬかれた、まるで絵画のような切り絵に驚かれること間違いなしの切り絵アート展です。
切り絵の繊細で美しい世界を、是非堪能してくださいね。