野島公園といえば、横浜で唯一の自然海岸です。シーサイドラインの野島公園駅は、本当に海の上にあり、電車から眺める海の景色に胸が躍ります。
そんな野島公園は横浜では、釣りのメッカとして知られていますが、潮干狩りも有名です。
野島公園の中には、野島貝塚という遺跡があって、貝殻の化石なども多く、縄文時代からここに住む人々が貝を取って生活していたことがわかりますね。
そんな野島公園の潮干狩りでとれた貝、なんだか歴史ロマンを感じるような気がしてきませんか?
ここでは、野島公園の潮干狩りのについて、時期や混雑具合、駐車場について解説します。
目次
野島公園の潮干狩り2019の時期は?
野島公園の潮干狩りについては、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
野島公園は、横浜市の最南部平潟湾入口に浮かぶ小さな島の公園で、横浜で唯一の自然海岸です。公園の中には、旧伊藤博文金沢別邸があります。
バーベキュー場やキャンプ場がある事で有名ですが、中央の小高い丘の上に展望台があり、そこから眺める景色は最高なんです。
潮干狩りだけでなく、山登り気分も味わえるお得な公園です。
野島公園の潮干狩り2019のおすすめの時期
潮の干きがいい3月ころから9月ころが潮干狩りのが出来る期間ですが、おすすめはやはり4月後半から5月です。
また、干潮の時を狙っていかないと、潮が引いておらず、潮干狩りができないということになります。
潮干狩りの日程は潮見表を見て決めましょう。また、時間は干潮時刻の前後2時間がおすすめです。
塩見表はこちらで確認できます。潮mieyell
野島公園のアクセス方法
所在地 〒236-0025 神奈川県横浜市 金沢区野島町24
電車でのアクセス
最寄り駅は金沢シーサイドライン「野島公園駅」下車 徒歩5分です。
車でのアクセス
横浜方面から、国道16号線「瀬戸神社前」を左折、「野島町」を左折します。
首都高からですと、首都高速湾岸線「幸浦」出口から、国道357号線「金沢柴町」を右折、「帰帆橋」を左折し、「野島町」を左折で来れます。
横須賀方面からは横浜横須賀道路「朝比奈IC」から、環状4号線(県道23号線)に入り、「六浦」を右折、国道16号線に入る。「内川橋」を左折、「夕照橋」を左折し、「野島町」を直進で来れます。
※どの幹線道路も渋滞スポットを通る道なので、公共交通機関でのアクセスがおすすめです。
野島公園の潮干狩り時の駐車場は?
野島公園第一駐車場(104台収容)、第二駐車場(52台収容)があります。料金は、1時間 200円、以降30分ごと 100円。営業時間は7時から23時です。
野島公園の潮干狩りの駐車場の混雑回避
潮干狩りのシーズンは野島公園の駐車場は早朝で満車になることも多々あります。
そして、近隣は渋滞スポットといわれるところが多いですので早めに行って駐車場を確保しましょう。野島公園駐車場のほかにも、野島内には、ショウワパーク野島公園、野島自動車駐車場があります。
また野島外ですが、近隣の追浜公園の駐車場も収容台数100台以上の駐車場ですのでそちらを利用するのもよいでしょう。
野島公園のトイレなどの設備は?
トイレはありますが、トイレットペーパーの用意は無いため、各自持参してください。
採った貝を洗う水場はありますが、 トイレ前の水道では、あさりを洗浄するのは禁止になっているので気を付けて下さい。
野島公園潮干狩りのルール
野島公園の潮干狩り、入場料などは必要ありません。ただ乱獲を防ぐために、ルールがあります。
- 「じょれん」という用具の使用禁止
- 使用していい「くまで」は幅が15cm以下の物
- 殻の幅が2cm以下のあさり稚貝は採ってはいけないので、掘ってしまったら海に返しましょう。
持ち帰っていい重量は何キロまでという決まりはないので、沖のほうまで頑張って出て行ってバケツ一杯の貝を収穫するつわものもいるそうです。
野島公園の潮干狩りの穴場は?
野島公園で、貝などよくが取れるポイントは正面海岸、公園の中の川沿いや公園の沿岸周辺などです。
干潟になっている場所の貝は、早くに掘りつくされてしまうので、沖に出て掘るのがおすすめです。ただ、沖に行けば遠浅なので潮が引いている時ならば深さはせいぜい膝くらいです。
少しつらいですが、海底を掘ると、アサリなどがたくさん潜んでいるそうです。子供は危ないですが、大人は挑戦してみる価値ありですね。
野島公園の潮干狩りで取れる貝の種類は?
野島公園で採れる貝は、良く採れる順に、あさり、カガミガイ、マテ貝、ツメタガイです。シオフキもたまに見かけます。
野島公園以外の神奈川を代表する潮干狩りスポットは?
実は、野島公園以外にも神奈川県には潮干狩りができるスポットがあります。まだいった事のないスポットもあるかもしれませんので、是非足を運んでみてくださいね。
野島公園以外の神奈川の潮干狩りスポットはこちらの記事で紹介していますので、覗いてみてくださいね。
野島公園に行くなら、BBQやキャンプもおすすめ!
野島公園は、BBQ場もキャンプ場もある事でも有名です。海を見渡せる開放的な環境はもちろん、木陰も多いので日差しを気にせずにゆったりとバーベキューを楽しめるのが、このバーベキュー場の特徴です。
BBQ場は食材付きの予約もできますし、バーベキュー用品のレンタルもありますので、手ぶらでBBQを楽しめます。
バーベキュー用品やコンロのレンタルだけでなくテントのレンタルもありますので、BBQ初心者でも安心ですね。
キャンプ場もあり、1泊2000円~宿泊することもできます。(テント持ち込みの場合。テントレンタルは別料金が必要です。)
キャンプファイヤーピットもありますので、キャンプファイヤーを楽しむこともできます。キャンプファイヤーは事前にホームページから予約が必要です。
バーベキュー場、キャンプ場の定休日は木曜日ですので、土日でも利用可能なところもうれしいですね。
ゴールデンウィークの期間中は、特に予約が殺到しますので、ホームページで予約をしていってください。
野島公園のその他のおススメポイント!
野島公園の周りの海岸が見渡せるのが野島公園の展望台です。
野島公園内の小高い丘の上にある展望台に上ると周囲360度の景色が見渡せます。
八景島シーパラダイスや、日産自動車工場のテストコース、造船所のクレーンなども見えますので、他の展望台ではなかなか見られない景色がみられますよ。
天気が良い日は、富士山や房総半島まで見ることが出来ます。
また公園内には野球場近くと夕照の橋を渡った先の室の木地区自由広場の近くの2か所にあそび場がありますので子供たちを遊ばせるのにも最適です。
まとめ
野島公園は、人工の埋め立てがされていない自然の海浜です。横浜では唯一の天然の海浜ですので、ここには、あさりのほかにも数多くの海の生物がいます。
潮干狩りでもいろいろな収穫をしたり、いろいろな海の生物とふれあうことができます。
また、展望台から楽しめるのは、見晴らしのよい海の景色だけじゃありません!
日産自動車工場のテストコースや造船所のクレーンなど、男の子から興味を持ちそうな面白い景色が見られますので、大人だけでなく子供も喜びそうですね。
公園の中には、展望台や神社、広場もありキャンプやバーベキューも出来ます。
シーサイドラインの駅から歩いてすぐというところも、普段アウトドア派でない人でも行きやすいですね。春の海風に触れ、素敵な景色で癒される野島公園に、ぜひ潮干狩りに行って見て下さいね。