スイカの栄養価ってどれくらい?代表的な9つの成分とは?

スイカ

夏に入り、毎日猛暑が続いています。こんなに暑かったら、食欲もわきません。何か冷たくて、みずみずしいものが食べたい・・・

そこで重宝するのが、なんといってもスイカでしょう。よく冷えたスイカは、食後のデザートとしても、暑い昼のおやつとしても最適です。

しかし、「スイカには栄養価はほとんどない」という話を聞いたことはありませんか?最近のスイカは甘いものが多いですが、それでも栄養豊富だというイメージは、あまり持たれていません。

どうせ頻繁に食べるのなら、栄養も賢く摂りたいもの。実際のところ、スイカにはどのくらい栄養があるのでしょうか?

そこで今回はスイカの栄養価について、代表的な9つの成分についてお伝え致します。

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スイカの栄養価はどれくらい?

実は、スイカの90%以上は水分です。「栄養価がほとんどない」という印象は、このあたりから来ているのでしょう。水分補給という点で見れば、やはり夏に最適な食べ物ではありますが・・・。

しかし、だからといってスイカにまったく栄養がないというわけではありません。容積の割に含有量が少ないというだけで、スイカには糖分をはじめ多くの栄養が含まれているのです。

では、スイカに含まれる主な栄養価を紹介していきます。

シトルリン

スイカの栄養分の中でも特に有名なのがこのシトルリンです。1930年に日本で発見された成分です。発見された時もスイカの中を調べている時に発見されました。

その事からスイカの栄養分と言えば、シトルリンが有名になっているわけです。

そんなシトルリンですがどんな成分かというと、アミノ酸の一種です。

シトルリンには、血管を広げて血行を良くする効果があります。そのため、冷え性や肩こりの改善、さらには代謝アップも期待でき、ダイエットやデトックスの強い味方です。

また、シトルリンの嬉しい効果は、女性だけでなく男性にもあります。シトルリンは体内に摂取されると、アルギニンという成分に変化します。

このアルギニンは、勃起不全などに使われる薬と同じ成分です。男性機能の低下に悩んでいて、薬を買うのを躊躇している方は、スイカの皮をためしてみるのも良いかもしれません。

ビタミンC

美肌に良い栄養の代名詞として、知らない人はほぼいないでしょう。肌に良いとされている理由は、ビタミンCがコラーゲンの生成に不可欠だからです。

コラーゲンが作られることにより、皮膚や粘膜の健康が保たれます。

そのほか、ストレスへの抵抗力を強めて病気になりにくい体を作るだけでなく、有害な活性化酸素から体を守る働きをすることから、心臓疾患や動脈硬化を防ぐ効果も期待できます。

β-カロテン

体内で分解されるとビタミンAになります。ビタミンAの効能で一番よく知られているのが、目との関係です。

しっかり摂取することで、鳥目になる(夜目が効きにくくなる)ことを防ぎます。

また、粘膜を強化する働きがあるので、身体を細菌から守ったり、肌のターンオーバーを促進して美肌に導いたりと、嬉しい効果がたくさんあります。

β-カロテン自体も、免疫を向上させる働きや、有害な活性化酸素を防ぐ抗酸化作用を持っています。これにより、健康な身体作りや、老化防止の効果が期待できます。

ビタミンB6

摂取したたんぱく質からエネルギーを生成したり、血や筋肉を作ったりします。つまり、たんぱく質をたくさん摂っている人ほど、たくさんのビタミンB6が必要となります。

血や筋肉を作ることは、皮膚や粘膜の健康維持にもつながります。口内炎や皮膚炎で悩んでいる人は、ビタミンB6が足りていないのかもしれません。

パントテン酸

人間に必要不可欠な栄養素、たんぱく質・脂質・糖質。そこからエネルギーを生成するためには酵素が必要となりますが、パントテン酸は、この酵素を補助する役割を果たしています。

また、ホルモンの合成や、免疫を強化する働きも持っています。このことから、皮膚や粘膜の健康維持にもつながります。

チアミン

ビタミンB1とも呼ばれます。糖質からエネルギーを生成する役割を果たします。不足すると糖質がエネルギーにうまく変換されなくなり、食欲不振や疲労、倦怠感につながります。

また、神経系の中には糖質をエネルギー源としているものがあります。ビタミンB1が不足すると脚気になるというのは、このためです。

脚気は一昔前の病気だと言われていましたが、最近ではインスタント食品の普及に伴いビタミンB1不足の人が増え、再び発症数が増えているようです。食生活が偏っている人は注意しましょう。

カリウム

ナトリウムと作用しながら、身体のバランスを一定に保つ働きをします。

たとえば、ナトリウムは血圧を上げる働きがありますが、反対にカリウムには血圧を下げる働きがあります。このため、高血圧に悩んでいる人は、カリウムを摂取するよう指導されることが多いようです。

身体のバランスを保つ一環として、疲労回復や利尿作用をもたらすので、夏バテへの効果が見込めます。スイカが夏に重宝される理由の一つは、この点にあるのでしょう。

マグネシウム

骨や歯を作るために必要な栄養分です。「え、カルシウムじゃないの?」と思われたかもしれませんが、実はカルシウムと同様、マグネシウムも必要なのです。

そのほか、神経を鎮めたり、エネルギーを生成する手助けをしたり、血圧を維持したりと、生きる上で重要な役割をいくつも持っています。

リコピン

トマトに含まれるリコピンが健康や美容に良いということは、最近テレビなどでも繰り返し特集されています。そんなリコピンが、実はスイカには、トマトの1,4倍も含まれています。

リコピンには抗酸化作用があり、身体の健康を保つだけでなく、アンチエイジングにも効果があります。脂肪を燃焼させる働きもあり、美容の強い味方です。

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スイカの種の栄養価

これまでにスイカの実の栄養価についてお伝えしてきました。スイカは実は食べるけど、種は捨てますよね。ですが実はこの種にも栄養があるのです。

次に、スイカの種にはいったいどんな栄養価があるのか?についてお伝えします。

葉酸

ビタミンB12と協力して、赤血球の生成を補助する働きがあります。そのため、貧血気味の人は葉酸をしっかり摂取すると良いでしょう。

また、細胞を作るときに必要な核酸を合成する作用も持っています。妊娠中の女性は、しっかりと葉酸を摂取することで、胎児の神経系発育不全のリスクを軽減できることがわかっています。

赤血球中のヘモグロビン(酸素を体中に運ぶ役割をする)が生成されるとき、鉄を必要とします。このときに鉄を必要な場所まで運ぶのが、銅の仕事です。

つまり、いくら鉄分をしっかり摂取しても、銅が欠乏していれば、ヘモグロビンは作られません。鉄分に気を遣っているのに貧血気味だという人は、銅が欠乏している可能性があります。

ビタミンB6、カリウム、マグネシウム

前述した「スイカの栄養」と重複するので、詳細はそちらをご参照ください。赤い実の部分だけでなく種まで食べれば、この三要素は更にしっかりと摂取できるということですね。

日本ではスイカの種を食べる習慣はありませんが、中国ではスナック感覚で食べられています。塩をまぶして炒めると、なかなか美味しいそうです。

スイカの皮の栄養価

スイカの皮をお漬物などで食べるという事を聞いたことがないでしょうか?

スイカの皮も種と同様捨ててしまいがちですが、実はスイカの栄養価のなかでも最もポピュラーなシトルリンという栄養素が含まれています。

具体的に、スイカの皮の栄養についてみて、どんな栄養分があるのか行きましょう。

シトルリン

実の含有量はそこまで多くありませんが、皮には実の2倍の量のシトルリンが含まれていると言われています。

ビタミンA、ビタミンC、リコピン

こちらも「スイカの栄養」と重複するので、詳細はそちらをご参照ください。

最近はスイカの皮が持つ栄養分にも関心が高まっているようで、漬物にして食べると良いという話をよく聞きます。

特にぬか漬けなどにすると、発酵食品としての効果も加わるので、美容や健康に最適です。そのほかにも、細かく刻んで かき揚げにしたり、スムージーに加えたりするのも良いそうです。

まとめ

以上、スイカに含まれる栄養を紹介しました。全体的に、女性にとって嬉しい効果が多かったのではないでしょうか。

暑い夏にスイカを食べることで、

  1. 豊富な水分量で熱中症対策!
  2. カリウムで夏バテ対策!
  3. 美肌効果で紫外線の肌ダメージ対策!

と、一石三鳥の効果を持っているようです。おまけにスイカを食べることで夏の風流を感じられるのだから、いいことづくめですね。

今年の猛暑も、スイカを食べれば無事に乗り切れるかもしれませんので、是非参考にしてみてくださいね。

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