お風呂場の床や壁際のパッキンに生えることが多いイメージのカビですが、いつのまにかお風呂のフタにまで生えている…!なんて経験ないでしょうか?
お風呂のフタは大きくて洗うのも面倒ですし、くるくる巻くシャッタータイプのフタなんかは扱いづらくて大変ですよね。
ですが、そんな厄介なお風呂のフタのカビを簡単に奇麗に落とせる方法、そしてなるべくカビを生えさせなくする方法があるのです!
そこで今回は、お風呂のフタがカビてしまってお困りな方のために、お風呂のフタのカビの取り方、お風呂のフタのカビの予防法についてお伝えします。
目次
お風呂のふたがカビる原因とは?
みなさんのお家のお風呂のフタは、どのような形状をしているでしょう?
最近のお家のお風呂のフタは、軽くて数センチほどの厚みのある組み合わせタイプも増えてきていますよね。
でも多くのご家庭では、シャッター状のくるくる巻くタイプのものを使っているのではないでしょうか?このシャッタータイプのフタ、開け閉めはとっても楽ちんですがちょっと重たいのが難点…。
浴槽にお湯をはらないときは、くるくると丸めて端の方に置いておく…なんてことが多いのではないですか?
お風呂のフタは、浴槽にお湯をはっているときはもちろん、裏側に蒸気がたっぷりとあたりますよね。
さらに使わないときは丸めて置いておくことも多いせいか、なかなかしっかりと乾かないなんてことも。
そんなことを繰り返しているうちに、お風呂のフタにはカビが生えていたりします。お風呂のフタはその使い方や形状から、浴槽よりもカビが生えやすいといえるのです。
今日はいいかと放っておけばおくほど、カビがどんどん根をはって黒いシミになってしまうのです!恐怖!
お風呂のフタのカビの取り方とは?
ではお風呂のフタにはえてしまったカビは、どのように取ればよいのでしょうか。
簡単にカビを取りたい場合は、市販のカビ取り剤(カビキラーなど)を使うとお掃除が比較的楽です。
市販のカビ取り剤を使う方法
まずカビが目立つ部分を中心に、フタ全体にまんべんなくカビ取り剤をスプレーします。このときにお風呂のフタの隅から隅まで、カビ取り剤を行き渡らせるのがポイントです。
少し時間をおいてから、カビ取り剤をキレイに洗い流しましょう。カビが気になる部分は、古歯ブラシなどで軽くこすってあげるとよいです。
カビ取り剤がキレイに流れたら、中性洗剤で普通に洗って泡を流します。
泡がすべて流れたら、しっかりと乾燥させるか、タオルなどで水滴をキレイに拭き取れば完璧です。
シャッターの溝や、端の方までしっかりキレイになったかどうか確認しましょう!
市販のカビ取り剤は塩素系の刺激の強いものが多いので、使用の際は使用上の注意をよく読み、換気をしっかりしてからお掃除してくださいね!
重曹を使う方法
市販のカビ取り剤のように塩素系で刺激の強い洗剤を使いたくない場合は、重曹でもカビをキレイに掃除することができます。
使い方は市販のカビ取り剤と同じです。
お風呂のフタ全体に、まんべんなく重曹をふりかけたら、古歯ブラシやスポンジなどで軽くこすりながら洗っていきます。
重曹には研磨作用があるので、カビや汚れもキレイに落としてくれますよ。重曹なら小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えますね。
ただ重曹は深く根付いてしまった黒カビには、あまり効果がありません。表面的なカビには効果がありますので、重曹を使う場合は小まめに定期的にお掃除するようにしましょう。
お風呂のフタ専用のブラシを使う
お風呂のフタを掃除するとき古歯ブラシでも十分に使えるのですが、便利なお風呂のフタ専用のブラシを使えば時短でお掃除することができます。
それが、『マーナの風呂ブタ洗いブラシ「掃除の達人」』です。
ブラシの毛が凹凸状になっていて、気持ちよくお風呂のフタにフィットしてくれるすぐれものです!
このブラシなら、古歯ブラシのようにちょこちょここすらなくても、溝にあわせてガシガシ掃除できます。
こんなアイテムを取り入れてみるとお風呂のフタ掃除が楽しくなって、カビも生えにくくなるのではないでしょうか♪
カビないお風呂のフタがオススメ!
お風呂フタにカビが生えてしまったら、上記のような方法で取るしかないのですが、そもそもお風呂のフタにカビが生えなければいいわけですよね。
カビの生えないお風呂のフタなんてないかな〜と思っていたら、なんと!あるんですねー!
今の時代何でもありますね…考えてくれた人ありがとう…。ということで、いくつか紹介したいと思います!
オーエ ポリプロ風呂ふた プロト 防カビ
定番のシャッタータイプのお風呂のフタです。防カビ加工がされているので、衛生面でも安心です。
サイズ展開も豊富なので、ご自宅のお風呂にあう大きさのフタを選ぶことができます。シンプルでよくある形状のものなので、迷ったらコレ!という感じですね。
価格も比較的安価です。
東プレ 抗菌タイプ 折りたたみ式風呂ふた
純銀を加工した特殊な粉を配合し作られたお風呂のフタです。
銀イオンの力でカビの繁殖をおさえてくれます。銀イオンの効果は半永久的で、人体にも無害!安全な材質で作られています。
折りたたみタイプなので、シャッタータイプのようにくるくる巻く手軽さはありませんが、重ねてたたむとコンパクトになります。
お風呂のフタを買い替えたいんだけど、お風呂場が狭くて…という方にもよいサイズ感でオススメです。
使用後は拭いて水分を取ったり、しっかり乾燥させてから折りたためば銀の効果も相まってカビの心配はいらなくなりそうですね。
オーエ コンパクト風呂ふた NEXT 防カビ加工
オーエ コンパクト風呂ふた NEXT(ネクスト) 80×140cm用 W-14
こちらも折りたたみタイプのお風呂のフタです。カビやすい折り目の部分に防カビ加工がされている、かゆいところにまで手を施してくれている商品です。
コンパクトに折りたたむことができるので、とても収納性が高く狭いお風呂でもバッチリ使えます。サイズ展開も豊富なので、お家のお風呂にあう大きさが見つかると思います。
カラーもホワイトとブラウンがあるので、ご自宅のお風呂のテイストにあわせて色選びをするといいですね。
東プレ Ag銀イオン風呂ふた 組み合わせタイプ
東プレ Ag銀イオン 風呂ふた L16 (75×160 用)
こちらは組み合わせタイプのお風呂のフタです。ミューファンという純銀を粉状にしたものを混入したプラスティック容器を使用しています。
銀イオンの力で、カビやぬめりを防ぐのはもちろん、人体にも無害なのがいいところです。抗菌機能、防カビ機能は驚くほど高く、滅菌率はなんと99.9%以上というから驚きです。
またその効果は半永久的といわれています。またこちらは組み合わせタイプなので、パネル1枚あたりの重さも3.5kgと軽くとても扱いやすいのが特長です。
表面もなめらかなのでフタのお掃除も楽にすませることができます。
他のお風呂のフタに比べるとお値段が少々高くなりますが、効果や機能、さらにそれが半永久的に続くことを考えると、かえってコスパはいいかもしれません。
東プレ Ag銀イオン風呂ふた 折りたたみタイプ
先程の風呂ふたの折りたたみタイプです。同じく銀イオンで強力抗菌、効果は半永久的に続きます。
組み合わせタイプだとお風呂の広さの問題で置けない…という方のために、省スペースですむ折りたたみタイプです。
こちらサイズ展開も豊富で、カラーは銀色とホワイトから選べるので、お家のお風呂にあわせて選ぶといいと思います♪
お風呂のフタのカビの予防法
お風呂のフタのカビの取り方や、カビないお風呂のフタを紹介してきましたが、やっぱり一番はカビないように予防することだとは思いませんか?
日常のちょっとした工夫でカビが生えなければそもそもカビ取りに悩むことはないわけなので、お風呂のフタのカビを予防する方法も、紹介していきましょう!
フタをしっかり乾燥させる
基本はコレですね。カビは温度が高く、湿度が高く、水分と栄養分があるところで繁殖していくので、まずは水分がない状態を作ってあげることが重要です。
お風呂掃除をし、お風呂のフタも洗ったら、しっかりと水分を拭き上げて乾燥させましょう。これだけで、カビが生える条件を減らすことができます。
くるくる巻くシャッタータイプのフタなら、くるくる巻かないで広げた状態で乾燥させるとよいです。折りたたみ式でも同じですね。
組み合わせタイプなら、それぞれがくっつかないように立てかけて乾かしましょう!
できれば普段のお風呂やシャワーのあとにも、壁や床に加えてお風呂のフタにもお湯をかけてから出るようにすると尚よいです。
お湯はかけっぱなしではなく、スクイージーで水を切ったり、タオルで拭いたりしておくとよりカビの予防になりますので試してみてください。
市販の防カビくん煙剤を使う
カビの原因菌はお風呂場のいたるところに潜んでいます。目に見えないのが厄介で、この原因となる菌を放っておくと菌が成長し黒カビに変化してしまいます。
ですからこの菌が成長する前に、お風呂をまるごと除菌してしまうのがオススメです!
防カビくん煙剤は、ドラッグストアーでもインターネットショッピングでもどこでも手に入りますし、使い方も簡単!定期的に使うと尚効果がありますよ。
我が家では2か月に1回のペースでこの防カビくん煙剤を使用していますが、まだ黒カビに出会ったことはありません。
もちろん日々のお風呂掃除もしていますが、お風呂のフタも含めてまるごと除菌してくれている安心感が半端ないので、かなりオススメです!
お風呂場の天井を掃除する
これはお風呂のフタのカビとは一見関係ないように感じると思いますが、お風呂のカビ問題では結構重要なポイントです。
カビの原因菌は目には見えませんが、お風呂場の天井にも多く潜んでいます。
カビは胞子を飛ばして増殖するので、天井のカビ菌を除菌しない限り日々カビ菌がふってきていることになります。
定期的にお風呂場の天井をクエン酸水やアルコールスプレーなどで除菌することで、カビが生える原因を元から退治してしまいましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はお風呂のフタについてしまったカビの取り方、カビないお風呂のふた、お風呂のフタの予防方法についてお話しました。
やはり基本は予防!日々の予防作業をめんどくさがらずにコツコツやることが、一番楽な結果に結びつくと思います。
それでもカビが生えるときは生えてしまうので、そんなときは今回紹介した方法でカビをやっつけちゃってください。
カビの生えにくいお風呂のフタに変えてしまうというのも、結構ストレスフリーだと思います。
お風呂のフタのカビにお悩みの方は、今回の記事を参考にご自分にあった方法を試してみてくださいね!