フローリングワックスの落とし方・塗り方と3つの素材

フローリングに光沢がなく、黒ずんで汚れているので、綺麗にしたい。そんな時にフローリングワックスを落とさないとと思いますよね。

また、フローリングワックスを落とした後、今度は塗らないといけません。さらに、どんなフローリングワックスを選べばよいのか分からないと思う人も多いでしょう。

フローリングワックスには様々なタイプがあり、そのタイプによって効果やワックスの塗り方が違ってきます。

そこで、ここではフローリングワックスの落とし方と、フローリングワックスの塗り方についてご紹介しますので参考にして下さいね。

フローリングワックスの落とし方

フローリングワックスの落とし方については、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。

大掃除(フローリング偏) 古いワックスを除去し、スッピン状態でワックスがけ ワックスはがしでフローリング復活

フローリングワックスを剥がす理由

新しくワックスを塗る前に、必ず古いフローリングワックスを落とさないといけません。

古いフローリングワックスの上から塗ってしまうと、汚れているフローリングワックスの上から塗ってしまう事になります。

そうすると、古いフローリングワックスの汚れが残った状態になります。

また、古いフローリングワックスの上に重ねて新しいフローリングワックスをかけると、ワックスに隙間ができます。

その隙間にカビが生えてしまう危険があるので、必ず剥がしましょう。

フローリングワックスの落とし方・剥がし方

古いフローリングワックスを剥がすには、剥離剤を使います。

まず、古いフローリングワックスを剥がす前に掃除機をかけましょう。ホコリやゴミも必ず除去しましょう。

つぎに、クイックルワイパーなどでもう一度床を掃除しましょう。掃除機で取り切れていないゴミなど、しっかり除去することができます。

つぎに、剥離剤を雑巾にかけ、床全体を拭きます。この時に一度に高面積行うのではなく、1m程少しずつ行っていきましょう。剥離剤は均一に塗るようにしましょう。

汚れが酷い所は、スポンジタワシ等で擦りましょう力を入れすぎると、床本体まで傷つけてしまう危険性があります。優しく擦り、汚れを落としましょう。

つぎに、綺麗な雑巾で2回、床を水拭きします。この時に完全に、剥離剤が落ちるようにしましょう。

2回行って、もしまだ残っているようなら3回、4回と繰り返して下さい。

最後に、床を乾かします。ここでしっかりと床を乾かして下さい。濡れていると新しいワックスをかけた後、水分を含んでしまうのでカビの原因になります。

古いワックスを剥がし終えたら、いよいよ新しいワックスの登場です。次に、タイプ別のフローリングワックスのかけ方をお伝えします。

フローリングワックスの塗り方と3つの素材

フローリングワックスには、大きく分けて3つの素材があります。各素材によって効果やフローリングワックスの塗り方が違うので、あなたのフローリングに最も合ったものを選びましょう。

フローリングワックスの塗り方については、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。

プロ30年生が教えるワックス塗りの基本

シートタイプのフローリングワックス

シートタイプのフローリングワックスは、ご家庭にある、フローリングワイパーに取り付けて使用します。シートタイプのフローリングワックスは、ワックスがけをおこないつつ、同時に汚れも取れます。

ただし、クッションフロアには使用することが出来ません。ワックスの効果は1ヶ月です。

スプレータイプのフローリングワックス

スプレータイプのフローリングワックスのかけ方は、床にスプレーし、ワックス専用のワイパーで軽く塗ります。

スプレータイプのフローリングワックスを全面に塗り広げましょう。あとは乾燥させれば終了です。

ワックスの効果は3ヶ月です。

液体タイプのフローリングワックス

ご家庭にある、フローリングワイパーにドライタイプのシートを取り付けます。そこに液体タイプのフローリングワックスをバケツ(綺麗な状態にして下さい)などの容器に入れます。

シートに均一になるよう染み込ませ、床に軽く塗っていきます。

ワックスの効果は使う液体によって違い、半年の物もあれば、2年の物もあります。

注意してほしい床

通常のフローリング以外にも、少し違う床のタイプがあります。白木の床や油加工の床などがそうです。

例えば、白木にはロウタイプの専用ワックスを使いましょう。白木はしっとりした風合いがあります。それを引き立たせる役割が専用ワックスにはあります。

油加工の床には、専用の油性ワックスを使いましょう。他のワックスを使用しても効果を得ることが出来ませんので。

白きのフローリングワックスについては、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、こちらをご覧ください。

汚れた白木フローリングのワックス剥離・洗い屋の作業方法

そもそも、フローリングワックスとは? 

そもそも、ワックスとは何かと言うと、「常温で固体、加熱すると液体となる有機物」と定義されています。

ワックスには次の特性があります。

①植物、動物、石油などから採取される天然物

②防水、防湿性、電気絶縁性、蓄熱性がある

③環境にも、人体にも無害

④安全な物である

食品添加物とも使用され、土に埋めれば微生物によって分解されます。不純物をほとんど含まない純度の高いもので、幅広い分野に使用されています。

フローリングワックスを塗る3つのメリット

メリット1、フローリングが傷つきづらくなる

フローリングは多くの場合木製です。木は傷つきやすくなっています。

例えば、床に物を落としてしまうと、物を落とした衝撃で傷ついてしまうなんて事もよくあります。

そこでフローリングワックスを使う事で、フローリング表面に膜を貼ります。その膜のおかげで、傷を事を防ぐことができます。つまり、フローリングワックスは床を保護する役割があるという事です。

メリット2、綺麗に見える

ツヤのあるフローリングは、とてもきれいに観えますよね?

木材そのものにツヤはありません。そこで、床をキレイに魅せるの事ができるのがフローリングワックスです。

フローリングには目に見えない凸凹があります。

その凹凸をフローリングワックスが埋め、光を均一に反射するようになり、綺麗に見えます。

メリット3、掃除が楽になる

床の上は毎日歩きますよね。なのでとても汚れが付きやすい状態です。特にキッチンなどは汚れやすいです。

そこで、フローリングにワックスをかけると、表面に膜ができ床が保護され汚れがつきにくくなります。

その為、汚れが落としやすくなります。

フローリングにワックスが塗ってあると、床の掃除が楽になるということです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はフローリングワックスとフローリングワックスのかけ方についてご紹介しました。

フローリングワックスをかける前には、必ず古いフローリングワックスを剥がさないといけません。

また、剥がした後、新しいワックスを塗るには床のタイプを確認しましょう。

次にワックスの種類を選び、塗っていくと床が綺麗になっていきます。

今回ご紹介した内容を是非、ご活用し綺麗な床を保って下さいね。

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