料理の初心者は何から始める?初心者でもできる簡単レシピ9選

料理の初心者は何から

あなたは今、料理について、何から始めればよいかと思っていませんか?

また、どんな料理を作ればよいか分からない、という方もおられる事かと思います。

どうすれば、料理が上手くなれるのか?

そこで今回は、何から始めればよいか分からない人の為に、料理の初心者が何を作ればよいかをお伝えします。

初心者が料理を失敗する理由とは?

料理の初心者って何から作れば良いのかという問題がありますよね?

なぜ料理を失敗するという問題が起こるのか、その理由は料理の手順や段取りが分からないからです。

ではどうすればよいのかというと、料理のパターンを掴むことです。

パターンとは料理の決まった形のことです。なので料理を作るうえでパターンを覚えることで料理が成功しやすくなります。

またパターンを覚えることで、レシピを見なくても作れるようになり、あなた自身の得意料理が作れるようにもなります。

料理には、決まった流れや段取りというようにパターンが決まっています。

それは、手順だけではなく、調味料に割合という決まった形があることも同じです。

調味料の割合は黄金比ともよばれ、誰が食べても美味しいと感じる割合のことです。

料理の初心者は、食材に熱を加えすぎてしまったり、味がうまく決まらなかったりとその時々で出来上がりにバラツキが出ます。

それは、まだパターンができていない証拠でもあります。

パターンが掴めてくると、僅かな差は出ますがいつ作っても美味しい料理を作ることができます。

パターンを掴むためには、レシピに書いてある時間や分量を正確に再現することの積み重ねです。

レシピ本には、その食材に対しての最適な調理時間や分量が書いてあります。

調理時間や、調味料の分量やタイミングを知る事よって、パターンの骨格が掴め出します。

また、食材の細かな違いが分かるようになると、料理のパターンをが掴めるようになります。

そのためには、難しいレシピ本は購入せず、ベースとなる簡単な料理が載っているレシピ本を選んでください。

そのなかの注意点などには、料理の流れを崩さないためのコツが書いてあります。

そういう細かな部分にも目を通し、なぜそうなるのかを理解するようにしましょう。

そうすることで、自分のパターンが見いだせるようになります。

慣れてきたら、食材を多く使うレシピ本に変えて自分のパターンの骨格作りに入りましょう。

ここまでくると、作れる料理は格段に増えています。

初心者でも簡単に作れるレシピ 野菜編

初心者でも簡単に作れる料理について、野菜料理では大きく分けると3つのレシピがあります。

1つ目は切り干し大根ときのこの中華風温サラダ、2つ目はアボカドの白味噌炒め、3つ目は菜の花のガーリック酒蒸しです。

一つ一つ具体的に見ていきましょう。

切り干し大根ときのこの中華風温サラダ

料理の初心者にとって、サラダを作るにしても覚えることはたくさんあります。

そこでまず合わせ調味料を覚えましょう。この合わせ調味料は、海鮮サラダなどのドレッシングとしても使えます。

また合わせ調味料は、ドレッシングのベースになる万能調味料です。

料理を選ばずに使えるので、覚えておくと、とても便利です。

(材料)

• 切り干し大根 15g
• しめじ 1パック
• エリンギ 60g
• 万能ねぎ 5本
• 醤油 大さじ1
• 米酢 小さじ2
• ごま油 小さじ2

(作り方)

  1. お湯を沸かして、切り干し大根、しめじ、エリンギを軽く茹でます。
  2. 茹でたキノコ類を、ざるにあげ形が崩れないように押さえて水気を切ります。
  3. 醤油、米酢、ごま油を合わせ軽く和えます。
  4. 万能ねぎを食べやすい大きさに切ります。
  5. 万能ねぎを添える形で盛り付けます。

(調理のコツ)

  • 切り干し大根は、あらかじめもみ洗いして水に2分ほど浸けておきます。
  • しめじは、石づきを取り食べやすい大きさにカットします。
  • エリンギは、手でさいて食べやすい大きさにします。
  • 万能ねぎは、3cmから5cmほどの大きさにカットします。
  • 醤油(1) 米酢(0.7) ごま油(0.7)の割合で合わせます。

(ワンポイントアドバイス)

きのこ類は、加熱すると縮みやすいので茹でる時間に注意します。

また、カットするとき大きさを揃えると見栄えも良くなります。

アボカドの白味噌炒め

アボガドは、そのもの自体には味がありません。

そのため、どんな料理にも合わせやすい食材の一つです。

加熱したときに、味の変化を楽しめる食材でもあります。

また、味噌を酒でのばす調理法は、田楽味噌を作るときにも使う基本です。

いろんな用途に使うので覚えておくといいですよ。

(材料)

• アボカド 1個
• にんにく 1片
• 白味噌 大さじ1
• 日本酒 大さじ1
• ごま油 適量

(作り方)

  1. フライパンでごま油とにんにくを炒め香りを出します。
  2. 香りが出たら、アボカドを入れ炒めます。
  3. とろみを確認したら、白味噌と日本酒を入れます。

(調理のコツ)

  •  アボカドは、皮をむいてひと口大にカットし食べやすくします。
  •  にんにくは、芽を取り少し厚めの薄切りにします。
  • 白味噌と日本酒は、何回かに分けて混ぜ合わせます。

(ワンポイントアドバイス)

アボカドは、加熱するととろりとしてきます。

それが、白味噌と日本酒を入れる目安になります。

菜の花のガーリック酒蒸し

酒蒸しは、酒の旨みを味わう調理法です。

食材を魚介類に変えることで、いろんな種類の料理を楽しめます。

にんにくを使うことが、この料理のアクセントになります。

酒蒸しを作るときの、隠し味として覚えてくださいね。

(材料)

• はまぐり 8個
• えび 8尾
• 菜の花 1/2束
• にんにく 1片
• 酒 80cc

(作り方)

  1. はまぐりは、砂抜きをしておきます。
  2. えびは、切れ目を入れワタを取っておきます。
  3.  菜の花は、硬い部分を目安にカットします。
  4. にんにくは、皮をむいて軽く潰します。
  5. 材料を鍋に入れ火にかけます。
  6. 蒸気を確認したら、弱火に落とします。
  7. はまぐりの口が開くまで弱火で加熱します。

(調理のコツ)

  •  はまぐりは、こすり洗いをしてから海水ぐらいの塩水で砂抜きをします。
  •  えびは、背ワタを取ることでアクが出ないようにします。
  •  菜の花は、軽く曲げてみることでカットの目安が分かります。

(ワンポイントアドバイス)

中火から加熱すると、気持ちに余裕を持って蒸気の確認ができます。

中火から弱火にすることで、余分に火が入ることを防ぎます。

初心者でも簡単に作れるレシピ 魚介編

初心者でも簡単に作れる料理について、魚料理では大きく分けると3つのレシピがあります。

1つ目はいかとたらこのにらユッケ、2つ目は牡蠣のオイル煮、3つ目は塩水海老です。

一つ一つ具体的に見ていきましょう。

いかとたらこのにらユッケ

この合わせ調味料は、生物と野菜の組み合わせで使えます。

カルパッチョの他にも応用が効く万能調味料です。

覚えておくことで、料理の幅が広がります。

柑橘類を加えるとで、料理に清涼感を与えてくれます。

(材料)

• にら 1束
• いか 50g
• 明太子 40g
• 卵黄 2個
• 醤油 適量
• ごま油 適量

(作り方)

  1. いかと明太子を和えます。
  2. にらを茹でて、冷水で熱をとります。
  3. にらをひと口大にカットします。
  4. にらを、醤油とごま油で軽く和えます。
  5. 皿に盛りつけた後、上に卵黄をのせます。

(調理のコツ)

  •  にらは、カットする前に下処理することでカットしやすくなります。
  • いかは、刺身用の新鮮なものを使います。
  •  明太子は、口あたりを良くするため皮をむきます。

(ワンポイントアドバイス)

ごま油と醤油は、好みの量で合わせます。

目安として、ごま油(1)と醤油(0.4)の割合で合わせてみてください。

牡蠣のオイル煮

オイル煮は、キャンプ料理で作ることの多いアヒージョのことです。

オリーブオイルで旨みを閉じ込める調理法ですね。

魚介類には最適ですから、次は魚で挑戦してみましょう。

ローリエの役目は、臭みを取ることと清涼感のある甘い香りをつけるために使います。

クセの強いものに使うようにしましょう。

(材料)

• 牡蠣 300g
• 酒 大さじ2
• ローリエ 1枚
• 黒胡椒 適量
• オリーブオイル 適量

(作り方)

  1. 牡蠣は、あらかじめ水気を切っておきます。
  2. 牡蠣をオリーブオイルで加熱します。
  3. 水分が飛んで、軽く膨らむことを確認します。
  4.  酒とローリエを入れ、弱火で蒸します。
  5.  仕上げに、黒胡椒とオリーブオイルを回しかけます。

(調理のコツ)

  • 牡蠣は縮みやすいので、火力は弱めにして様子をみます。
  • 牡蠣は、熱が入ると表面がプリッと膨らむので目安にしてください。

(ワンポイントアドバイス)

牡蠣は、一般的には大根おろしで汚れを取ります。

調理の際は、大根おろしが残らないように洗い流してください。

塩水海老

この料理は、魚介類の紹興酒漬けとして有名ですね。

ホタルイカやボタンエビ、蒸し鶏の漬け込みにも使えます。

いろんな食材に変えて、お酒の旨みを味わってみてください。

度数の高いお酒を使うことで、臭みをとり旨みと風味をつけてくれます。

ポイントは、度数の高いお酒を使うことです。

(材料)

• えび 4本
• 鶏ガラスープ 200cc
• ねぎ 1本
• 生姜 適量
• 酒 大さじ1
• 砂糖 大さじ1
• 塩 適量

(作り方)

  1. えび以外を合わせます。
  2.  えびは背ワタ取って茹でます。
  3.  合わせたスープにえびを1日から2日漬けます。

(調理のコツ)

  • えびは、有頭海老を使うことで頭からの旨味がスープに出ます。
  • えびは、色が変わることを茹で時間の目安にします。

(ワンポイントアドバイス)

酒は、他の種類を使用することで味の変化を楽しめます。

生姜は、むいた皮を使用することで身の部分は他の料理に使うようにします。

初心者でも簡単に作れるレシピ 肉編

初心者でも簡単に作れる料理について、肉料理では大きく分けると3つのレシピがあります。

1つ目はマスカットと豚バラのスパイシー串焼き、2つ目はポークロールのオレンジ風味、3つ目はジンジャーチキンです。

一つ一つ具体的に見ていきましょう。

マスカットと豚バラのスパイシー串焼き

この料理は、スパイスの使い方を学べます。

クミンとナツメグは必須ですが、辛みのスパイスは他のものに変更できます。

マスカットは、脂の多い肉の消化を助けてくれる作用があります。

脂っこい食材との組み合わせで使えますよ。

(材料)

• マスカット 12粒ほど
• 豚バラ 200g
• 一味唐辛子 適量
• クミン 適量
• ナツメグ 適量
• 塩 適量

(作り方)

  1. 串にマスカットと豚バラを交互に刺します。
  2. グリルでしっかり焼き目をつけます。
  3. 塩、一味唐辛子、クミン 、ナツメグを振りかけます。

(調理のコツ)

  •  豚バラは、軽く茹でることで火の通りを早くします。
  • バーベキューをする要領で、濃いめの味付けにしてください。

(ワンポイントアドバイス)

一味唐辛子は、ブラックペッパーなど好みで変更してもいいです。

クミン、ナツメグは、スーパーなどで粉状のものを購入すると手間が省けます。

ポークロールのオレンジ風味

オレンジジュースを使うのは、風味もありますが固い肉を柔らかくすることが目的です。

オレンジジュースの他では、コーラも同じ効果があります。

肉を使うときの、下処理として覚えておきましょう。

肉の種類は問わないので、いろいろ試してみてください。

(材料)

• 生姜 適量
• 豚ロース 8切れ
• オレンジジュース 大さじ1
• 酒 大さじ1
• 醤油 大さじ1
• 小麦粉 適量
• オリーブオイル 適量

(作り方)

  1.  豚ロースで生姜を巻きます。
  2. 巻いた豚ロースに小麦粉をつけます。
  3. オリーブオイルで火が通るまで焼きます。
  4. オレンジジュース、酒、醤油を加え照りを出します。

(調理のコツ)

  • 生姜は、千切りにするなど巻きやすいようにします。
  •  豚ロースは、市販の薄切りを使います。
  • フライパンで焼くときは、豚ロースの巻き終わりを下にして焼きます。
  • 弱火でしっかりと火を入れます。

(ワンポイントアドバイス)

酒をワインに変えることで、違った風味を味わえます。

オレンジジュースは、肉を程よい柔らかさにしてくれます。

豚肉は、火を入れすぎると固くなります。

ジンジャーチキン

ハニージンジャーは、肉料理のソースとしてベースになります。

はちみつは、肉の食感を柔らかくする効果があります。

作り置きをして、他の肉料理にも使ってみましょう。

その他、デザートのソースなど幅広い用途で使えるのも魅力です。

(材料)

• 生姜の薄切り 200g
• はちみつ 50cc
• 鶏モモ肉 1枚
• バター 10g
• 塩 適量
• 醤油 適量
• 油 適量

(作り方)

  1. 鶏モモ肉に塩をして、表面をしっかり焼きます。
  2.  いったん取り出して、フライパンの余分な油を取ります。
  3. ハニージンジャーに、醤油とバターを入れ火にかけソースを作ります。
  4.  鶏モモ肉とからめます。

(調理のコツ)

  • ハニージンジャーは、はちみつに生姜を入れ1日から2日おいたものです。
  • 余分な油は必ず拭き取ってください。
  • 肉の種類を変えることで、違った肉料理に変更できます。

(ワンポイントアドバイス)

ハニージンジャーを作るとき、生姜の水分が出てきます。

混ぜるなどして分離することを避けます。

冷蔵庫での保存を心がけてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回、料理の初心者が何から始めればよいか、という事についてお話しました。

料理の初心者が、どんな料理から始めればよいかを解決するには、まずは、料理を失敗する理由を理解する事です。

そして次に、初心者でも簡単に作れる野菜料理、初心者でも簡単に作れる魚料理、初心者でも簡単に作れる肉料理を試してみる事が大切です。

料理を楽しんで作ることは、その料理を美味しくしてくれます。

たくさんの失敗とその失敗から学ぶことを経験してください。

料理に取り掛かる前には、誰に食べてもらいたいかイメージすることも大切です。

どんな料理でも、切ること、熱を加えること、味をつけることが基本です。

また、レシピ本は真似て終わりではありません。

その料理にとって重要な点を見つけるようにしてください。

料理とは、失敗の積み重ねと大切な人をもてなす心です。

そうする事で、繰り返し作ることからの失敗を恐れない気持ちができます。

料理を少しでも上手くなりたい方は、是非試してみて下さいね。

今回の記事を参考にしてみて下さいね。

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