料理の盛り付け方のコツとは?上手になる7つのコツ

料理の盛りつけのコツ

料理の盛り付け方によって、とても見た目が変わりますよね。

また、料理を盛り付けした時、何か見た目が思っているようにならない。どうすれば美味しそうに見えるのかわからない、とお悩みになってはいないでしょうか?

ここでは、そんなあなたのために料理の盛り付け方が上手になる7つのコツをお伝えします。

料理の盛り付け方のコツ1 山の形に盛る

刺身の盛り付け

山形は特に和食において基本の盛り方です。

上を針のように細くし土台は太くします。すべてにおいて頂点に向けて盛っていきます。ポイントは土台をしっかり固める事です。

地味な料理は、山に盛っても沈んでしまいがちですね。そういう時は、形の良いものを手前に持っていきましょう。また、一番上にあしらい等を乗せると見た目が綺麗です。

「立てること」「寄せること」を意識するだけで、盛り付けが平らにならずに済みますよ。

次の動画では、和食以外にもパスタやオムライスの盛り付け方もご紹介しています。山形に盛る方法や、あとでご紹介する余白を作る方法も解説されているので、参考にしてみてください。

いつもの料理が見違える!盛り付け3テク|ママ 赤ちゃん 初めてでも 簡単 レシピ 作り方

料理の盛り付け方のコツ2 平盛り

平盛り

大き目の皿に多人数分の料理を盛る場合、ほとんどが平盛になります。

どのような少量でも、平面的に並べるように盛ると平盛りと言います。料理同士をピタリと密着させて配置し、盛り付けます。

配色を主に考えて盛り付け出来るので、あまり難しくありません。

次の動画では、100均のお皿にお刺身を上手に盛り付ける方法が解説されています。ご参考にして下さい。

刺身の盛り付け方 100均の器にスーパーの刺身を豪華に盛る【#17】│How to serve sashimi

料理の盛り付け方のコツ3 余白を作って盛る

料理に余白を入れる

盛る量が多過ぎると、盛りつけがうまくいかない原因になる場合があります。そんなときは、三分の二くらいに盛り付ける量を減らしてみましょう。

おかずを残すともったいないと、つい大盛りにしてしまいがちですよね。ですが、余白も料理の見た目に影響します。だいたい6から7割程盛ると美しく見えます。

特に夏は余白が多いほうが涼しく見えるので、季節によって余白のスペースを変えるのもいいですね。

またお皿によっては絵が描いてある物もあるので、お皿の柄を生かした上手な余白の取り方もオススメです。盛りすぎは料理の品をなくすので、気を付けましょう。

料理の盛り付け方のコツ4 季節で器を変えて盛る

器

季節によって器を変えることにより、器でも四季を感じることが出来ますね。

季節ごとに服装を替えるので、同じように器も替えてはいかがでしょうか。季節には、それぞれにふさわしい器があります。

春は寒い冬が終わり、暖かい季節の訪れということで、明るい雰囲気の器がいいですね。桜の絵が描いてあるお皿もいいですね。

夏ならばやはり涼し気な器が、夏らしさを出します。青磁、薄い染めつけ、ガラスを盛り付けの時に使うと、涼しさを演出しますね。

秋には、渋めの器はいかがでしょうか。秋というと、食欲の秋と言うように一年中で食材が一番多く、料理も工夫を凝らしやすい時期です。それだけに器も種類多く出回ります。

もみじ等秋を連想させる絵がいいですね。

冬ですが、寒さを少しでも和らげるような食器を選びましょう。やや厚手の器、グラタン皿などがよいと思います。一人前の土鍋なども効果的です。

料理の盛り付け方のコツ5 大きな物から盛り付ける

サラダの盛り付け

食材を配置する時、小さいものは手前に盛り、大きいものは向こう側に盛るとバランスが良くなります。大きいものは主役、小さいものは脇役と考えて盛り付けましょう。

ちなみに、西洋料理では盛り付けが逆です。ナイフを使い、主役を切らないといけないから主役は手前なんですね。どちらにしても、食べやすさを第一に考えます。

小さいものの盛りつけは、比較的簡単にできるので、主役から盛って下さい。盛り付ける時は、器を体の正面に置きましょう。

出来上がるイメージをし、一気に盛り付けをします。まな板等で、だいたいの料理の形を整えてから器に移すと、より上手に盛り付けが出来ます。

料理の盛り付け方のコツ6 色に気をつけて盛り付ける

色味のある盛り付け

料理が綺麗に見えるという色が赤、黄、青(緑)、黒、白の五色です。それぞれに役割があり、赤色と黄色は食欲を増進させる色です。

しかし、多く使い過ぎると料理全体の品位を落としてしまいます。

黒色は、全体の色を引きしめてくれる効果があります。白色は、雑然とした色調の盛りつけに使うと清潔感が出ます。特に暑い時期には、涼しさをだすに最適です。

最後に青色(緑色)ですが、この色は、冷奴に乗せる小ねぎや、刺身のつまに使う海藻のように、配色にアクセントを付けてくれます。

この色を上手に用いると料理が上品に見え、更に美味しそうに見えます。よく目立つ所に配置するのがポイントです。

料理の盛り付け方のコツ7 器の重ね使い

盛り付けで皿を重ねる

特別感を出したり、料理を豪華に見せたい時は、プレートの重ね使いがオススメです。

同じ色のお皿を使うと、お皿の一体感がでていいですね。

一つは平べったいお皿、もう一つは深みのあるお皿を組み合わせて使いましょう。少し難しいですが、木のお皿と組み合わせるとよりおしゃれに見えますよ。

まとめ

料理には、足りない所がある場合があります。料理になにか一工夫ほしい、それを補えるのが盛り付けです。

調理器具を器の代わりに出してみるのもコツです。

餃子など、フライパンごと食卓の上に出してみて下さい。ジュージューと音がして、食欲がわきますよね。鍋でご飯を炊くパエリア等、鍋ごと出したほうがより美味しそうに見えますね。

あなたも料理に合わせて盛り付けし、料理をよりよくしましょう。

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