使い捨てのトイレブラシも売ってますが、種類が多くて迷いませんか?また、自分で使い捨てのトイレブラシを作れないかと考える人もいると思います。
どうすれば、もっと手軽にトイレ掃除ができるのでしょうか?
そこで今回は、最近発売している使い捨てのトイレブラシの中で、人気の商品を2つ紹介したいと思います。
また、自分で使い捨てのトイレブラシを作ってみたい人のために、簡単な流せるブラシと頑固なこびり付き用のブラシの作り方をお伝えします。
目次
流せるトイレブラシのメリットデメリット
ジョンソン スクラビングバブル 流せるトイレブラシ 本体+替えブラシ4個
スクラビングバブル流せるトイレブラシは、手間のかかるトイレ掃除の強い味方です。
流せるトイレブラシについては、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
トイレ掃除を簡単にできないかな、そう思う方に強くおすすめできます。
その理由は以下の3つになります。
スクラビングバブル流せるトイレブラシの特徴
まず、スクラビングバブル流せるトイレブラシには、2つの大きな特徴があります。
- トイレ掃除のあと、ワンタッチでブラシを流せることからとても清潔に使用できます。
- ブラシに濃縮洗剤が付いていることから、手軽にトイレ掃除ができます。
トイレブラシには約23億個の雑菌やカビが潜んでいると言われています。これは、下水道の汚染レベルに匹敵する雑菌やカビの量になります。
なぜなら、トイレという場所が、雑菌やカビの温床になっていると言われているからです。
たとえば、ブラシケースはいつも湿った状態にあるため、雑菌やカビが繁殖しやすい環境にあります。
また、ブラシを使い続けていくなかで、収納ケースの受け皿に水がたまっていきます。
そのうえ、溜まった水の中には多数の雑菌が潜んでいるため、そのことが原因でトイレが雑菌やカビの温床になると言われています。
さらにもう一つ、雑菌がアレルギーや腸管感染症を引き起こす可能性があるとも言われています。
腸管感染症とは、食中毒にも似た症状で発熱、腹痛、嘔吐、下痢など腸管の急性症状が現れる病気です。
つまり、トイレブラシの水切りをするときに、汚染水を飛び散らせてしまうことでトイレマットやタオルに雑菌が付着してしまい、抵抗力の少ない幼児やお年寄りに感染してしまうということです。
このように、トイレブラシは雑菌やカビが含まれる汚染水からの感染が問題になります。
しかし、スクラビングバブル流せるトイレブラシは、トイレ掃除のあと使ったブラシを流せることで雑菌とカビ、汚染水の問題を解決してくれます。
そして、次に紹介するスクラビングバブル流せるトイレブラシのメリットを読んでもらうことで、安心で清潔に使える理由がわかります。
スクラビングバブル流せるトイレブラシのメリット
スクラビングバブル流せるトイレブラシなら、流せるからいつでも清潔です。
なぜなら普通のトイレブラシとは違い、スクラビングバブル流せるトイレブラシには3つの工夫がしてあるからです。
ではどのような工夫があるのか見て行きましょう。
1回ごとの使い切りタイプ
普通のトイレブラシのように、使うたびに水切りをする必要がありません。
また、トイレ掃除の後、ブラシを流して処分するため受け皿に汚染水がたまりません。
つまり、ワンタッチで流して処分できることから、トイレ掃除のあとも清潔な状態を保てます。
ブラシに濃縮洗剤が付いているため洗剤がいらない
普通のトイレブラシと違い、洗剤を付ける必要がないので手を汚さず手軽にお掃除ができます。
また、ブラシの表面にデコボコ加工がしてあるため、軽い力でしっかり洗えるのでゴシゴシこする必要がありません。
さらに、濃縮洗剤に含まれる成分でイオンコーティングされるため、1週間も汚れの付着を防いでくれます。
つまり、ブラシに染み込んだ濃縮洗剤にこする力を加えることで、より強力な洗浄力を発揮してキレイな状態が長持ちするということです。
ブラシが弓型のカーブ形状をしている
普通のトイレブラシと違い、弓型のカーブ形状をしているためフチ裏にもしっかり届きます。
また、先端にかけて程よい傾斜がついているため、屈まず立ったままトイレ掃除をすることができます。
つまり、普通のトイレブラシと違い、程よい傾斜があることでフチ裏に密着するため掃除を楽にしてくれます。
このように、スクラビングバブル流せるトイレブラシは、1回ごとの使い切りで使用後はトイレに流すことができます。
そのため、ブラシ部分から汚染水が垂れさがることがなく、トイレを清潔に保つことができます。
ところで、家族が多い家庭では、いくら手軽にトイレ掃除ができるといっても頻繁に使うことには躊躇しますよね。
なぜなら、掃除の回数が多くなればなるほどコストパフォーマンスは低くなるからです。
そういうときは、あらかじめブラシ部分を縦半分に切って使うことで、少しだけお財布にも優しくなります。
こういうちょっとした工夫ができるのも、流せるトイレブラシの便利な点です。
ただし、スクラビングバブル流せるトイレブラシは手軽にトイレ掃除ができますが、次のような難点もあるためその点はご注意ください。
流せるトイレブラシのデメリット
スクラビングバブル流せるトイレブラシは、底にこびり付いた尿石などの汚れをピンポイントで除去することはできません。
なぜなら、水に溶けやすく流れやすい素材になっているため、長時間水につけてしまうとふやけてしまうからです。
それゆえ、ブラシ部分の特性をいかしてそれなりに汚れを落とすには、手順を守ってトイレ掃除をする必要があります。
たとえば、トイレ掃除をするときは、最初にブラシ部分に水をつけて少し濡らします。
そうすることで、はじめて洗浄液が染み出てくるので、濃縮洗剤の効果を発揮できる状態になります。
次に、尿石のつきやすいフチ周りを先に洗っていき、最後にふやけても支障のない底周りをこすっていきます。
ところが、ここで気になる点がありませんか?
そうなんです、底を洗うときに柄がたまっている水に浸かってしまうことです。
使い終わったブラシ部分は流して終わりですが、浸かった部分には雑菌の温床となる汚染水が付いているため、そのまま収納すると床に垂れ下がってきます。
そのため、浸かった部分はよく洗い除菌スプレーを使うようにします。
また、フチ裏を洗うときなど、柄の部分があたってしまい便器に細かな傷をつけることがあります。
この細かな傷は、尿石が付着する原因にもなるので、こすり過ぎにも注意が必要です。
それから、汚れの度合いによっては、サンポールなどの酸性の洗剤と併用しなければいけないことがあります。
なぜなら、ブラシ部分の濃縮洗剤は中性のため、汚れを浮かすことはできません。
そのため、汚れが酷い場合には、酸性の洗剤で汚れを浮かしてからこする必要があります。
そのうえ、稀なことですが排水管の詰まりの原因にもなります。
というのは、流せるタイプのブラシは、水に溶けやすい素材でできていますが、溶けて消えるわけではなく繊維がほつれることで流れやすくしています。
したがって、一戸建ての排水管はマンションの排水管より細く作られているため、排水管の状態や流す水の量によっては詰まってしまうことがあります。
このように、スクラビングバブル流せるトイレブラシは、手軽にトイレ掃除ができる反面、注意すべき点もそれなりにあります。
とはいえ、手軽にトイレ掃除ができることで、尿石や水垢の頑固なこびりつきを抑えることができます。
また、使用後にブラシを流せることから、清潔にトイレを保つことができます。そうすることで、雑菌やカビの繁殖を抑え汚染水からの感染を防ぐことができます。
一方、次に紹介する商品も、スクラビングバブル流せるトイレブラシと同様の人気商品です。
ただし、スクラビングバブル流せるトイレブラシとは、ブラシの形状と素材が大きく異なります。
こちらの商品は、同じ使い捨てブラシでもより汚れを落とすことを重視した商品になります。
スコッチブライト トイレクリーナー
【スリーエム 3M】スコッチブライト 取り替え式 トイレクリーナー
スコッチブライト トイレクリーナーは、スクラビングバブル流せるトイレブラシと並んで手軽にトイレ掃除ができることで人気の商品です。
2つの商品の違いがわからないと、どちらにするか迷ってしまいますね。
ここでは、スコッチブライト トイレクリーナーの特徴やメリットデメリットを紹介していきます。
スコッチブライトについては、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
スクラビングバブル流せるトイレブラシとの違いをみて、自分にあった商品を選んでみてください。
そもそも、スコッチブライト トイレクリーナーの人気の秘密には、以下のような理由があります。
スコッチブライト トイレクリーナーの特徴
スコッチブライト トイレクリーナーの大きな特徴として、ブラシ部分の形状と素材があります。
そもそも、スコッチブライト トイレクリーナーを販売しているスリーエムジャパンは、キッチンやお風呂周りのスポンジを多く開発している企業です。
そのため、これまでのノウハウをいかすことで、ブラシ部分をあえてスポンジにすることで手軽さに加え汚れを落すことを重視しています。
ここが、手軽で清潔さを重視した、スクラビングバブル流せるトイレブラシとの大きな違いになります。
たとえば、ブラシ部分のスポンジは、便器内の水に濡らすことで洗剤液が溶け出す仕組みになっています。
洗剤液が溶け出すことでスポンジは白くなり、便器内の水は洗浄成分で青く変化します。
つまり、洗浄成分の溶け出した水をつけながら、便器全体を泡立てるように洗います。
また、スポンジ部分は特殊な形状と素材で、弾力と表面の固さの両方を兼ね備えているため耐久性もあり泡だててゴシゴシこすってもビクともしません。
さらに、そのスポンジの形状から、フチ裏に入り込みやすい構造になっているため掃除しにくい場所も簡単に洗うことができます。
このように、スコッチブライト トイレクリーナーは、スリーエムジャパンが今までのノウハウをいかすことで、形状と素材に工夫を凝らし手軽さに加え汚れを落とすことを重視して作られています。
事実、トイレ掃除が終わったあとのスポンジをみてみると、絡め取る素材のため汚れがビッシリとついています。
次に紹介するスコッチブライト トイレクリーナーのメリットでは、特殊な形状であるブラシ部分の秘密についてふれてみます。
スコッチブライト トイレクリーナーのメリット
スコッチブライト トイレクリーナーの特徴でも紹介したように、ブラシ部分の形状が大きなメリットになります。
ブラシ部分のスポンジですが、下側に向かって広がっている特殊な形をしています。
なぜこの形なのかというと、トイレのフチ裏に密着できるようにカットしてあります。
そのため、ゴシゴシと力を加えることなく、スポンジの絡め取る力でしっかりと汚れを落とすことができます。
また、ワンタッチで簡単に捨てることができるので、しっかりお掃除ができて衛生面にも配慮がされています。
この片手で脱着できるスライドボタンは、スポンジをそのまま処分できるので汚染水の問題も心配ありません。
そして、非常にコンパクトな設計で、立てかける部分も容器のような形状をしているため、窓際や狭い場所でもスムーズに設置することができます。
このように、スコッチブライト トイレクリーナーは、トイレ掃除の手軽さに加え簡単に汚れを落とすことのできる商品です。
しかし、ここままで読まれた方はお気づきかもしれませんが、その特殊な素材であるスポンジが難点にもなります。
次のデメリットの項目では、なぜ難点となるのかその辺に触れてみたいと思います。
スコッチブライト トイレクリーナーのデメリット
スコッチブライト トイレクリーナーですが、水に溶ける素材ではなくスポンジという素材であるためトイレに流すことができません。
つまり、トイレ掃除のあと、プラスチックゴミとして処分しなければいけないのが難点でもあります。
そのため、汚染水からの雑菌やカビを考えると、トイレ掃除のときはゴミ袋とワンセットで用意する必要があります。
スリーエムジャパンの、今までのノウハウをいかしたスポンジという素材が、トイレ掃除の最後のところでデメリットととして出てしまっています。
なぜなら、絡めとりながら汚れを落とすということに重点をおいたため、トイレに流して溶ける素材にはできませんでした。
また、こう書してかくと購入することに躊躇する方もいるかもしれませんが、価格の面でも少しお財布に優しくないところがあります。
つまり、本体価格と取り替えブラシの価格が高いということです。
もしかしたら、もう少し価格を抑えてほしいというのが、使う側であるユーザーの声かもしれませんね。
そもそも、スコッチブライト トイレクリーナーは、ブラシとして大きめのスポンジが付属しているためスターターキットの付属ブラシの数が少なくなっています。
にもかかわらず、スターターキットの価格が、スクラビングバブル流せるトイレブラシに比べ少し割高でもあります。
そして、トイレ掃除にはかかせない取り替えブラシですが、スクラビングバブル流せるトイレブラシと価格面での違いは、ほとんどありませんが1パックに入っている個数が半分になっています。
このように、スコッチブライト トイレクリーナーは、ブラシのサイズ感から価格よりも汚れをとることを重視される方に向いています。
ただし、こちらの方が、収納したときのサイズが18cm小さいことから、取り回しの良さでは軍配があがります。
ここまで、市販の流せるトイレブラシを見てきましたが、まめにトイレ掃除をやりだすと付け替えブラシの価格がネックになってきます。
市販品のようにさまざまな効果はつけれませんが、残った柄の部分を利用して簡単な流せるトイレブラシを作ってみましょう。
また、頑固な汚れ用に簡易ブラシの作り方も合わせて紹介します。
トイレブラシの使い捨てを手作りで作る方法
いろんな種類の流せるタイプのトイレブラシが発売されていますが、こまめにトイレ掃除をすることを考えると価格が高く感じますよね。
そんなとき、自分で作ってみることも一つの方法です。
こちらの動画では、オシャレに自作でトレイブラシを作る方法が解説されているので、ご覧ください。
難しく考えずに、周りにあるものを上手く利用して、自分だけの流せるトイレブラシを作ってみましょう。
その一つの例として、スクラビングバブル流せるトイレブラシの柄の部分を利用してみます。
1 流せるトレイブラシの代用品
まずは作り方を紹介していきます。
必要なものは、以下の2つになります。
- スクラビングバブル流せるトイレブラシの柄
- 100均で売っている流せるトイレクリーナー
え?それだけと思われるかもしれませんが、使えるものは再利用していかにお金をかけないかが自分で作ることのメリットなんです。
トイレクリーナーは、好みの大きさに折りたたんで取り付けるだけです。
ただし、あくまでもトイレクリーナーを折りたたんでいるだけなので、長時間こすっていると緩んで外れやすくなります。そのため、軽めの掃除用として割り切って使いましょう。
なぜ100均で売っている流せるトイレクリーナーを選ぶのか?
実は、ここにもう一つのメリットが隠されています。この100均で売っている流せるトイレクリーナーですが、枚数が多く入って低価格でもあります。
また、ある程度の分厚さがあることから、比較的丈夫でしっかり掃除ができる点があげられます。いくら安くで仕上げても、しっかり掃除できなければ意味がないですからね。
しかし、手軽で低価格で作れる反面、どうしても避けては通れない問題もあります。
流せる素材を重視したため、頑固なこびりつきをゴシゴシしてしまうと破けてしまいます。
これは、トイレ掃除のあと手軽に流せることと、市販品のように清潔さを保つことからどうしようもない部分でもあります。
でも、こまめにトイレ掃除するなら、これでも十分代用がきます。
トイレブラシの代用品
ところで、頑固なこびりつきもどうにか掃除したい方のために、流して処分することはできませんが、もう1本補助的なトイレブラシを作ってみましょう。
(材料)
- 割り箸
- 輪ゴム
- メラミンスポンジ
こちらは、割り箸にメラミンスポンジを挟んで、輪ゴムで止めるだけです。
使い方ですが、酸性のトイレ用洗剤と合わして使うようにします。
たとえば、頑固なこびりつきに酸性のトイレ用洗剤をかけて、メラミンスポンジでこすっていきます。
そのあと、先ほどの流せるタイプのトイレクリーナーで全体をこするようにすれば、破ける心配もなくトイレ掃除をすることができます。
ただし、こちらのメラミンスポンジですが、あまり力をいれてこすり過ぎると細かなキズをつけてしまうので注意しましょう。
また、流して処分できないので、使い捨てと割り切るか洗って除菌スプレーをするという少しだけ手間がかかります。
このように、周りにあるものを利用することで、手軽にトイレブラシを作ることができます。
市販品のような効果は望めませんが、市販品と併用することでお財布への負担も軽くなります。
また、手に入りやすいもので簡単に作れるので、こういう方法もあるんだと覚えておいてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回、使い捨てのトイレブラシの特徴やメリットデメリットについてお話しました。
使い捨てのトイレブラシについて知りたい方は、まずはスクラビングバブル流せるトイレブラシの特徴とメリットデメリットを理解しましょう。
そして次に、スコッチブライト トイレクリーナーの特徴とメリットデメリットを理解して、自分で作る流せるトイレブラシと頑固なこびりつき用の簡易ブラシを試してみる事が大切です。
そうする事で、市販の使い捨てトイレブラシのことがわかり、自分で作ることでお財布への負担も軽くなります。
使い捨てトイレブラシについて知りたい方は、是非試してみて下さいね。今回の記事を参考にしてみて下さいね。
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