関東で潮干狩りスポットといえば、千葉県の木更津、富津、茨城県の大洗などを思い浮かべる人が多かったりしませんか?実は、神奈川にも、潮干狩り場があるんです。
それも、都心からアクセス便利なところなんですよ。潮干狩りで多くの貝をゲットするには出足の速さも大事ですよね。
なんといっても獲りつくされてしまいますから…。そんなわけで、東京方面からもアクセスしやすい神奈川の潮干狩り場について穴場の4選をご紹介します。
目次
神奈川の潮干狩りの穴場1 海の公園
横浜で潮干狩りといえば、ここ!金沢区の海の公園です。シーサイドラインに乗っていくところといえば、八景島シーパラダイスか、海の公園ですね。
海の公園は海水浴も気軽にできる公園ですので、足洗い場、水道、休憩所、売店など快適に過ごせる施設が整っています。潮干狩り初心者さんにおすすめです。
海の公園の潮干狩りについては次の記事が参考になりますので、覗いてみてください。
アクセス方法
所在地:横浜市金沢区海の公園
電車でのアクセス
シーサイドライン「海の公園南口」駅、「海の公園柴口」駅または「八景島」駅からすぐ
自動車でのアクセス
横浜横須賀道路「並木IC」から、国道357号線で約2.5km
首都高速道路湾岸線「幸浦」出口から、国道357号線で約2.5km
駐車場について
海の公園 柴口駐車場 (シーサイドライン海の公園柴口と八景島駅の間にある駐車場です。)
◇潮干狩りが出来る期間
こちらの公園では、潮干狩りの期間は決まっていません。
季節に関係なく貝を採っていいことになっています。海の公園では、夏の海水浴シーズンでもあさりなどを掘っている人もいます。(それほど多くの収穫は期待できませんが)
ただ、一般的な、潮干狩りに最適な期間は、3月中旬から6月頃です。干潮時刻の前後2時間くらいが潮干狩りに適しています。
神奈川の潮干狩りの穴場2 野島公園
こちら、横浜で唯一の天然海岸である、野島公園です。釣りのメッカとして有名ですが、もちろん潮干狩りも出来るんです。
他にもBBQ場、キャンプ場、展望台など合わせて楽しめる施設が多いことが魅力です。
野島公園の潮干狩りについては次の記事が参考になりますので、覗いてみてください。
アクセス
所在地: 〒236-0025 神奈川県横浜市 金沢区野島町24
電車でのアクセス
最寄り駅は金沢シーサイドライン「野島公園駅」下車 徒歩5分です。
車でのアクセス
横浜方面から、国道16号線「瀬戸神社前」を左折、「野島町」を左折します。
首都高からですと、首都高速湾岸線「幸浦」出口から、国道357号線「金沢柴町」を右折、「帰帆橋」を左折し、「野島町」を左折で来れます。
横須賀方面からは横浜横須賀道路「朝比奈IC」から、環状4号線(県道23号線)に入り、「六浦」を右折、国道16号線に入る。「内川橋」を左折、「夕照橋」を左折し、「野島町」を直進で来れます。
※どの幹線道路も渋滞スポットを通る道なので、公共交通機関でのアクセスがおすすめです。
駐車場について
野島公園第一駐車場(104台収容)、第二駐車場(52台収容)があります。料金は、1時間 200円、以降30分ごと 100円。営業時間は7時から23時です。
潮干狩りの期間
この公園も潮干狩りが出来る期間出来ない期間というのが決まっているわけではないので、いつでも潮干狩りが出来るのですが、潮の干きがいい3月ころから9月ころがおすすめです。
干潮の時を狙っていかないと、潮が引いておらず、潮干狩りができないということになりますので、潮見表を見て干潮の日をチェックしていきましょう。おすすめの時間帯は干潮時刻の前後2時間がおすすめです。
神奈川の潮干狩りの穴場3 走水海岸
名水が湧き出る走水水源地近くの走水海岸。こちら、三浦半島唯一の潮干狩り場です。
ここは横浜市東部漁業協同組合が管理している潮干狩り場なので、他のスポットとは違い有料です。ですが、100円でちゃんとした金属製のくまでを貸してくれますし、採取用のカゴも貸してくれます。
横浜市東部漁業協同組合が管理している潮干狩り場なので、貝が少なくなったら、沖や他の海岸で採れた貝を補充するなどして貝の数をたもっているそうなんです。
そのため、せっかく行ったのに収穫ゼロ!なんて悲しい思いはしないで済みます。
走水海岸の潮干狩りについては次の記事が参考になりますので、覗いてみてください。
アクセス(電車、車)
所在地:神奈川県横須賀市走水1
電車などの時
京浜急行 馬堀海岸駅下車 京急バス観音崎行きで伊勢町バス停で下車すぐです。
車の時
横浜横須賀道路佐原ICより約15分です。
駐車場について
近隣に市営・民間の駐車場があります。(約130台、1日1000円~1600円)
ですが、ゴールデンウィークや絶好の潮干狩り日和には、干潮時刻の2~3時間前から満車になることも珍しくありません。
注意しなくてはならないのが、駐車場が満車になると、国道での空車待ちが出来なくなる事です。車での来場は極力控えるか、早い時間に行って駐車場を確保しましょう。
潮干狩りが出来る期間
潮干狩りが出来る期間は4月から7月いっぱいます。
潮時表の干潮時刻の約2時間前から2時間後に開催しています。
開催日以外の日に貝を採っていると密漁ということになり検挙されてしまうのでくれぐれも注意しなければなりません。
潮時表:http://motoiya.com/siohigari.html
料金
- 大人(中学生以上)1200円(2kgまで)
- 子供(小学生)600円(2kgまで)
- ※幼児は無料
- 超過採貝料 1kgあたり600円
- 熊手のレンタルは100円(1日)
かご、ビニール袋は受付に用意してあり、潮干狩り参加者は無料で使用することができます。
神奈川の潮干狩りの穴場4 東扇島
横浜に行かなくても、なんと川崎の工場地帯の中にも潮干狩りが出来るスポットがあるんです。しかも、川崎駅からバスで30分と、東京方面からも行きやすい場所にあります。
工場地帯と思えないほど、広々とした空がある気持ち良い公園で、潮干狩りを楽しめます。
東扇島の潮干狩りについては次の記事が参考になりますので、覗いてみてください。
アクセス
所在地:川崎市川崎区東扇島58-1
電車でのアクセス
川崎駅東口から川崎市営バス、川05系「東扇島循環」で「東扇島東公園前」で下車するのが便利です。
自動車でのアクセス
国道132号線を東扇島方面に行き海底トンネルを抜けて、国道357号線を東京方向に行った先にあります。
駐車場について
駐車場があります。料金は3時間までは200円、それ以降2時間ごとに200円増し、最大8時間以上で800円です。(一日)
GW中は駐車場が大混雑します。車でお越しになる方は午前7:00には到着を目指して入庫するのをおすすめします
潮干狩りの期間
いつでも潮干狩りを楽しむことが出来ます。しかしながら採れる貝は、自然発生したあさりだけですので、安定した数が発生しているとは限りません。
採取可能なくらいの大きさに成長したあさりが採りつくされる前に行きましょう。
潮干狩りのハイシーズンといわれる時期は、昼間に大きく潮が引く 4月から5月の大潮や中潮の時期です。
ちょうどゴールデンウィークに重なりますので、そのあたりの時期で潮見表で潮の満ち引きを確認して、よい日程を選びましょう。
川崎の潮見表:http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=KW
まとめ
どうでしたか?
神奈川の潮干狩り場についてまとめてみました。神奈川の潮干狩り場、場所によっていろんな特徴がありましたね。
海あそびとして潮干狩りを体験してみたい方には、施設も充実で便利な海の公園や野島公園が適していそうです。
走水海岸は、美味しいあさりをいっぱい採りたい潮干狩り上級者向けかなといった印象です。
でも、横浜市東部漁業協同組合の方がいらっしゃいますので、わからないことなど聞いたりしながら潮干狩りすることが出来そうです。
東扇島は、もっとお手軽に潮干狩りを試してみたい人に良いかな、と思いました。磯の生き物なども多く公園としても過ごしやすい場所なので工場地帯の真ん中と思えない癒しが得られそう。
潮干狩り、どこに行こうかな?と迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。