横浜の紅葉スポットの1つである三渓園。駅からバスに乗らなければいけないこともあり、横浜に住んでいる方でも場所はわかっているが実際に行ったことがない!という人も多いかと思います。
でも実は、ここは鎌倉?京都?と、思うような美しい紅葉が見られるスポットなのです。
そこで今回は神奈川県にある三渓園の紅葉の見頃、アクセスや割引券などについてお伝えします。
目次
三渓園の紅葉2018の見所とは?
三渓園は、原 三溪(富太郎)という実業家によって1906年に造園され、歴史的に価値の高い建物が巧みに配置された庭園です。2006年には国の名勝にも指定されました。
三溪園は、横浜市中区と、横浜の中心地に近い場所にありながら、古建築や日本庭園がある、風情のある庭園です。園内では、お抹茶を楽しむことも出来ます。
三溪園は春は桜、秋は紅葉と四季折々の眺めを楽しむことが出来るところが、人気の理由です。
なかでも「聴秋閣」という、徳川家光が二条城内に建てたと言われている、書院造の茶室があり、その周りの見事な紅葉は、必見です。
そんな三溪園の紅葉は、例年11月下旬から12月中頃が紅葉の見頃です。2018年は秋になって冷え込む日が多いので、少し見頃が早まるのではないかと予想されます。
三渓園の紅葉については、その様子を解説している、分かりやすい動画があります。
三渓園へのアクセス
〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
Tel 045-621-0634
電車とバスを利用した行き方
根岸駅から1番のりば《市バス58・99・101系統》約10分 本牧下車・徒歩10分
横浜駅から東口2番のりば横浜市営バス8・148系統 三溪園入口バス停下車(所要時間約35分)・徒歩5分
《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)約45分 三溪園下車
桜木町駅から 2番のりば横浜市営バス8・148系統 三溪園入口バス停下車(所要時間約25分)・徒歩5分
《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)約35分 三溪園下車
元町・中華街駅から4番出口そば山下町バス停 横浜市営バス8・148系統 三溪園入口下車(所要時間約15分)・徒歩5分
車での行き方
東京銀座・羽田方面からはベイブリッジ経由、「本牧埠頭ランプ」をご利用ください。(注意:次の「三溪園ランプ」は下り車線からは下りられません)
東名横浜町田方面(保土ヶ谷バイパス「狩場IC」経由)や第三京浜自動車道路からは「石川町IC」を経由し「新山下ランプ」をご利用下さい。
横須賀・金沢方面からは「並木IC」経由、「三溪園ランプ」をご利用下さい。
三溪園の駐車場について
三渓園の駐車場が利用できます。
- 利用可能時間:9時~17時 (※開園時間によって変更有り)
- 駐車料金:乗用車は最初の2時間500円、以降30分毎100円で当日最大1000円
- 駐車可能台数:平常時80台 (バスと兼用)
周辺/近隣の駐車場に《本牧市民公園の駐車場》があります。
- 料金/値段:1時間200円、以降30分100円
- 営業時間:24時間
- 住所:横浜市中区本牧三之谷59-2
- 収容台数:普通車 316台
三渓園の入場料
- 一般(高校生以上):¥700
- こども(小中学生):¥200 未就学児以下は無料です。
三溪園の紅葉の混雑について
本牧三渓園前~本町一丁目
8系統 横浜駅前行き…3-1767号車。
三渓園帰りの人らで、混雑しています。 #横浜市営バス pic.twitter.com/MjudUYMJSG— 10月の列車 (@oct_rain1259) 2016年2月28日
三溪園の紅葉の混雑の予想は11月の中旬以降です。
理由は、紅葉が色づいている季節になりますと、三渓園の外の道路からでも紅葉が見えます。ですので、写真を撮るなどの方が訪れ、混雑することが多いです。
海外からの観光のお客様も多いので、平日・祭日どちらも混んでいますが、景色を目当てに来る年輩の観光客が多いのでマナーは比較的守られているので、不快な思いはしなくてすむでしょう。
三渓園の割引券と入手方法
意外に知られていないのですが、三溪園は毎月第2土曜日第4土曜日は小学生・中学生・高校生の入園料が無料になります。
他には、JAF会員証を提示すると100円引きになります。また、チケット売り場で「みなとぶらりチケット」を提示すると100円引きになります。
みなとぶらりチケットは、地下鉄(ブルーライン)駅、・横浜・高島町・桜木町・関内・伊勢佐木長者町などで購入できる切符で、大人500円子供250円で購入できます。このチケットを持っていると横浜駅からベイエリアが乗り降り自由になります。
もちろん、三渓園までの電車とバスも!ですので、往復するだけでお得になります。横浜駅から三渓園に行く際には、是非利用することをおすすめします。
他には駅探バリューDaysという有料サイトに登録し、クーポンを購入しますと100円引きになります。月額324円の有料サイトなのですが、他にも多数の施設で優待が受けられるのでお得です。
また「デイリーPlus」というサイトで割引クーポンを買うと100円引きで入場できます。
「デイリーPlus 」はヤフーが運営している会員制割引優待サービスで、月額540円なのですが、登録初月は無料で試すことができます。
三渓園周辺の紅葉スポット
三溪園周辺の紅葉スポット1 山下公園
三渓園は横浜市中区、横浜の昔から栄えていた港のある地区にある公園です。
三渓園自体はお隣の磯子区の根岸駅にも近い立地なのですが、中区は横浜の華やかな観光スポットがたくさんあります。
中でも、有名なのが、海沿いの山下公園通りに面した山下公園です。
山下公園は中華街を石川町の駅からずっと海まで歩いて行った行き止まりにあるのですが、海に面しているとても雰囲気のいい公園です。
公園の前の通りはいちょう並木が続いていて、秋の季節には、鮮やかな黄色に色づいたいちょうを眺めることが出来ます。
三溪園周辺の紅葉スポット2 宮ヶ瀬ダム
神奈川県は横浜、川崎のように都会的な観光地だけではありません。ちょっと足を伸ばすと、ダムもあるのです。
横浜市民の使用する水を貯めておくなどの目的で作られたこのダムは、高さ156メートル、長さ400メートルもある巨大なダムです。
コンクリートの使用量が日本一ということでも有名です。観光放流として毎週水曜 毎月第2日曜、第2、第4金曜に11時からと14時からの1日2回、水を流します。
高低差70メートルの人工の滝が出現し、見る人を圧倒させます。
また、ダムの周りには自然の滝「大沢の滝」などがあり、紅葉の季節には周りの木々の色づきがみられます。
ダムの周辺のあいかわ公園の中には、大型のアスレチック施設のある冒険の森があり、紅葉を眺めながら遊ぶことが出来ます。
三溪園周辺の紅葉スポット3 高尾山
関東の紅葉スポットといえば、高尾山は外せません。高尾山は都内から、電車で1時間程で行くことが出来る人気の観光スポットです。
横浜からも、横浜線で八王子駅に行き、そこから中央線で高尾、京王高尾線で高尾山口駅に行くことが出来ます。
山の標高は599メートルですので、登山初心者でも登ることが出来ます。
都心から近いのですが、東京都と思えないほど自然が豊かです。特に紅葉のシーズン、色鮮やかなモミジやカエデなどに彩られた山の景色は見事です。
紅葉を眺めながら登山をするのも気持ちがよさそうですね。もっと楽に、山のふもとから中ほどまでケーブルカーで行くことも出来ます。ケーブルカーから眺める紅葉も素敵です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は三渓園の紅葉について、お話ししました。
三渓園は横浜の中心地からそれほど離れていないのですが、美しい庭園や建物があり、その中で見る紅葉は都会にいることを忘れさせてくれます。
ぜひ、三渓園の紅葉を眺めに行ってみて下さいね。