アルミ製の鍋の焦げが落ちなくて困っていませんか?
例えば、焦がしたつもりはなかったのに、いつの間にか黒ずんでいたり、焦げを取ろうとしてゴシゴシこすって鍋を傷つけてしまったりしていませんか?
それだけではなく、焦げを落とそうとして重曹を使ったら、もっと黒ずんでしまって困っているのではないでしょうか?
目次
アルミ鍋の焦げの落とし方その1 天日干しする
汚れ落としというと、思い浮かぶのが重曹ですよね。ですが、ことアルミ鍋の焦げを落とす場合は重曹は不向きです。理由は重曹を使うと黒ずんでしまうからです。(アルミ以外の鍋だと重曹で落とせたりもします)
なぜアルミ鍋に重曹を使うと黒ずんでしまうのかというと、アルミ鍋はアルカリ性に弱いからです。
重曹は二酸化炭素を発生させて、焦げと鍋の間に空気を送り込んでくれるので焦げを落としやすくしてくれます。
しかし、熱湯にいれるとアルカリ成分が強くなってしまいます。ということで重曹はアルミ鍋の焦げ落としには向いていないということになります。
ではどうやって落としたらいいのかというと、鍋を天日干しするという方法があります。ただ太陽に当たるように干すだけです。
目安は1週間位ですが、途中で雨が降ったら濡れない場所に移動して、晴れたらまた日に当てます。
1週間位干すと、焦げが完全に乾いて割り箸などでこすると、パリパリと剥がれていきます。
完全に取れなかったら、鍋に水をいれて、一晩置いて焦げをふやかしてからまた天日干しを繰り返します。
ただ干すだけでいいので、とても簡単でエコな方法ですが、昔から伝わる方法だけあってびっくりするほどキレイになります。
アルミ鍋の焦げの落とし方その2 ドライヤーを使う
天日干しで焦げが落ちるのは是非試してみたいけれど、一週間も鍋が使えなくなるのは困るという人にはドライヤーを使った方法をおすすめします。
焦げにドライヤーで熱風を当てて乾かすだけです。天日干しと同じように、焦げがカラカラに乾いて取りやすくなります。
ドライヤーを当てる目安は焦げを触ってみて、ポロポロ落ちるようになっていたら大丈夫です。
一度で完全に落ちなくても、水を入れてふやかしてから、またドライヤーを当てて乾燥させるのを繰り返すことでキレイになります。
ただ外に出すだけの天日干しよりは少し手間がかかりますが、急いでいる人はドライヤーを試してみて下さい。
アルミ鍋の焦げの落とし方その3 沸騰させる・お酢を使う
他にも水で煮るという方法もあります。焦げたアルミ鍋に水を入れて、20~30分ほどグツグツ煮たら、スポンジでこするだけです。
何も特別な材料や道具がいらないのが、この方法のメリットです。しつこい焦げまで完全にとれないことがあるので、まずは水で煮てみて、ある程度の焦げを取ってから天日干しするのもおすすめです。
焦げが取れるなら少しくらい黒ずんでもいい人には、水と一緒に酢を入れる方法がおすすめです。
水に大さじ1~2杯の酢を入れて、沸騰したらそのまま一晩置いておきます。酢を入れすぎると酸性が強くなるので気をつけましょう。
一晩置くと、酢の酸の力で焦げが簡単に落ちるようになっています。ただし、アルミ鍋はアルカリ性に弱いですが、酸性にも弱いですので、黒ずんでしまうことは覚悟しておいてくださいね!
黒ずんでしまったら、りんごの皮やレモンを煮ることで取ることができます。水を入れた鍋にりんごの皮やレモンを入れて、20分ほど煮たら冷めるまで放置します。
そのあとスポンジで軽くこすると黒ずみを落とすことができます。この方法で黒ずみを取った後、そのまま鍋を使うとまたすぐに黒ずんでしまいます。
それは黒ずみと一緒に鍋の表面についていた膜を取ってしまったからです。使う前に米のとぎ汁を沸騰させてから、よく乾かせば即席の膜が張るので黒ずみを防げます。
膜を張る方法はアルミ鍋のお手入れ方法としても使えるので、黒ずむ前にたまにやると鍋が長持ちします。
こちらの動画はお酢を使ってコゲを上手に落とされていますので参考二してみてください。
アルミ鍋の焦げの落とし方その4 がんこたわし強力コゲ落とし
最後におすすめのたわしをご紹介します。
スコッチブライトの「がんこたわし強力コゲ落とし業務用」です。業務用なのでプロが愛用する実力で、軽い力で焦げを落とすことができます。
ボンスターのように錆びませんし、金だわしのように金属片が出てこないのもいいところです。
テフロン加工されているものやガラスなどの傷つきやすい鍋には向きませんが、鉄やアルミなどの金属製の鍋の焦げは簡単に落とすことができます。
水で濡らして使ってもいいですし、食器用洗剤やクレンザーを一緒に使うとより焦げを落としやすいです。気になる方はぜひ探してみてはいかがでしょうか?
スリーエム スコッチブライト がんこたわし 強力コゲ落とし用
アルミ鍋の焦げがどうしても直らない場合
上記の方法を使っても、アルミ鍋の焦げが落とせない場合は、思い切ってプロに依頼するも一つの手です。
無理やり焦げを取ろうとして、更に悪化させてしまったという事例も少なくありません。
プロに頼んでみて、落とし方を教えてもらって次からは自分でやるという方法一つの手です。
また、プロに依頼する場合のメリットとして、アルミ鍋の焦げ落としだけではなく、コンロ回りや、換気扇の掃除なども同時に行ってくれるので、非常に便利です。
ただし、プロに依頼する場合は、換気扇の掃除のついでにアルミ鍋の焦げも落とせるかどうかを聞くと良いでしょう。
また、無料で見積もりが取れて、出張費が掛からない業者さんに依頼するのが良いでしょう。
こちらの業者さんは、見積もりも出張費も無料で、全国対応しているので、おススメです。
掃除してもらうかどうかは別として、ひとまず相談だけしてみるとよいでしょう。↓
※換気扇のついでにアルミ鍋の焦げも落としてもらとよいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回、アルミ鍋の焦げの落とし方についてお話しました。
アルミ鍋を焦がしてしまったら、天日干しをしてみましょう。昔から伝わる方法で、特別な道具は何もなくても焦げを落とすことができます。
ただし、天日干しの期間、鍋が使えないのが困る人は、ドライヤーで焦げを乾かすのがおすすめです。
焦げがポロポロ取れるまで乾いたら、割り箸などでつつけば簡単にとれます。少し鍋が黒ずんでしまいますが、酢を大さじ1~2杯いれて煮込む方法もあります。
そのまま一晩置いてから焦げをこするだけです。さらにおすすめのたわしが、スコッチブライトの「がんんこたわし強力焦げ落とし」です。
プロが使っているだけあって、簡単に焦げを落とすことができますよ!
アルミ鍋の焦げを落としたい方は、是非試してみて下さいね。