横浜の鶴見区にある三ッ池公園は、名前の通り、「上(かみ)の池・中(なか)の池・下(しも)の池」という3つの池がある公園ということで知られています。
そんな三ッ池公園ですが、いろいろな駅から微妙に遠いこともあり、聞いたことあるけど行ったことはないよ、という方も少なくないのではないでしょうか?
横浜でも屈指のお花見スポットで、例年多数の人が訪れるこの公園なのですが、実は以外にもゆったりと充実した時間を過ごしながらお花見が出来るのです。
そこで今回は、三ッ池公園でお花見を楽しむために、知っておくとちょっとお得な情報をお伝えします。
目次
三ツ池公園の桜2019の見ごろと開花状況は?
三ツ池公園の桜については、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
例年3月25日過ぎになると5分~8分咲きで、少し早めの見頃を迎えます。本格的な見頃を迎えるのは、3月下旬です。とにかく栽培されている桜の種類が多く、いろいろな桜を見ることができます。
三ツ池公園の桜の開花種類
3月上旬は、ツバキカンザクラ中旬にはカンヒザクラ、オオカンザクラ、下旬にはシュゼンジカンザクラ、エドヒガン、オカメ、コヒガンなどが見られます。
4月初めには、いわゆる一般的な桜である、ソメイヨシノやヨコハマヒザクラ、オオシマザクラが見ごろを迎えます。そのあとも、遅咲きの桜など、4月下旬まで楽しめます。
公園内にあるパークセンターの休憩室には園内のどこでどんな桜が見られるかが検索できるシステムがあります。
その時期に見ごろの桜を探して園内を散策して歩くのも楽しいですよ。珍しい桜の木には名札も付けられているので、探しやすいですね。
桜の種類など難しいことを考えなくても、池の水面に映る美しい桜、珍しい色の桜を見ながら散策したり、アスレチックやジャンボ滑り台もあるので、お子様連れも楽しめます。
三ツ池公園の桜について解説
三ツ池公園の桜、例年の見頃は、2月中旬~4月中旬です。他の桜スポットに比べて、早い時期から花見が楽しめます。
それは、いわゆる桜、ソメイヨシノだけでなく、なんと78品種もの桜が栽培されているからなんです。早い時期に花を咲かすカンザクラなどもありますので、一足早い2月中旬にも花見が楽しめます。
他にも黄色がかったウコンザクラ、ピンク色が濃いヨコハマヒザクラなど、ここでしか見られないような珍しい桜も鑑賞できます。
本格的な花見シーズンに入る一足先にもお花見ができますし、ほかのスポットでソメイヨシノの見ごろが終わったころにも、ここでは遅咲きの桜の花見を楽しむことが出来るのです。
そこが、こちらの公園でのお花見の最大の特徴ですね。
三ッ池公園の桜まつりの開催日時や日程について
桜の期間中は三ツ池公園さくらまつりが開催されます。
その期間は、桜の開花状況によっても異なりますが、昨年2018年は3月中旬から4月中旬まで開催されたので、今年もそのくらいの期間の開催と予想されます。
桜祭りの期間中は、公園内でコンサートやステージパフォーマンス、お茶会、野鳥観察、桜巡りなどのイベントが予定されております。満開の桜の中でいろいろなイベントを楽しめますよ。
http://www.kanagawaparks.com/mitsuike/event/
ホームページでイベント情報が発表されますので、チェックして出かけてみましょう。
三ツ池公園の桜まつりの料金(入場料やチケット)について
イベントによって異なりますが、費用は無料のイベントが多いです。
ただ、当日パークセンターでの申し込みが必要な場合もありますので、ホームページで情報をチェックしてください。
三ツ池公園の桜のアクセス方法
開催場所の住所 神奈川県横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
電車で行く場合(最寄駅は?)
JR京浜東北線鶴見駅から市営バス新横浜駅行きで15分、三ツ池公園北門下車、徒歩3分
車で行く場合
首都高速神奈川7号横浜北線岸谷生麦出口から国道1号を経由し、一般道を県立三ツ池公園方面へ車で4km。
三ツ池公園の桜の駐車場について
150台収容の駐車場があります。
料金は1月5日~3月15日の土日祝および4月16日~28日は520円、繁忙期3月16日~4月15日および4月29日~5月6日は830円、1月5日~3月15日の平日は無料です。
また、繁忙期は他に350台収容の臨時駐車場があります。
三ツ池公園の桜の混雑・渋滞について
三ツ池公園のお花見の人出は、例年90万人ほどです。
神奈川県のお花見スポットで人気1,2を争うスポットなので、人は多いですが、公園の敷地はとても広くゆったりと過ごすことが出来ます。
人が多すぎて大混雑、窮屈な思いはすることはないでしょう。花見シーズン真っ盛りの、3月下旬~4月上旬の土曜・日曜日は、人出も多くなりますが、レジャーシートを持っていけば、ゆっくりくつろぐ場所は確保できるでしょう。
公園内の混雑は心配ないですが、週末は駐車場の確保に時間がかかります。
10:00ころには満車になることが予想されます8時半から駐車場に入庫することが出来ますので、早い時間に現地に行くことをお勧めします。
三ツ池公園の桜のライトアップについて解説
三ツ池公園の桜は、残念ながら、ライトアップはありません。この公園での花見は昼の時間がおすすめです。
三ツ池公園の桜の屋台(出店)について
桜祭りの期間に合わせた屋台出店はありませんが、桜祭りの期間中や土日には移動販売車による軽食やドリンクの販売があります。
また、公園内に常設の売店でお弁当やパン、和菓子などを買うこともできます。
ただ、全体的には、あまりメニューが豊富とはいえないので、お花見しながら食べるお弁当などフードは外で買って持ち込んだ方が良いでしょう。
下の池湖畔の売店ではお弁当、和菓子、パンなどを販売しています。
パークセンター、遊びの杜周辺には、移動販売車で、焼きそば、たこ焼き、フランクフルト、クレープ、飲み物などを購入できます。
三ツ池公園周辺の観光スポット1 大岡川の桜
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三ッ池公園よりもさらに南側、横浜のディープな大人の街として知られる日ノ出町、黄金町。横浜の下町、弘明寺観音で有名な弘明寺。
そんな観光雑誌に載っていない横浜を流れる大岡川。その川沿いの桜並木が横浜屈指の桜の名所なんです。
こちら、桜の時期にはボンボリでライトアップされ、夜の川面に映る夜桜を楽しむ大人のデートが出来ますよ。
三ツ池公園周辺の観光スポット2 根岸森林公園の桜
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さらに横浜の南側、根岸の高台にある根岸森林公園。こちらも、桜の名所として有名です。
広大な敷地に桜並木と芝生広場にそびえる一本桜など、桜の見所もいっぱいです。高台に位置する公園から、海を眺めることができます。
また、根岸森林公園には、菜の花畑もあり、桜の花が見ごろになるころには、合わせて菜の花畑も楽しむことが出来ます。
まとめ
横浜の三ッ池公園の桜について紹介しました。三ッ池公園は三つの池がある、広大な公園です。池のほとりで水面に映る桜を眺めて過ごすのも気持ちが良いです。
また公園内にある、芝生広場・丘の上の広場・花の広場・里の広場・いこいの広場などいくつもの広場、その周りにも桜が立ち並んでいますので、広場でゆったりとシートを広げてのお花見もいいですね。
ワンちゃん連れや子連れでもゆったりと過ごせる三ッ池公園で、お花見をぜひ楽しんでみてくださいね。