宮城県白石市の益岡公園内には伊達家重臣の片倉小十郎が居城とした白石城があり、桜の名所となっています。そこで毎年、桜の時期になると桜まつりが開かれます。
ただの桜が沢山ある公園でしょう？と思った方、白石城の桜まつりは素晴らしい景色やそこでしか感じられない趣が沢山詰まっています。
そこで今回は「白石城 桜まつり2019」の日程と、桜の見ごろや開花状況をお伝えします。歴史好きの方もそうでない方もぜひご一読ください。
目次
白石城の桜2019の見ごろと開花状況について
白石城がある益岡公園には約200本以上の桜があり、種類はソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラ ウバヒガンザクラなどです。
例年の開花時期は4月上旬～下旬頃となっています。
開花時期はその年によって変わりますので、時期が近付いたら下記のサイトを参考にしてみてくださいね。
https://weathernews.jp/s/sakura/spot/52/ （ウェザーニュース）
白石城の桜まつり2019の日程とアクセスは？
白石城の桜については、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
益岡公園内にある白石城は周りをぐるっと桜の木々が取り囲み、満開時になるとそれはもう美しい景色を作り出します。そこで開催されるのが「白石城の桜まつり」です。
何と言っても城と桜のコラボレーションがたまりません！日本人の心を打つ景色がそこにあります。日本人で良かったなと思えるひと時を感じられるでしょう。
また桜まつりの期間は約400個のぼんぼり灯りと、城の天守が様々な色に変化しながらライトアップされ、昼間とは違うとても幻想的な景色を見ることができます。
昼間の桜も良いですが、この夜桜もおすすめです！
白石城桜まつり2019の開催日時や日程
白石城桜まつりは４月上旬～中旬と桜の開花時期に合わせて開催されます。
桜まつり期間中のライトアップは夜18時半～23時頃まで行われます。
公園内にはいつでも無料で入れますが、白石城も入館可能なので営業時間を下記に記載します。
- 白石城の入館可能日
- 4月～10月：9時～17時
- 11月～3月：9時～16時
- 12月28日～12月31日の期間のみ休館
白石城の料金
入館料 大学生以上：300円 小学生〜高校生：150円
白石城桜まつり2019のアクセスは？
開催場所の住所：〒989-0251 宮城県白石市益岡町 白石城の本丸広場
電車・車で行く場合
白石城へは東北本線の白石駅で下車し、徒歩で約15分くらいです。東北新幹線の白石蔵王駅からはタクシーで15分ほどかかります。
車の場合は東北自動車道・白石ICで降りて約10分くらいで到着します。
白石城桜まつり2019の駐車場は？
白石城には専用駐車場はありませんが、白石市役所の隣にある「城下広場」や、白石城の西側に「益岡公園駐車場」があります。
白石城桜まつりの混雑・渋滞は？
こちらの動画では、白石城の桜の混雑具合がわかりますので、参考にしてみてください。2015年のものですが、毎年同じぐらいの人で賑わっているようです。
宮城県の他の桜の名所である一目千本桜や船岡城址公園ほどではありませんが、満開時にはある程度の混雑が予想されます。
またこの時期は宮城県に点在する美しい桜の名所を見に全国から人が集まるため、毎年、渋滞が発生します。
白石城の桜まつりの見所1 お城からの眺め
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白石城は丘陵に築城されているためとても見晴らしが良く、天守閣の3階に行けば周囲をぐるっと360度見渡すことができます。
桜の季節は薄ピンク色に染まった満開の桜を眼下に一望でき、晴れた日には蔵王連峰の雄大な姿も眺められる展望スポットです。その見ごたえある景色は「みやぎ蔵王三十六景」に選ばれています。
天守閣で殿様気分を味わいながら桜を見ることができますね！
ちなみに、白石城は1602年藩の南境防衛のため、伊達家重臣の片倉小十郎景綱が居城したところです。それから約260年間、片倉氏によって治められてきました。
明治初めの廃城令により白石城はほとんどの建物を取り壊されましたが、1995年に建設復元されました。
元の構造を忠実に再現できるよう、昔ながらの工法を取り入れており、古の情緒を感じることができます。
また木造建築による城の復元は全国的に見てもとても珍しいもので、白石城の大きな特徴となっています。
素材にもこだわり、柱には吉野産ヒノキ、床には青森産ヒバを用いるなど贅沢に国産品を使用しています。城に入れば木の良い香りが漂い、とても趣深い造りとなっています。
白石城周辺の観光スポット1 おおがわら桜まつり
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白石川沿いの1,200本もの美しい桜並木を眺めながら開催されるのが「おおがわら桜まつり」です。清らかな白石川が流れ、蔵王連峰を背景に満開の桜並木が本当に素晴らしいです。
ここは「さくら名所百選の地」に選ばれた場所です。お祭りでは売店や屋台、夜桜ライトアップ、お花見屋形船の運航などが催され、大いに盛り上がります。
白石城周辺の観光スポット2 益岡公園の桜
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益岡公園内、白石城の隣には芝生があり、そこでレジャーシートをひいてお花見ができます。また遊具もありますので、子供連れの方はそこで遊べますね。
白石出身の第十八代横綱「大砲」の石像があり、城と桜とお相撲さんのトリプルコンボの写真が撮れます。
近くには歴史深訪ミュージアム があり、1階はお土産とフードコートでメニューは白石名物の「生うーめん」や「小十郎みそラーメン」などがあります。
また2階は歴史資料館で3階はハイビジョンシアターになっています。
白石城周辺の観光スポット3 船岡城址公園の桜
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白石川公園近くにある船岡城址公園も「さくら名所百選の地」として選ばれた名所です。桜の時期になるとここで「しばた桜まつり」が開催され、沢山の屋台や催しでとても賑やかになります。
また山中を走る片道305mのスロープカーがあり、まるで桜のトンネルをくぐったような気分を味わうことができます。
山頂には高さ24mの船岡平和観音像が立っており、桜と相まってとても厳かな雰囲気を醸し出します。
そしてこの山頂からは桜色に包まれた街並みや、蔵王連峰の雄大な景色を眺めることができます。
白石城周辺の観光スポット4 蔵王エコーライン雪の壁
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「蔵王エコーライン」は宮城県と山形県を結ぶ道路のうちで、蔵王連峰を横断する２６km区間のことをそう呼びます。
春が近付くと冬に積もった大量の雪が除雪され、蔵王エコーラインの両脇に数メートルもの迫力ある雪の壁が現れます。
その雪の壁を眺めながらドライブをし、また近くに御釜などの景勝地もあるのでそこに観光に行くのもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか？今回は「白石城 桜まつり」についてお話しました。ここの桜まつりは白石城から日本の歴史を感じながら桜を見ることができ、古き良き日本の情緒が感じられる場所です。
いつもの花見と少し趣を変えてみたい方やちょっと歴史に興味を持った方は、ぜひ足を運んでみてください。
