桜の咲く時期に行われる静岡まつりは、大御所花見行列で有名です。
そんな静岡まつりですが、でもどうせ普通のお祭りでしょ?という方も少なくないのではないでしょうか?
実は、この静岡まつりは、普通のお祭りとは規模が違うのです。
そこで今回は、静岡まつりを楽しむために、日程や混雑状況、イベントなどについてお伝えします。
目次
- 1 静岡まつり2019のとは?日程とアクセスについて解説
- 2 静岡まつり2019の混雑について
- 3 静岡まつり2019のイベントスケジュール
- 4 静岡まつり2019の見所1 前夜祭(4月5日)
- 5 静岡まつり2019の見所2 駿府城登城行列(4月6日)
- 6 静岡まつり2019の見所3 花魁道中(4月6日)
- 7 静岡まつり2019の見所4 音楽パレード(4月6日)
- 8 静岡まつり2019の見所5 大御所花見行列(4月6日)
- 9 静岡まつり2019の見所6 夜桜乱舞総踊り(4月6日)
- 10 静岡まつり2019の見所7 大御所花見行列(4月7日)
- 11 静岡まつり2019の見所8 夜桜乱舞コンテスト(4月7日)
- 12 静岡まつり2019の見所9 総踊り(4月7日)
- 13 静岡まつり2019の屋台は?
- 14 まとめ
静岡まつり2019のとは?日程とアクセスについて解説
静岡まつりについては、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
静岡市に住んでいる方にはおなじみの「静岡まつり」ですが、第1回は1957年に開催されました。
2019年で第63回を迎える静岡まつりは、桜の時期のイベントとして、静岡市民に定着しています。
毎年、基本的には4月の第1金曜日から日曜日までの3日間、静岡浅間神社の廿日会祭と呼応して行われます。
「ここ駿府で徳川家康公が家人を連れて花見をした」という故事に倣っていて、駿府城公園や市街地を中心に、交通規制もされ、大々的に行われます。
美しく咲き誇る桜とともに、江戸時代を感じられるお祭りです。
開催日
2019年4月5日(金)~4月7日(日)
料金
無料
アクセス
静岡まつりは、駿府城会場、青葉会場、追手町会場、御幸会場の4つの会場とその周辺になりますが、ここではメイン会場である駿府城公園までのアクセスをご案内します。
車の場合
東名高速静岡ICより車で17分、新東名高速新静岡ICより車で18分
電車の場合
- JR静岡駅から徒歩15分、静岡鉄道新静岡から徒歩12分
- 東京方面から:JR新幹線東京駅から静岡駅まで約1時間
- 関西方面から:JR新幹線浜松駅から静岡駅まで約30分、JR新幹線新大阪駅から静岡駅まで約1時間50分
専用の駐車場はありません。
混雑を避けるためには近くの駐車場をあらかじめ、予約して確保しておくと待たなくてすみますよ。
こちらのサイトを利用すると非常に便利です。事前に会場近くの駐車場を予約して取っておくことができます。
ですが開催期間中は非常に混雑するため、なるべく公共交通機関をご利用ください。
静岡まつり2019の混雑について
例年によると、2日目、3日目に長時間の交通が規制されます。
参考までに、2018年は2日目が14:00~20:00、3日目が14:00~15:30の時間帯で規制がされていました。
大変な混雑が予想されるので、車での来場は控えたほうが良いでしょう。
また、大御所花見行列や夜桜乱舞は大変人気のあるイベントなので、この開催時間帯はより一層の混雑が予想されます。
静岡まつり2019のイベントスケジュール
4月5日 開門式・前夜祭
4月6日 駿府登城行列・花魁道中・音楽パレード・大御所花見行列・夜桜乱舞総踊り
4月7日 大御所花見行列・夜桜乱舞コンテスト・総踊り
静岡まつり2019の見所1 前夜祭(4月5日)
静岡まつりの始まりを告げる前夜祭では、鏡開きや餅まきが行われます。
静岡まつり公認キャラクター、竹千代くんも登場して会場を盛り上げます。
今年の大御所に仕える家臣たちによる結成の儀や、スカイランタンの打ち上げも行われ、ここから3日間の静岡まつりの幕開けとなります。
静岡まつり2019の見所2 駿府城登城行列(4月6日)
登城行列は、大御所様から花見の宴に招かれた駿府の町民が、献上品を持って大行進します。
それぞれが、工夫を凝らした衣装で駿府城を目指します。
そして、それぞれのコースから駿府城に到着すると、拝謁の儀にて、登城行列の町民が当地の名産品を献上します。
葵使では、京都の上賀茂神社から徳川将軍に葵を献上します。これは、慶長15年に駿府城の家康公へ、二葉葵を献上したのが始まりです。
静岡まつり2019の見所3 花魁道中(4月6日)
静岡まつり花魁道中 #静岡 #静岡まつり pic.twitter.com/mgbl50tbYm
— わかさん (@kease1110) 2016年4月2日
吉原遊郭の元祖、花魁。美しく着飾った太夫、花魁が三枚歯の下駄で、内八文字を踏みながら大勢の取り巻きを引き連れてゆっくりと行列が進みます。
その衣装は、髪(かつら)、簪、帯、着物を合わせると、30キロ以上の重さになります。
花魁の行列は、7名から12名ほどで組まれていたといわれています。
静岡まつりでは、2日目、3日目の土日に、駿府城下町内で、提灯持ち、振袖新造、禿(2名)、肩貸し、花魁、傘持ちの7名による豪華絢爛な花魁道中が駿府城下を練り歩きます。
この花魁は市民の参加希望者の中から選ばれます。
静岡まつり2019の見所4 音楽パレード(4月6日)
音楽パレードは、大御所花見行列を先導します。
幼稚園児から社会人までのバンドが静岡まつりを盛り上げます。
過去には消防音楽隊や警察音楽隊も参加しています。
静岡まつり2019の見所5 大御所花見行列(4月6日)
駿府城の大御所様が、御台所や大名達総勢400名を引き連れ、駿府城下を練り歩きます。
所々で江戸の香りが漂うパフォーマンスが繰り広げられます。
2019年4月6日(土)の花見行列の大御所は間寛平さんです。
静岡まつり2019の見所6 夜桜乱舞総踊り(4月6日)
夜桜乱舞総踊りは、約10000人の参加者で行われます。
当日の飛び入り参加がしたい場合は、竹千代連へ思い切って飛び込んでみましょう。
「SAKURA Doo-Wap」「踊忘ODOVO」「平成ちゃっきり節」「さくら96」「竹千代殿どん」の全5曲で行われる総踊りは、春の宴を盛り上げます。
静岡まつり2019の見所7 大御所花見行列(4月7日)
駿府城の大御所が総勢400名の御台所、大名たちを引き連れて駿府城下を練り歩く花見行列の2日目です。
2019年4月7日の(日)の大御所は、沼津市出身の俳優、磯村勇斗さんです。
静岡まつりの目玉である、豪華絢爛な駿府大御所時代絵巻が楽しめます。
静岡まつり2019の見所8 夜桜乱舞コンテスト(4月7日)
夜桜乱舞参加連のナンバー1を決める熱き戦いが繰り広げられます。
毎年目が離せない夜桜乱舞コンテストは、大演舞場で今年も踊り自慢達が演舞を披露します。
静岡まつり2019の見所9 総踊り(4月7日)
夜桜乱舞総踊りが静岡駅前から江戸町交差点にかけて行われます。
こちらも飛び入り参加が可能となっているので、思い出作りに参加する方も多いです。
静岡まつり2019の屋台は?
屋台のらくがきせんべい☺💕
#らくがきせんべい
#静岡まつり pic.twitter.com/uqqwUZVaV7— れもん (@sweets0106) 2017年4月2日
駿府城公園に作られる駿府屋台村には、江戸時代風の仲見世通りにたくさんの屋台が軒を連ねます。
屋台は約50店舗が出店し、お好み焼き屋焼きそばなどの定番から、ブラジル料理など珍しいお店もあり、食べ物だけではなく、昔ながらの射的や金魚すくいも楽しめます。
静岡まつり小判で買い物をすることができるので、江戸の雰囲気を味わうことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
現代でも江戸を感じられる静岡まつりの魅力は、文章だけで伝えきることはできません。
豪華絢爛な大名花見行列や花魁道中、圧巻の夜桜乱舞総踊りなど、イベントの見所もたくさんあります。
さらに小判を使って買い物ができる屋台など、美しい桜を見ながら、江戸にタイムスリップしたようなお祭りを、ぜひ体験しに行ってみてください。