ヘラの代表的な4つの種類と使い方。木べらやゴムベラの使い方なども公開

木ベラ

料理をする時のヘラの役目は、調理をする時に混ぜる事です。混ぜる、という行程は料理を作る時に様々な場面で使いますよね。

ここでは、料理のヘラの4つの種類とその使い方をご紹介します。

料理のヘラ1 木ベラ

木ヘラ

木ベラはテフロンを傷つけないので、炒め物やチャーハン等フライパンを使うものに便利です。

形が色々あり、フライ返しのような形をした四角系から、しゃもじのような形をした丸系等様々な形があります。

木ベラは使い勝手が良く、カレーは肉を炒める所からルーを入れて混ぜるまで、木ベラ1本で調理ができます。

また、小さく細めの木ベラはパスタを混ぜる時に使ったりします。

更にサラダをドレッシングと和える時にも使えます。

薄い木ベラも便利なのですが、厚みのある木ベラがおすすめです。厚みのある木ベラは劣化しにくいですし、しっかりしているので臭いもつきません。

ちなみに、木ベラに穴が空いている物もありますよね。木ベラの穴は、混ぜる時等に抵抗が少なくなるように、穴が空いています。

カレー等少し重たい物も、穴が空いているので混ぜやすいです。また、穴にパスタを入れると一人前の計量に使えます。

このように、汎用性が高く色々な使い道があるヘラです。

次の動画では、木べらを使ってキーマカレーを作られている様子がわかります。どのタイミングで木べらを使うのかが分かるので、参考にしてみてください。

キーマカレー♪ Keema curry♪

料理のヘラ ゴムベラ

ゴムヘラ

お菓子作りでは欠かせないのが、ゴムベラです。クリームやソースを混ぜる時に便利です。

なぜ便利かというと、ゴムベラはヘラの部分がゴムなので柔軟性が高く、ボール等にクリーム等を残すこと無く取ることが出来ます。ボールに余すことがないので、無駄が少ないですね。

ヘラの部分のみゴムなので、洗う時は必ず取り外して洗いましょう。

また、シリコン製のタイプもあり、こちらは取り外しが不要の一体型なので便利です。

火にかけている鍋に使いたい時は、耐熱性のゴムベラがオススメです。通常の物ですと、溶けてしまう危険があるので、耐熱性の物を使いましょう。

また、ケーキの生地等をゴムベラで上手に取るのが難しい、と感じる事がありますよね。

その場合はまず、ゴムベラの先をボウルの縦に沿わせて集めます。

集めた生地を流し、残りはゴムベラのサイドをピッタリボウルに沿わせ、ゴムベラのカーブをボウルのカーブと合わせゴムベラを動かします。

ポイントは、ゴムベラをあまり汚さないようにすることです。生地がついた状態でこそぐと、より汚くなります。1回ずつゴムベラをボウルのふち、または指で綺麗にします。

柄が取り外し出来るものは、しなりにくいので、一体型になっているタイプの方が使いやすいです。

ゴムベラが小さいと生地が逃げてしまうので、大きめのものを使用しましょう。

次の動画では、ゴムベラを使ったクッキーシューの作り方がわかります。どんな使い方をしているのか参考にしてみてください。

シュークリーム | クッキーシューの作り方

料理のヘラ3 しゃもじ

しゃもじ

実はしゃもじもヘラなんです。ご飯をよそう事に特化したヘラです。

そもそも、しゃもじという言葉の由来は、柄の先に皿形の部分が付いた道具の「杓子」(しゃくし)の頭字「しゃ」に、接尾語「もじ(文字)」が付いた女房言葉(にょうぼうことば)です。

本来は汁をよそう杓子も含めた言葉で、米飯をよそうものを特に飯杓子(めしじゃくし)と言いましたが、時代が経るにつれ汁用のものをおたま、米飯用のものをしゃもじというようになりました。

昔は木や、竹で出来たものが主流でしたが現在は、合成樹脂やプラスチックで作られています。

日本の米の性質上、炊いた米は粘着性を持つため、米粒がくっつきやすく、寿司飯を作る場合等に作業の妨げになってしまいます。

くっつかないようにする為には、しゃもじを水につけておくなどの工夫が必要ですよね。

合成樹脂製の物で、米粒がくっつきにくいしゃもじが発売されています。

これは、へら部の表面に小さな突起を多数つける、というエンボス加工をすることにより、米粒との接触をできるだけ少なくし、粘着しづらくするように工夫されています。

しゃもじは、ご飯をよそうだけではなく、おにぎりを使うときにも有効です。

次の動画では、やみつきになるほど美味しいおにぎり「悪魔のおにぎり」の作り方を紹介されています。おにぎりの作り方はもちろん、どんな風にしゃもじを使っているのかも参考にしてみてください。

【Twitterで話題】やみつきになる味 悪魔のおにぎりの作り方【kattyanneru】

料理のヘラ4 フライ返し

フライ返しは、調理中の食材を裏返しにする時に使いやすいようにしたヘラです。

また、ハンバーグなどの調理後、盛り付けのために皿へ運ぶ際にも使いますね。

近年では汚れや焦げ付きが落ちやすいよう、テフロン加工された物もあります。

また、フライパンにもテフロン加工が施されるているものが多いため、フライパンの表面加工を痛めないよう、柔らかい樹脂素材で出来たフライ返しもありますね。

また、フライ返しに長細く穴が空いている物がありますよね。

なぜ空いているかというと、ひっくり返す時にフライ返しに食材がくっつきづらく、身離れしやすいように穴が空いています。特に焼いた魚や肉をひっくり返す時に、穴が開いているといいですね。

持ちての端から先端が曲がっている物もありますね。

これは、曲がっている部分で食材の動きが止まるので、よりひっくり返しやすい形になっています。

次の動画では、厚みのあるホットケーキの作り方を解説されています。フライ返しを使っているので、参考にしてみて下さい。

この厚さ・・・すごい。一工夫でマンガホットケーキを焼く方法

まとめ

ヘラは料理をする上で、必要な道具ですね。

特にそれぞれのヘラにより、使う用途が違いとても便利です。

また、バターナイフ、ケーキカッター、お好み焼きの時に使うコテもヘラの一種です。

それぞれ用途により、ヘラを使い分け料理に使いましょう。

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