前回の記事ではスイカの種の栄養についてお伝えしました。記事をご覧頂くと分かる通り、スイカの種には十分な栄養があります。
ただ、そのまま食べても皮が硬いため消化されずに出てきます。そもそも、そのままでは飲み込みにくく、味も美味しくないので好んで食べるのが難しいです。
そこで、今回はスイカの種の栄養を十分にとるために、スイカの種の食べ方5つのレシピをお伝えします。
目次
スイカの種の食べ方1 ナッツにする
1つ目のスイカの種の食べ方はナッツにする方法です。スイカの種をフライパンで炒めて、おつまみやスナック菓子にして食べる方法です。
簡単ですぐにできるので子どものおやつにしたり、タッパーに入れて仕事の合間に少しお腹がすいたら食べることができるのでおすすめです。
中国ではスイカの種はスナック菓子のような感覚で食べられており、お酒のおつまみとしてもぴったりです。
栄養たっぷりでカロリーも低いので食べ過ぎないか心配することもありません。
作り方
用意するのはスイカの種とフライパンと塩だけです。
- まずスイカの種を洗います。
- 油は引かずに弱火にします。
- スイカの種をフライパンに投入して炒っていきます。
- しばらく炒めると香ばしい匂いがしてきます。
- ぷちぷちと音がしてくるようになったらお皿に取り出します。
- 炒りすぎると美味しくなくなってしまうので注意が必要です。
- 塩を少々ふって出来上がりです。
お好みで醤油を少し垂らしたりスパイスをかけることで自分好みの味付けにすることができます。
また、炒ったスイカの種をとっておいて数日後にお湯と一緒に沸かしてスイカのお茶としても楽しむことができるのでいろいろな活用方法があります。
スイカの種の食べ方2
2つ目のスイカの種の食べ方はスイカのシャーベットです。
捨ててしまいがちなスイカの種を実と一緒に食べることができる嬉しいレシピです。
スイカの凍ったシャリシャリ感と種の独特なぷちぷち感を味わうことができるのでホームパーティなどでデザートとして出すと盛り上がるのではないでしょう。
暑い夏にさっぱりと食べられる上に栄養満点なのでおすすめのレシピです。
作り方
用意するのはスイカの実、スイカの種、水、砂糖、レモン汁です。
- スイカの種は天気の良い日に2日間天日干しにします。
- スイカの実は角切りにしておきます。
- 角切りにした実と水大さじ1、砂糖大さじ2、レモン汁大さじ1をミキサーに約30秒間かけます。
- 液体状になったら容器に流しいれます。
- 冷凍庫で6時間くらい冷やして完全に固まる前に取り出します。
- スプーンやフォークで混ぜて空気を入れます。
- お皿に盛り付けたら、天日干ししておいたスイカの種を皮をむいて上からパラパラとふりかけて出来上がりです。
スイカの種の食べ方3 きゅうりの和え物
3つ目のスイカの種の食べ方はきゅうりの和え物です。
スイカの種は炒ると香ばしくなるのでピーナッツのような感覚できゅうりと一緒に食べることができるのでおすすめです。
きゅうりだけだと栄養が心配ですが、スイカの種を一緒に摂取することで栄養を摂ることができておいしく簡単に食べられるレシピです。
作り方
用意するもの:きゅうり・塩・ごま油・中華だし粉末・スイカの種・醤油・にんにくすりおろし・白ごま
- きゅうりは洗ってざく切りにして塩を少々ふりかけておきます。
- 手でちぎると味がしみやすいです。
- スイカの種はよく洗ってからフライパンでぷちぷちと音がするまで炒っておきます。
- きゅうりにごま油小さじ1、醤油小さじ1、中華だし小さじ1、にんにくすりおろし小さじ1を入れて混ぜます。
- お好みで豆板醤を少し入れるとピリッとして美味しいです。
- 白ごまと炒ったスイカの種を半分に切ってきゅうりの上にふりかけて完成です。
スイカの種の食べ方4 ほうれん草の和え物
4つ目のスイカの種の食べ方はほうれん草の和え物です。
スイカの種をすりつぶして入れることで種の食感が苦手な人でも美味しく食べることができます。ほうれん草だけでなく、小松菜や青梗菜など他の野菜で和えても違う味を楽しむことができるのでおすすめです。
作り方
用意するもの:ほうれん草・塩・スイカの種・醤油みりん・砂糖・白ごま・水
- ほうれん草は塩と一緒に沸騰した鍋へ入れて2分茹でます。
- スイカの種は、油をひいていないフライパンで、ぷちぷちと音がするまで、炒ってお皿に取り出しておきます。
- 茹でたほうれん草は、粗熱がとれたら食べやすい大きさに切っておきます。
- 炒ったスイカの種を、すり鉢ですりつぶしてほうれん草と混ぜます。
- そこに醤油大さじ1/2、砂糖大さじ1/2、みりん大さじ1/2、白ごま大さじ1を入れてお皿に盛り付けて完成です。
スイカの種の食べ方5 スイカの種茶
5つ目のスイカの種の食べ方はスイカの種茶です。
スイカの種は利尿作用やイライラを抑える効果など暑い夏の栄養を補う食べ物として最適です。
種茶は家で飲む以外にも水筒に入れて外出時に飲むお茶としても最適です。
また、粉末にしたスイカの種が余った場合はトマトジュースや野菜ジュースに混ぜて飲むこともできるので子どもでも簡単に栄養を摂取することができ、さまざまな使い道があるので便利です。
作り方
用意するもの:スイカの種・茶葉を入れるパック
- まずフライパンに弱火でスイカの種を炒ります。
- ぷちぷちと音がして、香ばしい匂いがしてきたら取り出します。
- 取り出したら、すり鉢でスイカの種を粉末状にします。
- すりつぶしたスイカの種を、お茶のパックに入れて、急須にお湯を入れて1分半で出来上がりです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はスイカの種の食べ方についてお伝えしました。
スイカの種はそのままだと捨ててしまいがちですが、こうして炒めたり和えたり、お茶にすることで食べやすくなります。
特に、ナッツは気軽に簡単に作れるうえ、スナック菓子やおつまみ代わりなどになるので、お口が寂しい時のお共になってくれます。また低カロリーなので食べ過ぎの心配がないのも魅力ですね。
今回の記事を参考にして頂き、オリジナルのスイカの種の食べ方を考案されるのもよいですね。