新宿御苑と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?
広大な敷地、都会の中に突如として現れるオアシス、お子さん連れならピクニックなどでしょうか?
新宿御苑内には1万もの樹木が立ち並び、その中でも特にイメージが強いのは桜なので、春の時期しか楽しめないのでは?と思う方も少なくないのではないでしょうか。
実は1月下旬~3月下旬は様々な種類の梅の花が順に見ごろを迎えます。
そこで今回は今まではツウだけが知っていた新宿御苑の梅の見ごろや開花状況、混雑回避法や割引券についてお伝えします。
目次
新宿御苑の梅の開花状況(時期)と見頃について
まずはこちらの動画をご覧ください。見ごとに梅の花が開花している様子がわかります。
新宿御苑の梅は、桜より一足早く約300本の梅が見ごろを迎えますが、梅の見ごろの時期や同時期に開花される事が予想されるお花についてもご紹介します。
◎1月下旬~2月上旬ころ
早咲きの蝋梅(ろうばい)やツバキが見ごろを迎えます。
◎2月中旬~3月中旬ごろ
園内の梅の木が一斉に見ごろを迎え、シーズン真っ只中の時期です。
それとどうじに落葉低木のマンサクも花を咲かせます。マンサクの名の由来は春に他の花に先駆けて「まず咲く」がなまって、「マンサク」になったという説があります。
◎3月上旬~
梅から早咲きの桜へとシフトしていきます。
オカメ、シュゼンジカンザクラ、ソメイヨシノなど多種多様な桜が見ごろを順に迎えます。
新宿御苑の梅林ってどんなところ?
新宿御苑は年間を通して様々な植物を楽しめるスポットとして有名ですが、1万もの樹木が立ち並び、そのどれもが手入れが行き届いています。
その中でも梅は1月下旬~約2か月間ほどかけて様々な種類が見ごろを迎え、寒い冬に春の訪れを目から感じるのにピッタリな施設です。
多数ある最寄り駅からはそれぞれ5分程度、駐車場もあるので、車でも電車でも都内からのアクセスは抜群です。
それでは施設の基本情報からご紹介します。
新宿御苑の営業時間・休園日・料金は?
- 営業時間:9時~16時(16時30分閉園)
- 休園日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
- ※3月25日~4月24日/11月1日~15日は月曜日も開園
料金について
- 一般:200円
- 小中学生:50円
- 幼児:無料
新宿御苑のアクセス方法
住所:東京都新宿区内藤町11
電車の場合
- 東京メトロ/新宿御苑前 徒歩5分
- 東京メトロ/新宿3丁目駅 徒歩5分
- JR千駄ヶ谷駅 徒歩5分
車の場合
- 四谷・青山・六本木方面より→新宿1丁目の信号を左折し正面
- 新宿方面より→御苑トンネルの側道を直進し突き当りを右
- 池袋方面より→御苑大通りを過ぎ、突き当り甲州街道で左折し右手
- 原宿方面より新宿4丁目交差点で右折し、御苑トンネル左側側道を直進し、突き当り右
駐車場
駐車場 :有料200台あり
新宿御苑入園者 2時間600円 以後30分毎200円(当日最大料金2,400円)
割引券やクーポン券の入手方法を解説
新宿御苑の入園料の割引券を調べてみましたが、見当たりませんでした。
ただ、天皇陛下御在位30年慶祝行事の一環として平成31年2月24日(日)は無料開園日となるそうですので、梅の見ごろを迎えたちょうど良い時期にご家族でお出かけするのはいかがでしょうか。
また、新宿御苑は年間パスポートを券売所にて発売しています。
年間10回以上行かれる方はお得なパスポートですので、四季折々の新宿御苑を楽しみたいという方は検討されてみてはいかがでしょうか。
- 一般:2,000円
- 高校生:1,000円
- 小中学生:5,00円
- ※有効期限は発行から1年間
周辺施設の割引券
新宿御苑の入園券の割引券は見当たりませんでしたが、周辺施設の割引券なら次のサイトで探せます。
レストランの割引券やホテルの割引券があるので、観光や夕食をとられる方にとってはお得ですよ。
他にも、テーマパークが最大75%割引のクーポンがあるので、一見の価値はありです。
無料で登録ができるので、気軽にクーポンを使って、お得に水族館を利用する事が出来るのが魅力です。
退会も自由なので、無料で体験してみて、やっぱり使わないと思ったら解約するのもありでしょう。
テーマパークが最大75%OFFのクーポンサイト「みんなの優待」※クーポン券の公開期間が過ぎたり、掲載されていない場合もございますのでご了承ください。
新宿御苑の梅林の混雑状況について
基本的に平日は空いていますが、土日は混雑します。長期休暇中(春・GW・夏・冬など)は平日でも混雑する事があるようです。
時間帯としては特に11時~13時頃のお昼の時間がピークになります。
どうしても混雑を避けてゆっくりしたいという方は、長期休暇中ではない平日がベストなようです。
そうは言ってもなかなか土日しかお休みが取れない方は、“開園前もしくはお昼すぎ~閉園前”に行くと混雑を避けられますのでお勧めです。
新宿御苑の梅が咲いている場所は?おススメのスポット
新宿御苑内では、玉藻池周辺・下の池のモミジ山周辺・新宿門から入って少し歩いたところなど、公園内の様々な場所で約300本の梅を見る事が出来ます。
以下に園内地図を添付しますのでご参考下さい。
その中でも一番のおススメスポットは、約80本の梅を見る事ができる日本庭園のお茶室/楽羽亭の周辺です。
この楽羽亭ではお抹茶と和菓子のセットを700円ほどで楽しめます。和菓子を食べながら梅の花を楽しむ事で、風情を感じる事ができるのでおすすめですよ!
新宿御苑内の地図はこちらをクリック
新宿御苑は桜もおすすめ
最後に、新宿御苑の桜についてもご紹介します。約65種1100本の桜が植えられており、苑内の各所で桜を見る事ができます。
梅と同じタイミングで見ごろを迎える桜がたくさんありますので、2月中旬~3月中旬頃に新宿御苑を訪れると見ごろをむかえた梅と桜を同時に見る事ができるので大変おススメです。
また、3月25日~4月24日の1カ月間は、「春の特別開園」として、特別に休園日なく毎日営業していますので予定も立てやすいのではないでしょうか。
桜の種類ごとの開花時期は以下です。
<2月中旬~3月中旬>
カンザクラ、シュゼンジカンザ・オオカンザクラ・オカメ・カンヒザクラなど
<3月下旬~4月上旬>
ソメイヨシノ・ヨウコウ・トウカイザクラ・タカトオコヒガン・オオシマザクラなど
<4月中旬~4月下旬>
シバヤマ・アラシヤマ・シラユキ・シロタエ・タイハクなど
桜というと、薄ピンク色の“ソメイヨシノ”は都内でも見る事ができるスポットがたくさんありますが、新宿御苑は何といっても65種類の桜があり、白や濃いピンクの桜も咲くので他所とは一風違った趣があります。
また、お酒の持ち込みが禁止されていますので、ゆっくりと桜を鑑賞する事ができるのもおススメのポイントの1つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
寒い季節は外出するのが億劫になりがちですが、都心からアクセスの良い新宿御苑に梅を見に行く事が出来るのは、日本に住んでいるからこそ叶う特権と言っても過言ではありません。
お一人で新宿御苑を散策されている方もよく見かけますので、何かの用事のついでにお一人で立ち寄る事ができる立地も魅力ですね。
ぜひこの機会に新宿御苑に梅を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。