「しばた桜まつり」は船岡城址公園で行われる桜まつりです。船岡城址公園は「さくら名所百選の地」にも選ばれた宮城県を代表する桜の名所です。
桜なら見飽きているという方、しばた桜まつりではそこでしか行われない催しや美しい景色がたくさんあります。
そこで今回はしばた桜まつり2019日程と桜の見頃や開花状況などについて詳しくご紹介していきます。今年の花見を計画中の方や、まだ花見に行くかどうか検討中の方もぜひチェックしてみてください。
目次
しばた桜まつり2019!桜の見ごろと開花状況は?
しばた桜まつりがおこなわれる船岡城址公園の桜は1,000本以上あり、種類はソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラなどがあります。
例年の桜の開花時期は4月上旬 ~ 4月中旬となっています。開花時期はその年の季節によって変化しますので、時期が近くなったら下記のサイトを参考にしてみてくださいね。
https://weathernews.jp/s/sakura/spot/49/ (ウェザーニュース)
しばた桜まつり2019の日程はいつ?
しばた桜まつりは毎年、船岡城址公園の桜の開花時期に合わせて行われます。2018年は4月5日~4月22日まで開催されました。
例年通りですと、それぞれの催しの時間帯は下記のとおりとなっています。
- 夜桜のライトアップ:18時半~21時
- スロープカーの運行: 9時~21時(桜祭りの期間限定)で往復料金は大人500円 子供300円
- 屋台:ライトアップが終わる21時まで営業
しばた桜まつり2019の見所は?
しばた桜まつりについては、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
山全体が淡いピンク色に染まる美しい桜の景色を見に毎年、国内外から25万人以上の人が訪れます。
公園の山頂には船岡平和観音像がそびえ立っており、観音様と桜の景色が相まって厳かな雰囲気を漂わせています。その頂上から見下ろせる白石川沿いの桜並木もまた絶景です。
また園内をゆっくりと走る片道305mのスロープカーがあり、まるで桜のトンネルをくぐり抜けたかのような素晴らしい景色を見ることができます。
外から見れば桜の中からひょっこりと出てくるスロープカーがとても可愛らしく、人気の写真撮影ポイントともなっています。
そして祭りの醍醐味!屋台が所狭しと並び、美味しそうなにおいを漂わせています。催しも様々あり、バンドフェスタやフリーマーケット、蔵元の新酒披露、太鼓の演奏などがありとても賑やかです。
しばた桜まつりのアクセス方法
船岡城址公園の住所:宮城県柴田郡柴田町船岡舘山95-1
電車で行く場合
- JR東北本線「大河原駅」から歩いて約15分
- JR東北本線「船岡駅」から歩いて約10分
車で行く場合
- 東北自動車道 白石ICで降りて柴田町方面へ車で約20分
- 東北自動車道 村田ICで降りて柴田町方面へ車で約15分
しばた桜まつりの駐車場は?
- 観光物産交流館前駐車場 500円(普通車)
- しばたの郷土館前駐車場 500円 (普通車)
- 柴田町役場駐車場
- 柴田町役場職員駐車場
- 船岡公民館西側駐車場
- 船岡小学校校庭 などがあります。
「しばた桜まつり」の混雑・渋滞の回避方法は?
しばた桜まつりの会場となる船岡城址公園の周りにはいくつかの駐車場がありますが、この時期には多くの人が訪れ大変混雑します。
桜満開時の週末にはすでに朝8時頃から満車になることもあるようです。
基本は電車で行かれた方が良いかと思いますが、車で行きたい!という方は頑張って早朝に到着するようにして、朝桜を拝むというのもありかもしれませんね。
またスロープカーに乗りたい方は、週末は朝から行列ができるので、到着してすぐに並んでおいた方がスムーズに乗れるかと思います。
電車を利用される方も時間帯によっては混むこともあるので、切符の購入や乗車するまでかなり時間がかかることもあります。
駅に到着したら予め帰りの切符を購入しておくか、ICカードの残高をチェックしておくといいですね。
しばた桜まつりにトイレはある?
桜まつり会場内や桜並木沿いにところどころに仮設トイレが設置されます。また臨時駐車場にもトイレが設置されるようです。
会場内のトイレは込み合うかもしれないので、先に駐車場で行っておくのも良いでしょう。
また町の役場や駅のトイレを借りるという方法もありますね。
「しばた桜まつり」の屋台(出店)は?
定番のものから仙台名物の牛タンやずんだ団子などもあります。花見もできて名物も食べられて一石二鳥ですね。また桜ドーナツなんていう季節ものもあります。
他には下記のような屋台があります。
- いかやき
- たこ焼き
- ビール
- チュロス
- 玉こん
- 酒類
- 焼き鳥
- ラーメン
- おでん
- コロッケ
- 大判焼き
- くじ引き など
「しばた桜まつり」の観光スポット1 樅ノ木は残った(船岡城址公園)
「樅ノ木は残った」は、1970年1月4日 ~ 12月27日まで放送されたNHK大河ドラマです。
江戸時代前期の4代将軍である徳川家綱の治世に起こった伊達騒動を題材にした山本周五郎の小説が原作です。
このドラマは地元と観光タイアップした舞台地での本格ロケが行われ、今、流行のご当地ブームの先駆けとなりました。
その題名にもある「樅ノ木」の舞台が船岡城址公園なのです。2011年には樅ノ木周辺を整備し「樅ノ木は残った展望デッキ」が作られ、白石川の桜の名所「一目千本桜」が一望できるようになっています。
歴史好きの方はここで宮城の歴史に思いを馳せるものいいですね。
「しばた桜まつり」の観光スポット2 おおがわら桜まつり
白石川沿いの桜並木を近くで開催されるのが「おおがわら桜まつり」です。清らかな白石川が流れ、蔵王の山々をバックに満開の桜並木が本当に綺麗です。
ここも船岡城址公園と同じく「さくら名所百選の地」に選ばれた場所です。お祭りでは出店や屋台、夜桜ライトアップやお花見屋形船の運航などが催されます。
「しばた桜まつり」の観光スポット3 白石城の桜まつり
宮城県白石市の益岡公園で行われる桜祭りで、その公園内には伊達家重臣の片倉小十郎が居住していた白石城があります。城を取り囲むように美しい桜が咲き、お花見の名所となっています。
桜祭りの期間は4月上旬~下旬頃で、夜にはぼんぼりによる城と桜のライトアップで幻想的なムードを楽しむことができます。
「しばた桜まつり」の観光スポット4 蔵王エコーライン雪の壁
「蔵王エコーライン」は宮城県と山形県を結ぶ道路で、蔵王連峰を横断する26km区間のことです。
春になると冬に積もった大量の雪が除雪され、この道路の両端に数メートルもの雪の壁が出現します。
迫力ある雪の壁を眺めながらドライブすることも出来ますし、御釜などの景勝地も点在するのでそこに観光に行くのもお勧めです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「しばた桜まつり」についてお話しました。
しばた桜まつりは桜の景色が素晴らしいのは元より、可愛いらしいスローブカーや地元の方々が丹精込めて準備してくださった屋台や催しでさらに楽しさが倍増されています!
宮城県の桜に興味が出てきた人はぜひ行ってみてくださいね。