赤ちゃんはまだ首が据わっていない間は仰向けに寝ています。しかし、日々成長してくうちに寝返りができるようになります。
ただ、なかなか寝返りが出来るようにならなくて心配という方もいるようです。
でも実は、寝返りがなかなか出来ないからと言ってそう心配することはないのです。
むしろ寝返りが出来るようになってからは赤ちゃんの行動範囲がぐんと広がるので注意が必要です。
そこで今回は、赤ちゃんの寝返りが始まる時期や寝返りの練習方法、注意点などについてお伝えします。
目次
赤ちゃんの寝返りとは?
赤ちゃんは成長していくうちに、体を思うように動かせるようになっていきます。
視力も発達し、いろいろな物を見たいという好奇心も出てきます。
こういった成長過程で仰向けに寝ている状態から自分で寝返りが出来るようになります。
赤ちゃんの寝返りが始まる時期は?
う、うちの子が初めて
寝返りしたー!٩(>ω<*)و✨✨
まだ3ヶ月なのに早いwww
コツ掴んだみたいで、そのあと
2回くらい寝返りして遊んでたw#赤ちゃん#寝返り pic.twitter.com/172nID9FIE— みー (@love_skyhi_yf) 2018年10月19日
寝返りを始める時期は、おおよそ5〜7ヶ月頃が多いです。
しかし、赤ちゃんによって個人差があり、これよりも早い子もいれば遅い子もいます。
中には寝返りよりも先におすわりやハイハイを習得する子もいるそうです。
ですから、寝返りの時期が早かったり遅かったりしても、神経質にならなくても大丈夫です。
赤ちゃんそれぞれのペースで成長していくので長い目で見守ってあげましょう。
赤ちゃんの寝返りの練習方法とは?
赤ちゃんの寝返りの練習方法については、その様子を解説している、分かりやすい動画がありますので、こちらをご覧ください。
寝返りを始める時期には個人差がありますが、実は寝返りをしないままでもその後の成長に影響はありません。
そのため特別な練習の必要もありませんし、赤ちゃんが自然にできるようになるのを見守ってあれば大丈夫です。
しかし、どうしても寝返りをしないのが不安であれば、スキンシップも兼ねて寝返りのサポートをしてあげることもできるのでその方法をご紹介します。
寝返りの練習方法
赤ちゃんが寝返りを始める兆候の一つとして、体を横にひねっていかにも「横が向きたい」というような様子になるときがあります。
このタイミングでそっと背中を押してあげ、赤ちゃんがクルッと回れるようにサポートしてあげましょう。
何度かやっているうちに赤ちゃんが自分でコツを掴み寝返りが出来るようになります。
他にも、赤ちゃんの手が届くか届かないかというところにお気に入りのおもちゃを置いてみるのも良いかもしれません。
何とかして取ろうとジタバタしているうちに寝返りが出来てしまうかもしれませんよ。
ただ、いずれにせよ無理やりやらせるのは禁物です。赤ちゃんの機嫌を伺いながら、嫌がっていれば無理にさせないでください。
赤ちゃんが寝返りしやすい環境とは
赤ちゃんが早く寝返りするのが見たい!と思いながらも、赤ちゃんの寝返りを妨げるような環境になっていないでしょうか。
例えば赤ちゃんの服装はどうでしょう。寒い時期で何枚も厚着をしていて動きにくいと、寝返りするのも難しいでしょう。
また、寝返りが出来ても周りに物が散らかっていては赤ちゃんの顔や体を傷つけてしまう恐れがあります。
赤ちゃんがいつ寝返りをしてもいいように環境を整えておくことが大切です。
赤ちゃんの寝返りが始まったら注意することとは?
寝返りが出来るようになるのを楽しみにしている方も多いと思いますが、寝返りが出来るようになると行動範囲が広がりさらに多くのものに興味を持ち始めます。
そうなってくると特に注意が必要です。赤ちゃんにとって危険な状態を招かないように注意することをご紹介します。
うつ伏せによる窒息に注意!
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「寝返り返り」という言葉を知っていますか?
赤ちゃんは初めのうちは寝返りが出来て自力でうつぶせの状態になったとしても、元の仰向けの状態に戻る「寝返り返り」が出来ない場合も多いです。
そうすると気を付けなければならないのが窒息してしまう危険があることです。
特に寝具や枕が柔らかいと顔が埋もれてしまい息が出来なくなるということも実際に起きています。
寝返りをすることも考えて寝具などを選び、顔の近くに物を置かないようにすることも大切です。
落下に注意!
赤ちゃんは普段どんなところに寝かせていますか?あまり動かないからと言って柵の無いベッドやソファーなどに無防備に寝かせたまま目を離していることはないでしょうか。
寝返りが出来るようになると高いところからの落下には注意が必要です。成長が進むとベビーベッドの柵があっても落下してしまうことがあります。
赤ちゃんは日々成長し、出来ることが増えていっていることを忘れずに、大きな事故にならないように注意しましょう。
部屋の整理整頓に注意!
赤ちゃんが寝ている部屋はきちんと整理整頓されていますか?散らかっている部屋は赤ちゃんにとって危険がいっぱいです。
寝返りが出来るようになると思わぬところまで赤ちゃんが移動しているということもあります。
床に落ちているものを何だろうと思って口に入れてしまったり、ぶつかった衝撃で机などからモノが落ちてきて怪我をしてしまうこともあるかもしれません。
赤ちゃんを寝かせる部屋は常に整理整頓された状態にしておくことが大切です。
赤ちゃんの寝返りのきっかけとは?
赤ちゃんはどんなきっかけで寝返りが出来るようになるのでしょうか。
これも赤ちゃんによって様々です。いくつか事例を紹介すると、まず「見たいもの」に興味を持ったときとも言われています。
赤ちゃんは視覚が発達してくると「もっと色々な物がみたい」という好奇心が大きくなります。
テレビなどを見ているうちに仰向けのままでは「見にくいな~」と思うのかもしれませんね。
他にも、育児教室や交流イベントなどで一緒になった他の赤ちゃんに触発されて出来るようになったという話もあります。
赤ちゃんは周りの子や大人たちから見よう見まねで習得することも多いでしょう。
そんな点でも他の赤ちゃんたちと同じ空間で過ごせる時間はとても価値がありますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんがなかなか寝返りが出来るようにならないからと言って焦ることはありませんよ。
赤ちゃんは自分のペースで日々成長していくのであたたかく見守ってあげてください。
ただ、寝返りが出来るようになれば危険もいっぱいです。赤ちゃんが危ない目にあわないために安心できる環境づくりが必要です。
いつ寝返りをし始めてもいいように日ごろから気を付けておきましょう。
見たい、触れたい、いろんなところに行きたいなど、日々赤ちゃんの好奇心は大きくなっていきます。
そんな成長の様子を楽しみながら、親としても成長できるように努力していけるといいですね。