あなたは今、夫に育児の疲れを分かってもらいたいと思っていませんか?
ずっと育児をしているお母さんに比べて、お父さんは仕事でなかなか育児に参加できない、という家庭も多いのではないでしょうか。
夫の態度にイライラしてしまう、夫に育児疲れを分かって欲しい、というお母さんも多いですよね。
ここでは、育児中の夫に対する気持ちや解消法、育児の疲れを分かってもらう方法などについてお伝えしていきます。
目次
育児疲れで夫に対するイライラの3つの原因
育児で忙しくしているお母さん、イライラの矛先がお父さんに向いてしまうこともありますよね。
では、具体的に、どういった時に夫に対してイライラしてしまうのでしょうか。
その原因と解決策を探っていきましょう。
まずはこちらの動画をご覧ください。参考になります。
マタニティ・ブルーズ
マタニティ・ブルーズという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。これは、出産後にホルモンバランスが乱れてしまい、感情の浮き沈みが起こってしまうものです。
いつもならなんでもないことにイライラしてしまう、ちょっとしたことが気になってしまう、急に悲しくなったり怒りたくなったりしてしまう、ということがよくあります。
状態を説明しても、旦那さんにはなかなか分かってもらえないかもしれませんが、そんなときは聞き役になってもらいましょう。今の気持ちを支離滅裂でもいいので吐き出してしまえば、自分は少しでも楽になれて、旦那さんにも少しでも気持ちが伝わるはずです。
完璧を求めてしまう
いつも赤ちゃんと接しているお母さんに比べて、旦那さんはその何分の一しか赤ちゃんと接していられません。
そのようなことをついつい忘れ、自分と同じように赤ちゃんのお世話をしてほしいのに、なんでできないの!と思ってしまったことはありませんか?
お母さんも最初の頃は手探りだったオムツ替えや沐浴、今では上手にできるようになっていますよね、でも旦那さんはまだ手探りの段階かもしれません。
自分と同じレベルでお世話をしてほしいというのは、すぐには無理なことだと割り切りましょう。それでも旦那さんはやろうとしてくれています。
せっかくやったのに、なんでできないの?全部教えなきゃいけないの?と言われたら、じゃあ自分でやってよ、と思われても仕方ないですよね。
お母さんも失敗して覚えたように、夫の失敗も多めに見て、教えるところは手取り足取り教えてあげましょう。
言わないとやってくれない
夫のほうから、あれやろうか?これやろうか?と言われた経験のある方は少ないかもしれません。
それは、悪意があって育児に参加していないのではなく、察することが苦手な男性が多かったり、何をどうしていいか分からなかったりという旦那さんも多いはずです。
言わないとやってくれないということは、言えばやってくれるということですよね。
赤ちゃんのお世話をしてほしい、家事をしてほしい、というときは、まず頼ってみましょう。
頼るときは、なるべく具体的に話すことが大事です。
赤ちゃんの様子を見ていてほしい、とだけ頼むと、夫は具体的にどうしていいか分からず、オロオロしているだけになってしまうかもしれません。お母さんはそこでまたイライラしてしまいますよね。
例えば、「オムツはここにあるから、汚れていたら替えてあげてね。おしり拭きはこれ、オムツを捨てる場所はここ」と言われれば、旦那さんも迷わずオムツ替えができますよね。
このように具体的に示したほうが、お互いにイライラしないで済むはずです。
育児疲れで夫へのイライラを軽減する2つの方法
次に、育児のイライラを少しでも軽減できるよう、夫への対応をまとめていきます。
自分のことは自分でやってもらう
育児をしながら掃除や洗濯、料理などをするのはとても大変ですよね。共働きのお母さんならなおさらです。
子供の寝かしつけをしていたら、うっかり一緒に寝てしまった!とか、グズってる子供をずっと抱っこしていたら他に何もできなかった!なんてこともあるでしょう。
そんな時に、仕事から帰ってきた夫に、ご飯は?なんて言われたり、明日から出張だから準備しておいて!なんて言われたら、イライラが倍増しますよね。
そうならないためにも、日ごろから自分のことは自分でやってもらいましょう。
ついでに、お母さんの分のご飯を作ってもらったり、みんなの分の洗濯をしてくれたりするようになると、少しでも楽ができますね
一日育児をしてもらう
口で言うほど育児が大変だと分かっていない旦那さんもいます。
お母さんが中心に育児を行っていると、夫はお手伝いしているだけになっていることも多いからです。
子供の機嫌がいいときだけお世話をして、育児をやっていると思っている夫もいるのではないでしょうか。
そんな夫に、一日育児を任せて、お母さんは外でリフレッシュしてみてはいかがでしょう?
実際に夫が一人で育児をしようとすると、お昼寝したと思ったらすぐ起きてしまって、グズりだしたときに原因が分からなかったり、寝かせたいのに寝てくれなかったり、困ることが多いと思います。
いつもはお母さんに任せていたところを自分でやってみると、その大変さに気が付いてくれるはずです。
一日任せるのは不安、というときは、2~3時間でもいいので、お母さんがいない状態で育児をしてもらうといいでしょう。
旦那さんは育児の大変さに気付き、お母さんはリフレッシュする時間が持てるので、お互い有意義な時間になると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
育児だけでなく、夫に対するイライラも募ってしまうと、余計に疲れてしまいますよね。
旦那さんにも、育児疲れを分かってもらうと、イライラは軽減されていくかと思います。
育児疲れに悩んでいるお母さんは、今回の記事を参考に、旦那さんへの対応を少し変えていってみてはいかがでしょうか?
育児に協力してもらえるように、上手く話しができるといいですね。
旦那さんが積極的に育児に協力してくれるようになれば、お母さんの負担は減って、育児疲れからも、今より解放されるはずです。
いきなり多くのことを望むのは難しいですが、少しずつ育児に協力してもらうことで、夫婦の会話も増え、家庭円満に導くキッカケにもなっていくかと思います。